TOPアメリカン・プロレスどインディー →APW:King of the Indies Tournament Day One 10/26/01

APW:King of the Indies Tournament Day One 10/26/01の分析


名勝負 なし
好勝負 アメリカン・ドラゴンvs.スパンキー

Day 1とDay 2はパッケージングされていますが
量が多いので分けてレビューします。
Day 1は1枚2時間15分です。

まずは各選手が経歴と共に紹介され入場。
一堂に介し開会式が行われます。
アメリカ国歌が流され、Let's get ready to rumble!

@ダグ・ウィリアムスvs.アダム・ピアース
 オープニングにふさわしいカード。
 ピアースはヒールですし
 古風なので技の威力が牧歌的なダグにはぴったり。
 平均より少し上。

Aバイソン・スミスvs.トニー・ジョーンズ
 ジョーンズはAPWのレスラーで怪力系。
 Noahの常連バイソンとパワー対決を。
 試合はとにかく投げ連発。
 それでしか魅せられないんだから仕方ない。
 悪い試合。
 
Bフランキー・カザリアンvs.サモア・ジョー
 テンポ早めで攻防も積極的に取り入れています。
 ジョーは技の使い方が
 まだ定まっていない時期ながら
 それなりに面白かったです。
 平均より少し上。

Cドノヴァン・モーガンvs.スクート・アンドリュース
 ECWAの雄スクートは参加者の中で
 キャリアが長いですしモーガンと共に
 基本的な展開に、ちょっとした捻りを入れ魅せてきます。
 まあまあ良い試合。
 
Dアメリカン・ドラゴンvs.スパンキー
 デビュー2年足らずの者が
 半分以上をレスリングで構築しようだなんて生意気な・・・
 うむむ、面白いじゃないか。
 このレスリング部分だけでなく
 全体を通して非常に妙が利いており惹きつけられます。
 そういやスパンキーはアメドラと相性良いんでしたね。
 いやそれでも相性で片付けるにはこれは素晴らしすぎる。
 両者良く頑張りました。
 ぎりぎり好勝負。

Eクリストファー・ダニエルズvs.スーパー・ドラゴン
 まだスパドラは暴虐に目覚めておらず
 只のルチャ・レスラーに過ぎません。
 またマスクも格好悪いですね。
 タイガー・マスクのデビュー物並みに。
 ダニエルズが試合としての体裁を整えました。
 悪くない。

Fジョルディ・フレンツvs.AJスタイルズ
 今ではお馴染みとはいえ
 AJのムーブは革新的でした。
 フレンツの対角トペコン出したり
 X級のはしりのような試合に。
 AJが見事に引っ張っていて
 平均より少し上。

Gヴィンセンゾ・マサロvs.ロウ・キー
 マサロはイノベイターを名乗ってはいる物の
 イアンのような体形の使えん奴で
 ロウ・キーのショウケース・マッチに。
 悪くは無いけれどもこれがメインと言うのは・・・。

総評
 2日目のために温存して
 大物同士はほとんど当たりませんでしたが
 アメドラvs.スパンキーは素晴らしかったし
 こんなもんでしょう。
 Day 2進出者の面子が凄い事になってるし
 期待が高まります。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Dアメリカン・ドラゴンvs.スパンキー
  じっくりとレスリング。
  互角の攻防。
  アメドラがショルダー・タックル。
  力比べへ。
  スパンキーは押し込まれるもモンキー・フリップで体勢を入れ替える。
  アメドラが逃れフロント・ヘッド・ロック。
  ヘッド・ロックに返されロープに振る。
  スパンキーは攻撃を避けるとアーム・ドラッグ連発で腕を取る。
  5分経過。
  アメドラがコーナーに押し込みチョップ。
  スパンキーはコーナーを使って裏に回ると丸め込み。
  アメドラが丸め込み返す。
  スパンキーはカウント2で返すとアーム・ドラッグ。
  アメドラはロープに振りヒップ・トスを狙う。
  スパンキーは防ぐとアメドラの頭に脚をかけハリケーン・ラナ。
  クローズラインへ。
  アメドラは避けるとアーム・ドラッグを狙う。
  スパンキーは避けて自爆させると丸め込み。
  アメドラはカウント2で返すと場外に出て間を置く。
  アメドラがロープに押し込みスピン・キック。
  ロープの上に落としチョップ。
  スパンキーをリングに戻しクロス・チョップでカバー。カウント2。
  アブナミドル・ストレッチ。
  首投げで逃れられるもスーパー・キック。
  カバーするもカウント2。
  クラバート。
  首投げに返されるも離さない。
  スパンキーがスナップ・メアに返しかぶさる。
  アメドラはブリッジで起き上がると間をおかずにクラバート・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  フルネルソン・スープレックスを狙う。
  スパンキーが抵抗してロープを掴む。
  引き離す。
  スパンキーは逃れるとフェイス・バスター。
  両者ダウン。
  スパンキーが勢い良く攻めていきラ・ケプラーダ。カウント2。
  10分経過。
  コーナーへの突進が避けられるもドロップ・キック。
  サマーソルトからドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  チョップの打ち合いに。
  アメドラがガードしローリング・チョップ。
  ランニング・フォア・アームズからラリアット。
  カバーするもカウントは2。
  ランニング・フォア・アームズへ。
  スパンキーは避けるとスライス・ブレッド#2!
  カバーするもカウントは2!
  コーナーのアメドラ目掛け突進。
  避けられコーナー上に着地。
  アメドラはスパンキーの体勢を崩すと雪崩式バック・ドロップ!
  カバーに行くがカウントは2!
  再び雪崩式バック・ドロップを狙う!
  スパンキーはアメドラを殴り落とすとスプリングボード式DDT!
  カバーするもカウントは2!
  スライス・ブレッド#2を狙う!
  アメドラは後ろに引っ張って防ぐとフルネルソン・スープレックスで1,2,3!
  アメドラの勝利!

試合結果

@ダグ・ウィリアムスvs.アダム・ピアース
Aバイソン・スミスvs.トニー・ジョーンズ
Bフランキー・カザリアンvs.サモア・ジョー
Cドノヴァン・モーガンvs.スクート・アンドリュース
Dアメリカン・ドラゴンvs.スパンキー
Eクリストファー・ダニエルズvs.スーパー・ドラゴン
Fジョルディ・フレンツvs.AJスタイルズ
Gヴィンセンゾ・マサロvs.ロウ・キー