TOPアメリカン・プロレスどインディー →ACE:Crossroads VI 6/12/10

ACE:Crossroads VI 6/12/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆ホール・オブ・フェイム・セレモニー。
@アズリエルvs.バンディードJr.
Aべレ・セインツvs.メルセデス・マルチネス、アリシア
Bタッグ・チーム・ランブル
Cマイク・ドノヴァンvs.クロウバー
Dレイヴェンvs.トミー・ドリーマー
E4コーナーズ・オブ・バーブドワイヤー:ジョージ・ルイス・リベラvs.ウィリアム・ウェイス
Fタッグ王座戦、TLCマッチ:ミッドナイト・センセーションズvs.R8D X
Gダイアモンド・ディビジョン王座戦:ロブ・ヴェガスvs.ブルーノ・マルシアーノ

HACE王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:ダン・マフ(ch)vs.モー・セクストン
 アイアン・マン・マッチとはいえ60分ではなく30分です。
 そんなに難しい挑戦ではない。
 というのに開始時からマフは場外で長いこと時間を稼ぎすぎる。
 セクストンが魅力的なムーブを持っていることを示し、
 そのセクストンをマフがラフにダウンさせる。
 それだけのことなのにもう10分経過です。
 普通なら3分ぐらいで終わってもおかしくない気がします。
 マフがギャング的見得を切って、マフを痛めつけます。
 セクストンがエプロンから柵の上に蹴り落とされ壁にぶつけたのは良し。
 ただここでリングアウトにするべきです。
 アイアン・マン・マッチの強みの1つは1本につなげることで展開の印象を強化することですから。
 その後セクストンが劣勢の状態から反撃し、
 スーパー・キックにフロッグ・スプラッシュを連発し先取。
 ここで22分経過です。
 セクストンは動けるヘビー級として魅力がありますが
 まだまだ荒削りですね。
 再開後終盤の攻防を継続し、
 バーニング・ハンマーを決めたマフが1-1に追いつきます。
 上記に挙げたリングアウトで1本決めておけばここでマフが必殺技で引き離す形となり
 より盛り上がったんですけどねぇ。
 その後マフが掟破りのフロント・ヘッド・ロックで2-1に引き離します。
 セクストンが掟破りのバーニング・ハンマーで残り1分で2-2に追いつき、
 最後はセクストンがフロント・ヘッド・ロックを決めるも時間切れ。
 レフェリーがチェックしていたのですが、
 只エプロンにセコンドが上がってきただけで放り出して時間切れになるという馬鹿げたもので呆れました。
 その後5分延長直前にマフの仲間が乱入するもカウント2。
 結局普通に攻防してマフが勝つという結果です。
 これならさっきの卑怯な演出は意味がありません。
 マフが勝つなら30分時間切れで終えておくべきだし、
 セクストンが勝つならこの演出のままがふさわしい。
 普通の試合を希釈しただけの内容で、
 外した演出も試合の印象を悪くしている。
 悪くない試合。


(執筆日:2/1/12)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アズリエルvs.バンディードJr.
Aべレ・セインツvs.メルセデス・マルチネス、アリシア
Bタッグ・チーム・ランブル
Cマイク・ドノヴァンvs.クロウバー
Dレイヴェンvs.トミー・ドリーマー
E4コーナーズ・オブ・バーブドワイヤー:ジョージ・ルイス・リベラvs.ウィリアム・ウェイス
Fタッグ王座戦、TLCマッチ:ミッドナイト・センセーションズvs.R8D X
Gダイアモンド・ディビジョン王座戦:ロブ・ヴェガスvs.ブルーノ・マルシアーノ
HACE王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:ダン・マフ(ch)vs.モー・セクストン(時間切れ→5分延長)(3-2)