TOP他大陸のプロレスFrench Catch →French Catch:Best of Frence Catch 1958 part.1

French Catch:Best of Frence Catch 1958 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 ジョー・ラバットvs.アイミー・ソラ(2/11/58)

@ジョー・ラバットvs.アイミー・ソラ(2/11/58)
 執拗なアーム・ロックをベースに
 織り交ぜられるフライング・スナップ・メアやアーム・ドラッグは
 鋭い回転力でその美しさにも目を見張ります。

 スタンディングの打撃戦からの立体感演出も良く、
 オールラウンドで質の高い攻防を繰り広げます。

 終盤になっても本気のムーブは迫力満点。
 最後も印象的なフィニッシュでしたね。
 
 ぎりぎり好勝負。

A3本勝負:ジャッキー・コーンvs.インカ・ぺルアーノ(2/21/58)
 (2本目から)
 インカはじっくり溜め、
 細かくヒールの要素を入れながら
 ギアを入れると荒々しくヒート・アップさせます。
 緩急利いた良い試合運びですね。

 ジャッキーは固い攻めを見せますね。

 フェイス/ヒール対決ではありますが、
 フェイス対決みたいな技の競奏もあり、
 一進一退の押し引きに意味性がありました。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

B3本勝負:アンドレ・ドラップvs.イーヴス・アモーレ(3/27/58)
 異邦人で長身のイーヴス。
 長身だからこそ受け身が際立っていますね。
 小狡さを見せたヒール・アピールもまずまず。
 ただコミュニケーション弱めで発展性が見られなかったのが惜しい。

 ドラップは小気味良い良質な動き。
 フェイスとして輝いていますね。

 フェイス/ヒールとしては嵌っていて
 十二分に楽しめますが、
 クオリティ的にはもっといけるはず、で伸び悩み。

 平均的な良試合。

C3本勝負:カール・フォン・クラマーvs.サージ・ジェントリー(4/29/58)
 単発で切りながら仕掛け合う構成。

 合間でサージが威風堂々とした雰囲気を作り出せていますね。

 カールもヒールとして味を出していてこの構成は正解。

 ロープを挟んでエプロンの攻防や
 カールに捕まらないようサージが回転してかわしていくシーンなど
 多種多様な攻防が揃っており、
 様々な可能性を提示してくれましたね。
 
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:1/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジョー・ラバットvs.アイミー・ソラ(2/11/58)
A3本勝負:ジャッキー・コーンvs.インカ・ぺルアーノ(2-1)(2/21/58)
B3本勝負:アンドレ・ドラップvs.イーヴス・アモーレ(2-0)(3/27/58)
C3本勝負:カール・フォン・クラマーvs.サージ・ジェントリー(2-1)(4/29/58)