TOP他大陸のプロレスWXW →WXW:11th Anniversary 11/26/11

WXW:11th Anniversary 11/26/11の分析


名勝負 なし
好勝負 アックスマンvs.エディ・エドワーズ

ディック東郷vs.ザック・セイバーJr.

@2フェイスvs.フレディー・ストールvs.カールステン・ベックvs.キム・レイ
Aバーンド・フォー、アール、トビー・ブラント
vs.キール・インカッソ(アーロン・インセイン、クリス・ラッシュ、ササ・キール)
Bナイジェル・マッギネス引退試合:ジョン・ライアンvs.ナイジェル・マッギネス

Cアックスマンvs.エディ・エドワーズ
 まずはチョップの打ち合い。
 アックスマンは勢いをつけた独特の打ち方をしますね。
 素晴らしい抑揚があります。
 エディは考えながら試合を運びます。
 アックスマンはそれに任せることもできたでしょうが積極的な攻め。
 ロープ・ワークを使いこなした構築は方法論が確立されているし、
 アックスマンも良いレスラーになりましたね。
 機能性を最大限に活かしたカウンターも魅力的です。
 特別なスポットから戦いを発展させると
 サブミッションを決めながら打撃を叩き込んでお互い相手をKOさせようとする。
 その流れにおいてアックスマンがややワン・パターンになり
 幅の狭さを露呈してしまうも粘りを見せるクライマックスは結構盛り上がった。
 予想以上の内容でしたね。
 ぎりぎり好勝負。

Dディック東郷vs.ザック・セイバーJr.
 セイバーのレスリング技術を受け止め
 東郷がコントロールしようとするも
 セイバーがそれ以上のテクニックをぶつけていきます。
 東郷がついていけることを示した後、
 セイバーが技術力そのままに腕攻めに行く展開。
 東郷も中々うまく締め上げる力を伝え、痛がる表現で魅せていますね。
 見得を切ったハードな打撃で反撃。
 気迫の出し方が格好良いですね。
 今度は東郷が首攻め。
 セイバーの受身、痛がり方もあり相当えぐく見えます。
 どちらも大きく振りをつけた打撃でヒート・アップさせると
 必殺技から丸め込みまで全てを出し尽くしたぶつかりあい。
 最後のアーム・バーの決め方も素晴らしかった。
 文句なしに好勝負。
 
Eアブソリュート・アンディ、バッド・ボーンズvs.
ワンダラーズ(ジェイソン・ヘンドリックス、ジェイ・スキレット)
FwXw王座戦:ビッグ・ヴァン・ウォルター(ch)vs.マーティ・スクール
Gタッグ王座戦:スメリアン・デス・スクアッド(マイケル・ダンテ、トミー・エンド)(ch)vs.ヤング・バックス


総評
 中々結果に結びついていなかった東郷の海外ツアーでしたが
 セイバー相手に素晴らしい試合を実現。
 何気にCも見るべき試合でしたね。
 他セミ、メインもカード上一定のクオリティがありそうだし、良大会でしょう。
 (執筆日:7/9/12)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@2フェイスvs.フレディー・ストールvs.カールステン・ベックvs.キム・レイ
Aバーンド・フォー、アール、トビー・ブラントvs.キール・インカッソ(アーロン・インセイン、クリス・ラッシュ、ササ・キール)
Bナイジェル・マッギネス引退試合:ジョン・ライアンvs.ナイジェル・マッギネス
Cアックスマンvs.エディ・エドワーズ
Dディック東郷vs.ザック・セイバーJr.
Eアブソリュート・アンディ、バッド・ボーンズvs.ワンダラーズ(ジェイソン・ヘンドリックス、ジェイ・スキレット)(DQ)
FwXw王座戦:ビッグ・ヴァン・ウォルター(ch)vs.マーティ・スクール
Gタッグ王座戦:スメリアン・デス・スクアッド(マイケル・ダンテ、トミー・エンド)(ch)vs.ヤング・バックス