Dragon Gate Europe:Shingo vs. Yokosuka II 9/10/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
PAL版。
@サイバー・コング(Z)vs.ジョーイ・ヘイズ
Aマーク・ハスキンスvs.ライオン・キッド
B鷹木信悟(K)vs.横須賀享
昨年のヨーロッパのMOTYに選ばれた試合のリマッチ。
大会名にもなっていますが何故かミッド・カードで行われています。
その影響か試合はゆったりスタート。
脚狙いを凌いだ鷹木がセコンドのサイバーに
レフェリーの注意をそらしてこずるい事をしていますが、
特に戦いの上で必要な事ではなく
自分の価値を下げるアピールでしかありません。
しかし攻防自体は上質なので一定の質を保っている。
張り合っての投げあいを過剰に彩らず早い段階で行い終盤へ。
それぞれ脚の痛みと腰の痛みを軽く引きずりながら
観客と一緒になって気持ちを試す打ち合いに。
会場との一体感はDVD越しでも気持ちが良いですね。
絶対値は前年に劣るも表現としては引けを取らない。
むしろ良く出来ているかも。
好勝負に届かずも中々良い試合。
C土井成樹(W1)vs.YAMATO(K)
DCIMA(W5)、ドラゴン・キッド(W5)、望月成晃(Z)vs.Pac、BxBハルク、吉野正人(W1)
W5のウーという掛け声や個々の持ち技を見せるも
その時だけで後に繋げる気は余りないですね。
かといってトリオならではの怒涛のテンポでもないんですね。
メインにも関わらず、現状、普通の良い試合でしかない事に
まったく危機感を持たずに進行させていきます。
地元のPacの孤立もそんなに効果的ではなかったですね。
CIMAらが最初に帰ろうとしてヒールだと示した割りに極悪な事しませんでしたし、
Pac自身も苦しむ姿を見せて応援を引き出そうという意図を持っていなかった。
終盤の打ち合いも想像より先に試合が動くという事がなく物足りない。
平均的な良試合。
@IPWタッグ王座戦:リーダーズ・オブ・ニュー・スクール(ch)vs.ロビー・ダイナマイト、マイキー・ウィップラッシュ
総評
DGなだけにクオリティは一定以上ですが
試合の順番がおかしくこじんまりとしたものに。
(執筆日:1/25/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@サイバー・コング(Z)vs.ジョーイ・ヘイズAマーク・ハスキンスvs.ライオン・キッド
B鷹木信悟(K)vs.横須賀享
C土井成樹(W1)vs.YAMATO(K)
DCIMA(W5)、ドラゴン・キッド(W5)、望月成晃(Z)vs.Pac、BxBハルク、吉野正人(W1)
@IPWタッグ王座戦:リーダーズ・オブ・ニュー・スクール(ch)vs.ロビー・ダイナマイト、マイキー・ウィップラッシュ(新チャンピオン!)