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ACTION:Best of ACTION 2022 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ダニエル・マカベvs.アンソニー・ヘンリー(6/10/22)

ACTION王座戦:ケヴィン・クー(ch)vs.アダム・プリースト(8/12/22)

@ダニエル・マカベvs.アンソニー・ヘンリー(6/10/22)
 テクニックを感じさせる極め具合。
 積み重ねていく良いレスリングですね。。

 ヘンリーのキレある身のこなしが
 マカベの変幻のそれと対比になっていて良い。

 スタイル・クラッシュになりつつも
 お互いのスタンスで距離感が生まれるかな、と思っていましたが、
 ヘンリーがマカベの領域に攻撃的に土足で踏み込んだのには驚きました。

 マカベはティモシー以来の好敵手を見つけたのでは、と思わせる内容。

 ヘンリーの殺しを耐えきって持っていた最後のフィニッシュは美しかった。

 ぎりぎり好勝負。

AIWTV世界王座戦:ACマック(ch)vs.エリック・ロイヤル(6/10/22)
 エリックの圧のかけ方、
 距離感を調整した抑揚は素晴らしい。

 脚攻めもアクセントで加えており総合力に惚れ惚れしますね。

 それに比べるとマックはダウン・ベースからの
 勢いある反撃は魅力的ながら技の後の余韻の見せ方が画一的。

 王者になる前は相手に乗せてもらえば良いのでしょうが、
 今や王者になるので少し物足りないパフォーマンスでしたね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:7/?/22)

BACTION王座戦:ケヴィン・クー(ch)vs.アダム・プリースト(8/12/22)
 Southeast Firstで40分試合を行ったカード。
 11日後の再戦ですが、別団体なのでフェイス/ヒールが逆転しているのが興味深いですね。

 クーの心理戦に対して、プリーストも同じ領域で仕掛け返す序盤は面白いですね。
 
 クーが思いっきり場外で間を置くシーンを挟んで中盤へ。
 細かくいやらしい腕攻めで追い込み。
 クーの個性が出ていて良いですね。
 
 お互いやるべきことを一致して理解していて
 気持ちよく流れを作って押し上げます。

 前回の試合とは真逆でニア・フォールは少なく
 最後はストレートに簡潔にまとめた感はありますが、同じく素晴らしい試合です。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:11/?/22)