WXW:Dead End IX Alpha 5/1/09の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚、約3時間20分です。
@バッド・ボーンズvs.マット・クロス
クロスが着地系で防ぎながら対抗していく内容。
その割りに体格差のスケールは余りなし。
オープニングとしてはまずまずですが最後の切り返しですね。
崩れたら崩れたで絵になるのだから
レフェリーが自信を持ってカウントしてやらないと。
悪くない試合。
Aビッグ・ヴァン・ウォルターvs.サムタック・ジャック
TJは軽快な良い攻めを見せていますが
TJを大物にし立てすぐ終わらせるのでは、と思う程長く、
その後のウォルターの塩っ気のある運びが退屈。
そしてチョップでKOなんてひどい結末です。
どちらの役にも立ちません。
悪い試合。
Bアダム・ポラックvs.カーニッジ
ポラックが打撃で甚振っていきます。
内容云々の前に、そんなキャラだっけ?
ひどい試合。
Cジミー・レイブvs.ダグ・ウィリアムス
レイブはサプライズで登場したので最初から盛り上がっています。
只レイブは地味に抑えてスロー・スタート過ぎる。
雰囲気作りのためかもしれないがWXWファン相手にそれを狙うのは無謀です。
また相手を落としてはいないがミックスは上手くいっていません。
平均レベルです。
Dスティーブ・ダグラス、ステルナウvs.アブソリュート・アンディ、ドン・ヤコビ
ステルナウの自爆、ヤコビのメタボ他パクリ技など
内輪芸だけで盛り上がっている実体の薄い内容。
アンディのヒール・ターンした訳でもない裏切りも意味不明でしたがヤコビの定番ネタだったりするのかも。
ひどい試合。
E4コーナー・エリミネーション・マッチ:スリラーズvs.キャッチ・ホールズvs.ザック・セイバーJr、アックスマン
セイバーのMMA系グラウンド始め
それぞれの色を使って試合の歯車を担いストーリーを作り上げたのは良いですね。
そのレベルは決して高くなく粗も出てしまうのがWXWクオリティですけど
30分の試合でやったというのだから褒めて良いでしょう。
まあまあ良い試合。
FWXW王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.クラウディオ・カスタニョーリ
アメドラvs.CCの40分の試合と聞くと
素晴らしい試合になったはずと想像してしまうがここはWXW。
最初の10分間が探りあいの名がつきながら、ほとんど何もない内容だったりと
野次馬を観客として見てしまう2人の性が試合を停滞させています。
アメドラは試合後ベルトに唾を吐いた割りに
試合中はヒール度をやや抑え気味にしていたし、
CCも興味があるとはいえ、アメドラの人を食う基本サブミッション使いに手を出したりする。
もやもやを吹っ飛ばす要素がないですね。
2人とも筋を通した攻めで
変調させたり、40分試合のクライマックスとしていつもやらない事を持ってきたりと
良い試合である事は間違いないんですけどねぇ。
平均的な良試合。
総評
CとF両方のゲスト・マッチが観客のせいで力を出し切れず。
これだからWXWって奴は・・・。
(執筆日:11/28/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@バッド・ボーンズvs.マット・クロスAビッグ・ヴァン・ウォルターvs.サムタック・ジャック
Bアダム・ポラックvs.カーニッジ
Cジミー・レイブvs.ダグ・ウィリアムス
Dスティーブ・ダグラス、ステルナウvs.アブソリュート・アンディ、ドン・ヤコビ
E4コーナー・エリミネーション・マッチ:スリラーズvs.キャッチ・ホールズvs.ザック・セイバーJr、アックスマン
FWXW王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.クラウディオ・カスタニョーリ