TOPアメリカン・プロレスどインディー →Ballpark Brawl:Ballpark Brawl IV Friday Night Smash 7/15/05

Ballpark Brawl:Ballpark Brawl IV Friday Night Smash 7/15/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み本編約2時間45分(特典は1時 間)です。

@バックシート・メンvs.アウトキャスト・キラーズ
 悪い試合なのは予想通りとして、
 画像が乱れて色がおかしくなる場面が見られるなんて
 今時ありえませんよ。
 他の試合でも映像の粗さが目立ちます。

A ディバイン・チャレンジ
 ジョニー・ディバイン相手に5分耐えられるかというもの。
 相手はジョン・マチェスニー。
 実力で勝るマチェスニーがディバインを引き立てます。
 この手の試合としたら上手くできている方です。
 試合後アルティメット・ウォーリヤーに扮したマット・ストライカーが登場。
 それぞれパクリ・ムーブを披露。 
 この辺チャプター・ポイントが
 試合直前ではなく試合終了後なので
 関係ないプロモから始まります・・・。  

Bスリック・ワグナー・ブラウン”WNYチャレンジ”
 こちらはジョバーを蹴散らしていくも
 最後は定番のアビスが出てくるというもの。
 試合の質の前にこの形式で最後反則裁定されても・・・

C4コーナー・エリミネーション・マッチ:ピティ・ウィリアムスvs.ショーン・スピアーズvs.クリス・セイビンvs.ジェイ・リーサルvs.ロデリック・ストロングvs. マスチフ
 しょぼい団体の王者をやっているマスチフを早々に除外。
 セイビンがチーム・カナダ+ヒールのストロングに捕まり
 ようやくタッチすると人気者のリーサルが大爆発。
 ストロング、リーサル間がヒート・アップしフェイド・アウトでダブル・カウントアウト。
 後は定番。
 裏切りのロー・ブローから丸め込みのシーンが
 リプレイで隠れたりとこの団体の映像編集者は何を考えているんだ。
 平均より少し上。

DCMパンクvs.ホミサイド
 心理戦からハードコア場外戦。
 リングに戻ると微妙な終盤。
 中身の薄い雑な仕事ぶり。
 悪い試合。

Eキッド・キャッシュvs.ダスティ・ローデス
 残念ながら味もなくひどい試合。
 ひたすら焦らしてエルボー2発というのも寂しい。
 せめて最後にエルボーの大盤振る舞いしてくれても良かったんじゃないの。

Fエイプリル・ハンターvs.アリエル
 トイレ休憩。

Gナチュラル王座戦、3本勝負:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
 インディでは外れの確立が高い3本勝負。
 それでも黄金カードならばと期待せずにはいられなかったのですが・・・
 PWGの1時間マッチ並みに
 黒歴史物となってしまったのです。
 ではその期待外れな1戦を振り返ります。
 まず心理戦という名の時間稼ぎで4分。
  定番AJのドロップ・キックを巡る攻防を挟み
 AJがバック・ブリーカーを決める。ここで6分。
 ここから腰狙いを2分続けムタ・ロックで
 ダニエルズがまさかのタップ・アウト。
 普通に戦ってダメージ食らうのが首と腰ですよ。
 その首をわずか2分痛めつけただけで
 ダニエルズ程のレスラーが只の得意技でタップというのはひどい。
 さて2本目。
 劣勢のダニエルズがロープを使ってのネック・ブリーカーを決めた所で10分。
 3分首攻め、反撃しようとしたAJをコウジ・クラッチに捕らえ終。
 普通に戦ってダメージを〜以下略〜。
 さて3本目。
 首中心に一方的に攻めBME自爆。17分。
 AJが反撃し得意技ラッシュ。
 カウント3とれないのでスタイルズ・クラッシュへ。
 ダニエルズはレフェリーを掴んで逃れると
 脚を取りロープ悪用のカバーで幕切れ・・・。
 試合時間は20分でした・・・。

特典の試合は見たまんま語るに及ばず。
特典映像2時間以上とパッケージに書いてますが
その実態は1時間で堂々の水増し。
このレベルなら2倍あろうが3倍あろうが関係なし、ですけど。

総評。
 会場悪し。
 レスラーの奮闘度悪し。
 編集悪し。
 総じて悪し。
 黄金カードの研究家の方だけが
 手に入れられるとよろしい。 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Gナチュラル王座戦、3本勝負:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
  ダニエルズはレフェリーのカウントが自分の時だけ早いと文句をつける。
  腕を取られるとすぐにロープ・ブレイクで逃れ場外で間を置く。 
  AJは余裕綽々。
  AJのヘッド・ロックからロープ・ワークへ。
  ダニエルズはドロップ・キックにいかせないため不意をついてパンチ。
  AJがすぐにドロップ・キックを決める。
  挑発し返して怒ったダニエルズをアーム・ドラッグで捕らえる。
  逃れられるもバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  腰に狙いをつける。
  ムタ・ロックでタップを奪う!
  AJが先取(8分)!
  パワー・スラムにブランチャとAJの勢いは止まらない。
  ダニエルズはリング内へのブレーン・バスターを防ぐと
  ロープを使ってのネック・ブリーカー。
  首に狙いをつける。
  AJはサブミッションから逃れると反撃。
  しかしコンプリート・ショットからコウジ・クラッチに捕らえられタップ!
  これで1対1(13分)!
  AJを落とし首を柵にぶつける。
  リングに戻し攻めていく。
  BMEにいくが避けられ自爆。
  AJが猛反撃。
  1回転してのリバースDDTからカバー。カウント2。
  ネック・ブリーカーを狙う。
  逃れられるもペイレイ・キックを決めカバー。カウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュへ!
  ダニエルズはレフェリーを掴んで逃れると
  脚を取りロープ悪用のカバーで1,2,3!
  2対1でダニエルズが勝利し新ナチュラル・チャンピオンに(20分)!
  納得いかないAJはスタイルズ・クラッシュを決め去っていく。

試合結果

@バックシート・メンvs.アウトキャスト・キラーズ
Aディバイン・チャレンジ(挑戦者:ジョン・マチェスニー)85ミニッツ・アウト)
Bスリック・ワグナー・ブラウン”WNYチャレンジ”
C4コーナー・エリミネーション・マッチ:ピティ・ウィリアムスvs.ショーン・スピアーズvs.クリス・セイビンvs.ジェイ・リーサルvs.ロデリック・ストロングvs.マスチフ
DCMパンクvs.ホミサイド
Eキッ ド・キャッシュvs.ダスティ・ローデス
Fエイプリル・ハンターvs.アリエル
Gナチュラル王座戦、3本勝負: AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ(新チャンピオン!)(2-1)
@ESW王座戦:マスチフ (ch)vs.ジョニー・プーマ(新チャンピオン!)(ESW)
ANSP王座戦:コーディ・スティール(ch)vs.クレイジー・スティーブ(新チャンピオン!)(NSP)
Bケビン・ダンvs.ディッキー・サンチェス(NWA Upstate)
Cチップ・ステットソン、JPブラックvs.ヘルキャット、アウトキャスト・ キラーズ(NWA Upstate)
D6マン・タッグ(ESW)