wXw:16 Carat Gold Night Three 3/8/20の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | バンディード、ジェフ・コブ、ジュリアン・ペースvs.ブラック・タウルス、プーマ・キング、へクター |
@16 Carat Gold準決勝:マイク・ベイリーvs.ジューン・シモンズ
A16 Carat Gold準決勝:カラ・ノワールvs.エディ・キングストン
B女子王座戦:アマーレ(ch)vs.ステファニー・メイズ
Cティモシー・サッチャー、石川雄規vs.池田大輔、ウォルター
池田vs.石川から始めるも
序盤にも関わらずグーパンを繰り出すのは
バトラーツ外からすると厄介なもの。
そのくせ石川はウォルターのエルボー一発で倒れたりと
引く基準が結構低めに設定しているので、
アメプロでまとまっているけど・・・、って内容に。
インナーサークルの試合みたいにはいかなかったですね。
ウォルターvs.ティモシーの攻防は盛り上がりましたが。
ただこの試合は観客からしてもティモシーからしても
組まれた時点で夢はある程度叶っているから良しとしましょう。
平均的な良試合。
Dショットガン王座戦:アヴァランチ(ch)vs.イルヤ・ドラグノフvs.アレキサンダー・ウルフ
Eバンディード、ジェフ・コブ、ジュリアン・ペースvs.ブラック・タウルス、プーマ・キング、へクター
プーマとペースが素晴らしいルチャを見せ、
体躯のあるへクターがペースを変え、
コブとタウルスがパワフル・ファイト。
トリオらしいハチャメチャ感のある楽しいプロレスです。
全員が輝いていましたね。
バンディードの回りまくりのヘッドシザースから
入り乱れて更に可能性が広がっていき、
12分という長くない時間ですが、存分に彼らのアクションを楽しめました。
個人的にはこのトーナメント3日間の中でこの試合が一番面白かった。
ぎりぎり好勝負。
F16 Carat Gold決勝:カラ・ノワールvs.マイク・ベイリー
ベイリーはヒール寄りで打撃の打ち込み。
ノワールのダウンペースに合わせて間をじっくり取り
このトーナメントで見せるアピールを中心に据えた試合運び。
ノワールの受けも良く一方的ながら面白い。
打撃にもMMA的リアル感が出ていますね。
ノワールは握手ネタを要所に挟みながら
フェイスとして反撃で大きな流れ作り。
展開数の切り替えが少ないことを考慮すると
試合が進むにつれての蓄積感を出したい所ですね。
ただその点不十分。
ダウン・ベースの構築スキルがラインを超えていないというよりかは
ノワールが自分のキャラを押し出しすぎたせいでしょうね。
確かにvs.イルヤではその世界観で成功させました。
ここでもベイリーも上手く合わせている方ですが、
ベイリーがダメージ表現を逸する形に繋がってしまっている。
惜しかったですね。
天丼で攻防を重ねて30分弱の試合。
後一歩クオリティを上げたかったですが、決勝としては合格点でしょう。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:3/?/19)
Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@16 Carat Gold準決勝:マイク・ベイリーvs.ジューン・シモンズA16 Carat Gold準決勝:カラ・ノワールvs.エディ・キングストン
B女子王座戦:アマーレ(ch)vs.ステファニー・メイズ
Cティモシー・サッチャー、石川雄規vs.池田大輔、ウォルター
Dショットガン王座戦:アヴァランチ(ch)vs.イルヤ・ドラグノフvs.アレキサンダー・ウルフ(新チャンピオン!)
Eバンディード、ジェフ・コブ、ジュリアン・ペースvs.ブラック・タウルス、プーマ・キング、へクター
F16 Carat Gold決勝:カラ・ノワール(優勝!)vs.マイク・ベイリー