TOPアメリカン・プロレスどインディー →CCW:5/7/05

CCW:5/7/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間50分です。

@テイター・カービィvs.ハンター・トンプソン
 流し見させる程度の試合。

A ミゼット・マッチ:ジョー・キッドvs.バッド・ボーイ・バック
 サグラダのような華麗な動きが出る訳ではないが
 ミゼット定番のコメディー・マッチをレフェリー含めて。
 取り止めがないのでマッチをつけるのは間違いかもしれないが
 少なくとも面白い。

Bブラッド・トーマスvs.ジェイソン・ジョーンズ
 かなり素人臭い動きですが
 奇を衒わず観客のニーズ通りの
 7,80年代ぐらいの善悪プロレスをしており
 観客に受けていますね。
 悪くはないです。 

6人タッグのクライマックスだけ収録。

Cボビー・フルートンvs.ジョージ・サウスJr
 フルートンはファンタスティックスというタッグで活躍したそう。
 そしてサウスJrの父親は80年代後半
 WCWに取り込まれる前の時期に
 MACWでタッグ屋をやっていたようです。
 さて色々と時間を潰してようやく試合開始。
 序盤はまったりと腕の取り合いとか
 ストマック・クローを使ったりと古めかしい内容を。
 味があるし良いのでは。
 
Dデイビット・フレアーvs.ブラッド・アンダーソン
 ブラッドは禿げてないのにアンダーソンを名乗るのかと
 思ってたら後にフォー・ホースメンに加入する
 ミネソタ・レッキング・クルーのオリジナル・メンバー、
 ジーン・アンダーソンの息子だそうで。
 試合はそれぞれ親が偉大すぎる事を差し引いても
 微妙で見れたものではないです。
 一応は盛り上がりますけど
 Bのそれとは違います。
 
Eバーバリアンvs.マッド・マックス
 両者ロード・ウォーリアーズの
 模造品タッグとして売り出された物同士。
 マッド・マックスはこれで初めて見るけど
 おそらくバーバリアンと同じで試合できなかったんでしょうね。
 それを言えば元ネタのロード・ウォリアーズだって
 たいした事ないのだが、あれは少なくともオーラがありました。
 しかしこの2人はオーラもなければ味もない。
 救えませんね。
 バーバリアンはペイントぐらいしたらいいのに。
 
F3本勝負:ロックン・ロール・エクスプレスvs.ミッドナイト・エクスプレス
 ロバート・ギブソンが出られなくなったことで
 最近レジェンドに祭り上げられている
 ブラッド・アームストロングが代役。
 かつては一世を風靡した黄金タッグ対決も
 年には勝てず20秒で1本決まります。
 その後3人でネタをやったり
 動けるブラッドがメリハリをつけたりしてますが
 基本的にリングに立っているだけで
 金を取っている代物です。
 
G生ける伝説を賭けたバンクハウス・マッチ:テリー・ファンクvs.ダスティ・ローデス→詳細
 メインは正真正銘のレジェンド対決。
 試合前のマイク・アピールから全開。
 ファンクが替え歌を歌い
 アナウンサーのローデスの紹介を妨害すれば
 ローデスも自らコールしたり・・・と
 両翁がネタを披露していきます。
 年をとって動けないレジェンドの
 正しき試合のあり方ですね。
 満足です。

特典でクリップ集付き。

総評
 質という概念とは無縁の内容ですが
 不思議と悪い気はしません。
 ほろ酔い気分で郷愁にひたるために見る肴の類でしょう。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@テイター・カービィvs.ハンター・トンプソン
Aミゼット・マッチ:ジョー・キッドvs.バッド・ボーイ・バック
Bブラッド・トーマスvs.ジェイソン・ジョーンズ
Cボビー・フルートンvs.ジョージ・サウスJr
Dデイビット・フレアーvs.ブラッド・アンダーソン
Eバーバリアンvs.マッド・マックス
F3本勝負:ロックン・ロール・エクスプレスvs.ミッドナイト・エクスプレス(2-0)
G”生ける伝説”を賭けたバンクハウス・マッチ:テリー・ファンクvs.ダスティ・ローデス