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GP:Best of GP 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 ペンタ・エル0M vs.マイケル・エルガン(5/7/17)

マイケル・エルガンvs.キース・リー(5/26/17)

丸藤正道vs.ドノヴァン・ダイジャック(7/9/17)

@PROGRESSアトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.マイケル・エルガン(2/19/17)
 エルガンが良い試合にしようとする論理が
 リドルのらしさを失わせている印象。
 決して何かが失敗している訳ではないし、
 一進一退の量もそれなりにあるのだけれども
 一線を越えないままフィニッシュを迎えました。
 平均的な良試合。

Aペンタ・エル0M vs.マイケル・エルガン(5/7/17)
 ペンタゴンがアピール力を見せ付けると
 エルガンはそんな余裕ないぞ、とシバキにかかります。
 エルガンは技の組み立て、間の置き方が素晴らしく、
 ユーモアも効いていました。
 攻めの構築を見せるエルガンに
 ペンタゴンも任せることなく、
 自分も過不足無くフィットさせにいって
 密度の高い試合に昇華させていきました。
 雪崩式パワー・ボム後のクライマックスが
 それまでが嘘のように息が合わずに崩れてしまったのが残念でしたが、
 それでも執念のニア・フォール合戦は
 激戦にふさわしいものでした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/17)

Bマイケル・エルガンvs.キース・リー(5/26/17)
 ビッグ・マン定番のショルダー・タックルからスタート。
 エルガンが一つ先を行きキースにやりたいことをさせません。
 と思いきやキースがヘッド・シザースやドロップ・キック。
 初見の人には予想もつかないキースのムーブを効果的に演出していますね。
 エルガンが徹底的に試合をコントロール。
 ここまでするのは彼が団体主であることも多分にあるのだろうけど
 それによるデメリット以上のものをしっかり作っているのは流石。
 相手の能力を信用していないかと思うレベルですけどね。
 その中でキースは驚異の粘りで怪物っぷりを印象付け。
 一気にスターダムに上り詰めましたね。
 ぎりぎり好勝負。

C丸藤正道vs.ドノヴァン・ダイジャック(7/9/17)
 ゴングが鳴っても動かず、 
 このカードの特別感を堪能させます。
 ダイジャックは体格に優れる者として簡単に倒れず
 丸藤の華麗さも引き立ちますね。
 体格差を前面に出す中で少し一義的な攻防に落ちこむも
 一定レベル以上で攻防は生み出し続けています。
 そして終盤は丸藤を誘致した価値のある激戦を演じ、
 終わってみれば思いの他綺麗に化学反応したな、
 という印象にまで持っていきました。
 ぎりぎり好勝負
 (執筆日:9/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@PROGRESSアトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.マイケル・エルガン(2/19/17)
Aペンタ・エル0M vs.マイケル・エルガン(5/7/17)
Bマイケル・エルガンvs.キース・リー(5/26/17)
C丸藤正道vs.ドノヴァン・ダイジャック(7/9/17)