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AEW:Dynamite A Celebration of the life of Mr. Brodie Lee 12/30/20の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@コルト・カバナ、ヤング・バックスvs.マット・ハーディ、プライベート・パーティ
 ブロディ・リー追悼大会のオープニング。

 カバナが3人目として適切に関わり、適切に邪魔しない。
 バックスが完成されているからこそ後者はトリオとして非常に大事ですね。

 対するマットはどうしても他と比べて
 キャリアも右肩下がりの中にあり落ち込んでいますが、
 ただ暦年のタッグ・プレイヤーですから上手く誤魔化しています。

 全体構成よりかそれぞれ一定の見せ場を足し算していく形。
 
 物凄い訳ではないが、まったりと楽しめる一戦でした。

 平均的な良試合。

Aランス・アーチャー、ダーク・オーダー(イヴィル・ウノ&ステュ・グレイソン)vs.エディ・キングストン、ザ・ブッチャー&ザ・ブレード
 ブロディ・リー追悼試合#1。

 ランスがブロディ・コスチュームで参加。
 対するキングストンがブロディへの愛を語りつつ、ダーク・オーダーを貶して
 追悼試合として良い雰囲気で試合はスタート。

 セコンド介入から主導権を奪い合って、
 連携技で盛り上げ、リーダー格もしっかりとしたアピール。

 タッグのツボを押さえていますね。

 リーダーがシングルでもう少し広げられる余地はあるでしょうが、
 ランスもキングストンもあくまで追悼の主役ではない、と
 少し控えめにまとめあげた印象でしたね。

 試合後のジェイク・ロバーツの演出含め
 追悼マッチとして良い仕上がりでした。

 中々良い試合。
 
Bアダム・ペイジ、ダーク・オーダー(アレックス・レイノルズ、ジョン・シルヴァー)vs.インナー・サークル(MJF、サンタナ、オーティズ)
 こちらも追悼試合として素晴らしかった。

 試合前からヒート・アップ。
 MJFがブロディの息子を使って直接的に煽り立て、
 サンタナ、オーティズが場を上手く支配して構図を作り上げました。

 対するフェイス。
 ペイジがトップ・レスラーとして立ち振る舞い。
 会場の空間を支配しつつも
 この試合の主役としてシルヴァーに譲る。
 シルヴァーは体の小ささはネックでしたが、
 エネルギッシュに求められた役回りをこなし追悼。

 ブロディのパートナー、ローワンのサプライズ乱入に
 ブロディの息子がMJFを竹刀でシバくシーンで大きく盛り上がって締めました。
 これがメインでも良かった。

 好勝負に少し届かず。

Cアンナ・ジェイ、タイ・コンティvs.ブリット・ベイカー、ペネロペ・フォード

Dコーディ・ローデス、オレンジ・キャシディー、10 vs.ブライアン・ケイジ、リッキー・スタークス、ウィル・ホップス
 10が追悼大会メインをフィニッシュ。
 試合後タズ軍団が引かずに襲撃するもスティング、アレンが追い払う。

 ブロディの息子に初代TNT王座をコーディが贈呈。
 感動的な幕引きでブロディへの追悼としました。
 (執筆日:1/?/21)
Show Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@コルト・カバナ、ヤング・バックスvs.マット・ハーディ、プライベート・パーティ
Aランス・アーチャー、ダーク・オーダー(イヴィル・ウノ&ステュ・グレイソン)vs.エディ・キングストン、ザ・ブッチャー&ザ・ブレード
Bアダム・ペイジ、ダーク・オーダー(アレックス・レイノルズ、ジョン・シルヴァー)vs.インナー・サークル(MJF、サンタナ、オーティズ)
Cアンナ・ジェイ、タイ・コンティvs.ブリット・ベイカー、ペネロペ・フォード
Dコーディ・ローデス、オレンジ・キャシディー、10 vs.ブライアン・ケイジ、リッキー・スタークス、ウィル・ホップス