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WXW:True Colors 10/4/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間10分です。

@カーステン・ベックvs.リコ・ブシドー
 下手な上に微妙な蹴りでKOフィニッシュなんて見せられたら
 ひどい試合というしかないですね。

A予選:エディ・エドワーズvs.トミー・エンド
 エディがヒール・ムーブで試合を作ります。
 エンドはそれなりに出来たような記憶もあるけれど
 基本エディの一人舞台で終わりましたね。
 少し悪い試合。 

B予選、フォールズ・カウント・エニウェア:ケニー・オメガvs.サムタック・ジャック
 オメガらしいコミカル・スポットと
 ちょっとしたハードコア・スポットを織り交ぜた試合。
 ハードコアというとWXWではTJが本職だけど完全に注目を奪われた形になってましたね。
 平均より少し上。

C予選:デイビー・リチャーズvs.ザック・セイバーJr
 これもAと同じで実力差がありすぎ。
 リチャーズがレスリング・テクニックでキャリーです。
 少し悪い試合。

 ダグラスのインタビュー。

Dクリス・ラミレス、マッドマン・ポンドvs.レボリューション・パープル
 ポンドが参戦ですがクライマックスのみ収録。
 相当ひどかったのでしょうか。
 コーナーに立てかけたボードへのパイル・ドライバーを見せています。
 
Eビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ロウ・キー
 ヘルナンデスと中々の試合をやってのけたように
 ロウ・キーはボディ・スラムをキーにストンプ系や打撃で作るという
 鉄板のパターンを開発していますからね。
 今回も見応えがありましたよ。
 只ヘルナンデスと違いウォルターは木偶の坊でありますから
 ウォルターが脅威として映せず
 上記の戦法が十分に活きなかったのは痛いですね。
 平均より少し上。

Fライト級王座戦:エミル・シトッチ(ch)vs.ボビー・フィッシュ
 シトッチはそれなりに渡米していますしフィッシュもUSA出身。
 井の中の蛙レスラーではありませんので
 それなりにちゃんとした試合でしたね。
 特にこれといった見栄えもしないですが・・・。
 悪くない試合。

Gストリート・ファイト:ブロディ・リーvs.マーティン・ストーン
 結構期待していた一戦だったのですけれど
 唯一のストリート・ファイト要素といっていい場外乱闘の部分が
 暗くて見えないってのは困り物です。
 9分という試合時間や構成なんかは適切で
 身の丈にあった良い物であったと思うのですけれどね。
 どうしても評価を下げざるを得ません。
 悪くない試合。

H4コーナー・マッチ:スティーブ・ダグラスvs.デイビー・リチャーズvs.ケニー・オメガvs.トミー・エンド
 リチャーズ、ダグラスがヒールで
 オメガ、エンドがベビーの立場ながら定番のタッグにはせず
 ベビー間、ヒール間でも小競り合いを見せたのは面白いですね。
 オメガ/リチャーズ以外の絡みも悪くなく
 まあまあ良い試合でした。

I#1コンテンダーズ・チェイン・マッチ:アブソリュート・アンディvs.バッド・ボーンズ
 メインに持ってくるのだから気合が入っているはずで
 どうチェインを扱うのか気になってたんですが・・・
 早々にチェインを外し通常形式になってしまいます。
 なんなんでしょうね、この意味不明な展開は。
 その後も途中でダグラスが乱入してぶち壊そうというシーンなどもあり
 結局はWXWお得意の無駄に長い失敗試合でした。
 少し悪い試合。
 試合後ダグラス軍が襲撃するも追い払われる。

総評
 結構ゲストを呼んだ割りにはちょっと寂しい内容ですね。
 オメガのFCAマッチもぶっ飛んではいないですし・・・。
 (執筆日:2/16/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@カーステン・ベックvs.リコ・ブシドー
A予選:エディ・エドワーズvs.トミー・エンド
B予選、フォールズ・カウント・エニウェア:ケニー・オメガvs.サムタック・ジャック
C予選:デイビー・リチャーズvs.ザック・セイバーJr
Dク リス・ラミレス、マッドマン・ポンドvs.レボリューション・パープル
Eビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ロウ・キー
Fライト級王座戦:エミル・シトッチ(ch)vs.ボビー・フィッ シュ
Gストリート・ファイト:ブロディ・リーvs.マーティン・ストーン
H4コーナー・マッチ:スティーブ・ダグラスvs.デイビー・リチャーズvs.ケニー・オメガvs.トミー・エンド
I#1コンテンダーズ・チェイン・マッチ:アブソリュート・アンディvs.バッド・ボーンズ