TOP他大陸のプロレスWWC →WWC:Best of WWC 2011

WWC:Best of WWC 2011の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@マスカリータ・ドラダvs.ピエロシート(Euforia 1/9/11)
 ドラダが良いレスリングを見せています。
 ピエロシートのパワーを織り交ぜてからダイブ・スポットに移行。
 プロレスの教科書に沿った美しい流れですね。
 リングに戻ってからはピエロシートがゆったりと支配。
 技を出さず観客の煽りに集中しています。
 ロープ・ワークを重ねてのテンポ・アップでドラダの反撃。
 小さくても俊敏性がもたらすエネルギッシュさが十分な爆発力をもたらします。
 場外へのダイビング・ヘッド・シザースという驚異的なスポットの後クライマックス。
 全体的に構成、機能分担、共に文句のつけようがありません。
 逆に言えば特別な所はなかったですけどね。
 完成度の高い10分の試合。
 中々良い試合。

Aプリモ・コロンvs.ルーク・ギャロウズ(La Hora De La Verdad 2/19/11)
 (途中から)
 ギャロウズは巨体が栄える大きなリアクションを取りつつ
 同時にテンポ良く攻めています。
 プリモは子気味良い技の組み合わせで対抗。
 WWCのプロモーターの息子という性質上、
 大筋は一発逆転の構図になっています。
 その大枠を壊さないでどう一進一退を入れていくかが問題なのだけど
 ギャロウズの細かいフォローが素晴らしく上手い事試合が進んでいましたね。
 ギャロウズが本来の良さを素直に出せている印象で良かったですが、
 最後がチープ・フィニッシュだったのは残念。
 平均的な良試合。

 (執筆日:2/22/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マスカリータ・ドラダvs.ピエロシート(Euforia 1/9/11)
Aプリモ・コロンvs.ルーク・ギャロウズ(La Hora De La Verdad 2/19/11)