BLP:Best of BLP 2019の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@サッドカンプ(ドミニク・ギャリーニ、ケヴィン・クー)vs.ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー、ジェームス・ドレイク)(2/2/19)
序盤はギャリーニのMMAムーブで魅せます。
ワークホースメンがプロレスの形に落とし込んだ後、場外戦。
ドレイクは売りの荒々しさを際立たせていますね。
相方のアンソニーも格好良い。
格好良さを仕草で演出していますが、
これを攻めだけでなく受けでも見せれている所に成長を感じますね。
荒削りのサッドカンプをタッグ力、個の魅力両方でキャリー。
想像以上に充実した内容に仕上がっています。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Aローリー・グラックvs.ダニエル・マカベ(2/2/19)
ローリーが過剰なアピール・キャラでアクセントを利かせつつ
綿密なレスリング・テクニックで魅了します。
この2人だからこそできる内容ですね。
バックの取り合いだけで魅せれる。
後半は打撃やプロレス技も混ざりますが、
ベースはあくまでレスリングで
単なるニア・フォール合戦とは違う面白さを作っている。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:6/?/18)
BBLPヘビー級王座戦、ラスト・マン・スタンディング:コービー・ダスト(ch)vs.イーサン・ペイジ(7/27/19)
コービーのセコンド退場アナウンス後試合開始。
イーサンが襲いかかり乱闘。
観客席を超えて会場外に出て車を使って攻防する等
インディーらしさ溢れていますね。
会場に戻るやセコンドが戻ってきて乱闘、最初のカウント。
緻密ではないですが、
地味な攻防を排してどんどん盛り上げていこうという構成はあり。
椅子への投げなどカウントに値するハードスポットを次々と披露。
最後が乱入フィニッシュだったのは残念ですね。
カウントの取り方自体も新しかったものの素人でもできるネタだったので。
中々良い試合。
Cターボ・グラスプス16決勝、インディペンデント・レスリング王座戦:エリック・スティーブンス(ch)vs.ウォーホース(9/21/19)
ショルダー・タックルを食らった反動でロープに走って打ち返すシーンから。
スティーブンスは筋肉落ちて引退前の迫力が失われているので
上記シーンがベスト・フィットとは思えませんが、
その後の試合運びを見ていると技量は衰えておらず安定感がありますね。
エプロンへのバック・ドロップから腰攻め。
ウォーホースはセルがまだまだ下手ですが、
攻めはスケール感あって魅力がある。
エプロンでのハーフ・ネルソン・スープレックスを決めてやり返すなど
激しい攻め合いで盛り上げました。
中々良い試合。
(執筆日:10/?/19)
D30分アイアン・マン・マッチ:ワーク・ホースメン(JDドレイク、アンソニー・ヘンリー)vs.ヴァイオレンス・イズ・フォーエバー(ドミニク・ギャリーニ、ケビン・クー)(9-8)
ホースメンが仕掛け椅子攻撃にボード攻撃。
DQの嵐ながら、その分悠々とフォールも取るので、
試合開始6分でスコアはWH 5-ViF 6。
ViFが一矢報いるもクーが孤立を脱しても
防戦一方であることは変わらず
13分にてWH 6-ViF 8のスコアになります。
定番の演出ではありますが、
ここまで大きなパートでやってしまうと
試合に制限をかけることにもなります。
しかしホースメンが抜群の上手さを見せ、
主導権を渡さない中で繊細な一進一退で盛り上げます。
ダブル・ダイブ後、場外でハードな打撃戦。
ここで大きく切り替えると共に
上手くボード再登場に繋げましたね。
クーの奮闘が光り、ギャリーニのギミックも活きている
素晴らしい攻防を繰り広げましたね。
ただ最後のフォールへ持っていくのが
時間配分間違えたのでしょうか、
最後の残り1分半が無為の攻防でした。
クーとアンソニーが1対1で蹴り合うアドリブで行くなら
ギャリーニは変に介入すべきではなかったし、
アドリブなりにニア・フォールも演出できたはず。
最後が勿体無かった。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@サッドカンプ(ドミニク・ギャリーニ、ケヴィン・クー)vs.ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー、ジェームス・ドレイク)(2/2/19)Aローリー・グラックvs.ダニエル・マカベ(2/2/19)
BBLPヘビー級王座戦、ラスト・マン・スタンディング:コービー・ダスト(ch)vs.イーサン・ペイジ(7/27/19)
Cターボ・グラスプス16決勝、インディペンデント・レスリング王座戦:エリック・スティーブンス(ch)vs.ウォーホース(優勝!新チャンピオン!)(9/21/19)
D30分アイアン・マン・マッチ:ワーク・ホースメン(JDドレイク、アンソニー・ヘンリー)vs.ヴァイオレンス・イズ・フォーエバー(ドミニク・ギャリーニ、ケビン・クー)(9-8)