APW:Kristmas Kaos 12/27/02の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | インターネット王座戦、4コーナーズ60分アイアン・マン・マッチ:スーパー・ドラゴンvs.ボビー・クアンスvs.ジャルディ・フランツ |
@ヴァンス・ネヴァダ、サイコ・セスvs.スティーブ・リザーノ、ヴェニス・ザ・メナス
Aラリー・ブラックウェル、ジェームス・ワトキンスvs.スカグ・ローリンズ、セス・ナイト
Bインターネット王座戦、4コーナーズ60分アイアン・マン・マッチ:スーパー・ドラゴンvs.ボビー・クアンスvs.ジャルディ・フランツ
スパドラはご存知の選手として
クアンスがライバルの技巧派という位置づけ。
フランツは前大会でスパドラ#2を演じた敬意もある生意気ヒールです。
この3人が3ウェイ・・・では残念ながらなく
4コーナーズ・マッチで60分アイアン・マン・マッチに挑みます。
初代ROH王座戦のような特殊なポイント・ルールはなく
フォール等を取れば1Pという分かりやすいルールです。
まずはグラウンド。
クアンスがプライドを見せスパドラと対等だ、と示します。
まずまずのクオリティですね。
要所で派手な3ウェイ・スポットを交えながら構築。
スパドラですからカットだけでなく技を叩き込んだりと幅広い見せ方で盛り上げ、
そんな中クアンスが2本取りリードするという珍しい展開で興味をひきつけます。
クアンスは地味な選手ながら
場外の相手にSSPを打ったりと身を投じて張り合うので気持ちが伝わってきましたね。
スパドラがSSPを自爆したクアンスにサイコ・ドライバーを決めカウント3。
直後にフランツにクアンスの上へのサイコ・ドライバーを決めカウント3。
これで一気に2-2-0でスパドラとクアンスがタイになります。
ここからはもう完全にフランツの勝ち目なし。
スパドラとクアンスの対決に焦点を集め、
一部フランツが出てくるも外部要因としての扱いです。
クアンスが高台からリングに向けて
スーパー・ダイビング・エルボー・ドロップを放つ驚愕のシーンもありましたが
あくまで正統なやり口で最後までやりきったという内容でした。
ROH王座戦と同じでこの年代に難しい課題をやりきった素晴らしい試合ですが
単純に内容だけ見て歴史に残る試合かというとそうではないですね。
入手が難しい割りにリターンは・・・。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:3/14/12)
CB-Boy、ライジング・サン、メリッサvs.トニー・コジーナ、リル・チョロ、ニッキー
Dユニバーサル王座戦:ロバート・トンプソン(ch)vs.ボビー・クアンス
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ヴァンス・ネヴァダ、サイコ・セスvs.スティーブ・リザーノ、ヴェニス・ザ・メナスAラリー・ブラックウェル、ジェームス・ワトキンスvs.スカグ・ローリンズ、セス・ナイト
Bインターネット王座戦、4コーナーズ60分アイアン・マン・マッチ:スーパー・ドラゴン(3)(新チャンピオン!)vs.ボビー・クアンス(2)vs.ジャルディ・フランツ(0)
CB-Boy、ライジング・サン、メリッサvs.トニー・コジーナ、リル・チョロ、ニッキー
Dユニバーサル王座戦:ロバート・トンプソン(ch)vs.ボビー・クアンス(新チャンピオン!)