TOP他大陸のプロレスWXW →WXW:Full Force V The Final Encounter 4/22/06

WXW:Full Force V The Final Encounter 4/22/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@デリバー・オア・ピス・オフ・トーナメント準々決勝:テリー・ダニエルズvs.ヨルグ・グス
Aデリバー・オア・ピス・オフ・トーナメント準々決勝:トゥー・フェイスvs.クリス・ラミレス
Bライト・ヘビー級王座戦:エミル・シトッチ(ch)vs.Pac
Cテンクワvs.ブリース・キャッスレイン
DTLCマッチ:スティーブ・ダグラス、バッド・ボーンズvs.スティーブ・アリソン、トミー・エンド

EWXW王座戦:アーレス(ch)vs.ジョーEレジェンド
 WXW王者vs.GSW王者。
 歴史的なビッグ・マッチ・・・とのたまうのですね。彼らは。
 こういう対決の常として決着はつかないのだけれども
 その代わりにこの試合は75分にも及んでいるのです。
 だから凄いだろ、と世迷言を言うのです。彼らは。
 しかし最初の10分何をしたか。
 なんとゴングが鳴ってからセコンドが上がってマイク・アピール。
 それで10分を費やすのです。
 10-20分はアーレスが技を一つ食らって場外に出て間を置く繰り返し。 
 土台立ても何もないあからさまな時間つぶしです。
 アーレスの反撃も点、全てが点です。
 セコンドがフォールをカットしたところでレジェンドがマイクを持ち、
 お前は臆病者なのか?WXWを代表する王者だというのにWXWは卑怯者の集まりなのか?と尋ね、正々堂々戦え、と要求します。
 ここで30分経過しています。
 そしてここからアーレスが威厳あるファイト・スタイルに変更。
 しかし時間を持たせられず場外乱闘に出て、
 過激にする気もないのにラダーを使ったりするのだから何が正々堂々なんだろう、と思います。
 リングに戻ったところで45分を過ぎています。
 続いて起きたのがいきなりのレフェリー気絶。
 アーレスのセコンドがリングに上がってきて
 アーレスにケース攻撃、レジェンドにもケース攻撃してアピール。
 ヒールを捨てたアーレスに対し試合をぶち壊そうと動いてくる展開は分かるのですが
 この後何故かアーレスがケース攻撃を使い始めるんですね。
 いや、まったく意味不明です。
 しかもそのケース攻撃をレフェリーの目の前で行なっているのに
 レフェリーが平然と見ていて何もDQを取らないのも馬鹿げています。
 まるで期待のきの字も生まれてこない試合でしたが、
 60分時間切れの後に5分追加。
 ぐだぐだやってまた5分追加。
 ここでボードが出てきます。
 レフェリーがボードを台の上ににのせるのを手伝う始末で
 再びDQはどこにいったのかと再び尋ねるのです。
 ボード葬が決まったところで2回目の5分時間切れ。
 ボード葬を決めたアーレスが3回目の5分延長をアピール。
 レジェンドはダウンして何も承諾の意図も示していないのですが何故か再開が決定。
 一応レフェリーが自団体の王者寄りの裁定をしている、という理なのでしょうか。
 どうでも良いことなんですけれどね。
 3回目の5分延長は何もないまま終わり、最後に何の流れもないままヒート・アップ。
 レフェリーが収集つけられなくなってこれ以上の5分延長はなし、という実にありがたい判定となります。
 これまで見たフルタイム戦の中でも屈指の価値のない試合。
 悪い試合です。

Fタッグ王座戦、敗者タッグ解散マッチ、3本勝負:アイスマン、GTS(ch)vs.ハイ・クラス・キャッチ・クラブ

総評
 WXW最長試合ですがカード通り見るに値しない内容です。
 (執筆日:3/4/12)。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デリバー・オア・ピス・オフ・トーナメント準々決勝:テリー・ダニエルズvs.ヨルグ・グス(DQ)
Aデリバー・オア・ピス・オフ・トーナメント準々決勝:トゥー・フェイスvs.クリス・ラミレス
Bライト・ヘビー級王座戦:エミル・シトッチ(ch)vs.Pac
Cテンクワvs.ブリース・キャッスレイン
DTLCマッチ:スティーブ・ダグラス、バッド・ボーンズvs.スティーブ・アリソン、トミー・エンド
EWXW王座戦:アーレス(ch)vs.ジョーEレジェンド(60分時間切れ→延長5分時間切れ→延長5分時間切れ→延長5分時間切れ)
Fタッグ王座戦、敗者タッグ解散マッチ、3本勝負:アイスマン、GTS(ch)vs.ハイ・クラス・キャッチ・クラブ(新チャンピオン!)(2-1)