wXw：16 Carat Gold Tournament Night One 3/2/12の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | 関本大介、フレディ･ストールvs.ビッグ･ヴァン･ウォルター、ロバート･ドレイスカー |
①エミル･シトッチvs.マイケル･ダンテvs.ノーム･ダーvs.ジョナサン･グレシャム
②1回戦：佐々木義人vs.バッド･ボーンズ
③1回戦：ドレイク･ヤンガーvs.カールステン･ベック
④1回戦：アックスマンvs.リッキー･マルヴィン
⑤1回戦：ダグ･ウィリアムスvs.ジョニー･モス
⑥1回戦：トミー･エンドvs.エミル･シトッチ
⑦1回戦：ジョン･ライアンvs.ザック･セイバーJr.
リアリスティックなレスリング。
テイクダウン的意味合いで投げも織り交ぜます。
ライアンがフルネルソンを離さないユーロ的反復行動も面白い。
1回仕切るもじっくりレスリングを続けます。
その中でブリッジを崩さないなど意地を見せた後、
加速してハード･ヒッティングに突入。
これぞまさにAmbitionスタイルといった感じですね。
セイバーの優れた攻防とライアンの潰すような過激技。
そのミックスとしてはまだまだで
攻防量よりも質を高めるべきでしたが、
セイバーのアーム･バーで帰結させ纏め上げました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
⑧関本大介、フレディ･ストールvs.ビッグ･ヴァン･ウォルター、ロバート･ドレイスカー
フレディは優秀なアスリートだったんでしょうね。
体ができています。
一方で若く拙いですが、その頑張りに心を動かせるよう試合の中で位置づけられています。
ウォルターと関本は期待通りのビッグ･マン対決。
残るアンコ型のロバートはウォルターの流れを引き継ぎ、フレディを痛めつける役で貢献しています。
関本がロバートを投げ飛ばし力を見せつければ
ウォルターもフレディを雑巾のように扱いパワフルさを誇示。
どちらも自分の大きな見せ方が上手いですね。
結局、前哨戦ということで試合後に火花を散らすだけでしたが、
それぞれが役割を務めてぶつかりあった素晴らしい内容。
ぎりぎり好勝負。
⑨1回戦：エル･ジェネリコvs.マーティ･スカル
⑩1回戦：フィンレーvs.サミ･キャリハン
フィンレーはハード･ヒットですが
Evolveと比べると徹底したものではなく
サミの受けにもストーリー・テリングがない。
だから密度はあるのに何となく試合が進んでいる。
一定の教科書、方法論に沿って試合を進め、
仕掛けとして使われるムーブを無駄打ちしただけ。
普通に良い試合だが普通でしかない。
平均的な良試合。
総評
絶好調のセイバー、ウォルターが魅せてくれました。
ただメインの数え歌が他に比べると劣っていたのが残念です。
（執筆日：7/16/12）
DVD Rating：★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
①エミル･シトッチvs.マイケル･ダンテvs.ノーム･ダーvs.ジョナサン･グレシャム②1回戦：佐々木義人vs.バッド･ボーンズ
③1回戦：ドレイク･ヤンガーvs.カールステン･ベック
④1回戦：アックスマンvs.リッキー･マルヴィン
⑤1回戦：ダグ･ウィリアムスvs.ジョニー･モス
⑥1回戦：トミー･エンドvs.エミル･シトッチ
⑦1回戦：ジョン･ライアンvs.ザック･セイバーJr.
⑧関本大介、フレディ･ストールvs.ビッグ･ヴァン･ウォルター、ロバート･ドレイスカー
⑨1回戦：エル･ジェネリコvs.マーティ･スカル
⑩1回戦：フィンレーvs.サミ･キャリハン