TOPアメリカン・プロレスどインディー →CWF-MA:Battlecade XIV 12/28/13

CWF-MA:Battlecade XIV 12/28/13の分析


名勝負 CWF-MA王座戦:エリック・ロイヤル(ch)vs.トレヴァー・リー
好勝負 なし

@#1コンテンダーズ・マッチ:レイジ&ザ・マシーンvs.キルビリーズvs.ルイス・ムーア、マット・ヒューストンvs.チャーリー・ウェストン、スミス・ギャレット
Aレイ・ケンドラックvs.ジミー・パーカー
Bライジング・ジェネレーション・リーグ王座戦:クリス・リー(ch)vs.チェット・スターリン
CTV王座戦:チェイス・ダコタ(ch)vs.アンドリュー・エベレット
Dランス・ルードvs.アーロン・ビッグスvs.ジェイソン・ミラーvs.ミッキー・ジェームスvs.セドリック・アレクサンダー
EPWI王座戦:シェイン・ヘルムス(ch)vs.ゼイン・ドーソン
Fフラッグ・マッチ:マニー・ガルシアvs.ロブ・マクブライド
GノーDQ:マッティ・デ・ネロvs.ニック・リチャーズvs.ダニー・ダラーズ
Hタッグ王座戦:カミカゼ・キッド、リー・ヴァリアント(ch)vs.ブラッド・アティテュード、リック・コンヴァースvs.ロヴ・ウィルキンス、ウォルター・ファートン

ICWF-MA王座戦:エリック・ロイヤル(ch)vs.トレヴァー・リー
 非常に真面目にポジショニング・レスリング。
 しかしスポーツ的にはなりすぎず、
 ちょっとした華やかさ、美しさを加えている。
 今時滅多にないプロレスのレスリングの基礎まで遡った攻防を行う一方で、
 定型に拠らず自分の考えで次のシーンを選択している。
 リーが張り手で挑発して逃げる軌道は
 エリックを中心にして綺麗に周囲を回っている。
 場外スポットに絡めてリーのセコンド介入。
 ベビーフェイス/ヒールの雰囲気作り。
 観客に直接的に働きかけてはいないですが、
 絶妙のニュアンスが十分に移入感を引き立てている。
 かなり重いダメージ設定をしながら後半戦。
 リーが切り返してバック・ブリーカーを決めたのがキー・スポット。
 エリックの体重が自分より重いものの
 相手の動きを利用して決めている感じが出ているし、
 何よりそれで自分の脚も痛めてしまう表現が最高です。
 ハンデを負った中でリーは地味に落とし込みつつ選択をし続ける。
 場外を上手く使っていますね。
 終盤はここぞで切り返しを多用し白熱。
 インパクトのある技の数々、
 カウント3にならない細やかな理由付け、
 そして最高の試合が必要とする美しいフィニッシュがそこにはあります。
 ダニエルソンvs.ナイジェルを見た時の感動が蘇りました。
 文句なしに名勝負。
 試合後、元コミッショナーが現れると遺恨を捨ててエリックを称える。

 (執筆日:12/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@#1コンテンダーズ・マッチ:レイジ&ザ・マシーンvs.キルビリーズvs.ルイス・ムーア、マット・ヒューストンvs.チャーリー・ウェストン、スミス・ギャレット
Aレイ・ケンドラックvs.ジミー・パーカー
Bライジング・ジェネレーション・リーグ王座戦:クリス・リー(ch)vs.チェット・スターリン
CTV王座戦:チェイス・ダコタ(ch)vs.アンドリュー・エベレット
Dランス・ルードvs.アーロン・ビッグスvs.ジェイソン・ミラーvs.ミッキー・ジェームスvs.セドリック・アレクサンダー
EPWI王座戦:シェイン・ヘルムス(ch)vs.ゼイン・ドーソン
Fフラッグ・マッチ:マニー・ガルシアvs.ロブ・マクブライド
GノーDQ:マッティ・デ・ネロvs.ニック・リチャーズvs.ダニー・ダラーズ
Hタッグ王座戦:カミカゼ・キッド、リー・ヴァリアント(ch)vs.ブラッド・アティテュード、リック・コンヴァースvs.ロヴ・ウィルキンス、ウォルター・ファートン
ICWF-MA王座戦:エリック・ロイヤル(ch)vs.トレヴァー・リー