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Alpha-1 Wrestling:Best of Alpha-1 2012の分析


名勝負 なし
好勝負 アルファ・メイル王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイク・ローリンズ(3/11/12)

アルファ・メイル王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイケル・エルガン(10/21/12)

@アルファ・メイル&ゼロ・グラビティ王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.ブロディ・リーvs.マイケル・エルガン(2/5/12)
 一発で引きつつ、すぐ戻ってくることで
 目まぐるしい3ウェイの攻防になっています。
 カードから想像する重量感対決も期待通りで
 後半はパワフルな技の打ち合いになっています。。
 単純な構図ながら荒々しいエネルギーで突っ走りました。
 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/19)

Aアルファ・メイル王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイク・ローリンズ(3/11/12)
 マイクがサブミッション地獄に引きずり込み、
 ナックル・ロックでも押し込んで、
 絶対王者ジョシュを翻弄して期待感を煽ります。

 キャッチーで良い掴みですが、
 これなら攻守の切り替えに明確なスポットを配したかったですね。

 10カウント・パンチにトペ。
 個性的なポイントで上記技を使いつつ、
 均衡したトップ・マッチを演出していきました。
 タフな削り合いは見応えがありましたね。

 普通ならそろそろ終わりという頃合で
 ジョシュがハーフ・ボストン・クラブを決めると、
 他のレスラーが現れマイクをリング叩きで応援。

 最強のジョシュにそれを乗り越えるべく全力を振り絞るマイク。
 エプロンSTOや場外リバース・ツームストンなど
 過激なスポット含め出来うる限りの攻防をやりきりました。

 強さを誇示させるプロレスをさせたら業界最高峰のジョシュ。
 彼の魅力全開、同団体のMOTYを狙うべくして獲得した、
 30分弱の見事な試合でしたね。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:1/?/20)

Bアルファ・メイル/ゼロ・グラヴィティ王座戦、ラダー・マッチ:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.チーチ(4/22/12)
 チーチがハイ・フライ、ジョシュがパワー・ムーブのスタイル・クラッシュ。
 しかしハイ・フライヤーが受け手に回るありがちな構図にはせず
 積極的な攻め合いを展開したのは面白い。

 ただアクションをする為のムーブで
 一つ一つのムーブが考えつくされていない感もある。

 ダメージ表現で数抑えても成立するのに
 技をどんどん出して作って凄い試合をしようとしていて  
 良くも悪くも若さを感じますね。

 場外リバース・ツームストンに
 ラダーでのサンセット・フリップ・パワーボムなど
 過激なスポットを連発して破壊的な終盤で盛り上げ。

 最後のフィニッシュ。
 ブックで工夫してきたのはokですが、
 少しすかしていて、予行演習が足りないのではと感じてしまう。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Cアルファ・メイル王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイケル・エルガン(10/21/12)
 飄々としたエルガンがいきなりカオス・セオリーにクロス・フェイス。
 逸脱した仕掛けではなく自然に織り込んでいるのが効果的です。
 これで王座を脅かす者という印象が作り出されました。
 ジョシュも引かずにコーナーへのDVDを叩き込み重厚感ある戦いに。
 細かい部分でまだ不一致は見られますが、
 根幹の部分は翌年のAIWで見せるのと同じぐらいのエネルギッシュなもの。
 終盤の勢いは素晴らしいし、
 またアレキサンダーにとって自分の庭ということで
 バランスは歪んでおらず見応えのある一進一退になっています。
 無暗にリアクションを取らず最後まで重みを噛みしめてフィニッシュ。
 10分ちょっとだが満足いく戦いでした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:9/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アルファ・メイル&ゼロ・グラビティ王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.ブロディ・リーvs.マイケル・エルガン(2/5/12)
Aアルファ・メイル王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイク・ローリンズ(3/11/12)
Bアルファ・メイル/ゼロ・グラヴィティ王座戦、ラダー・マッチ:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.チーチ(4/22/12)
Cアルファ・メイル王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.マイケル・エルガン(10/21/12)