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Joint Promotions:Best of World of Sports 1976の分析


名勝負 なし
好勝負 ブリティッシュ・ヘビー級王座戦、ワールド・オブ・スポーツ・ルール:グウィン・デイビス(ch)vs.スティーブ・ベイダー(5/26/76)

@ブリティッシュ・ヘビー級王座戦、ワールド・オブ・スポーツ・ルール:グウィン・デイビス(ch)vs.スティーブ・ベイダー(5/26/76)
 スティーブがジャンプしながらスナップ・メアを決めたりと
 軽快さを印象付けた個性的なファイト。

 一方のグウィンはスティーブの受けでスケール・アップされていますが、
 それを考慮しても尚非常にパワフルなファイト。
 大山として怯まないパワー・アーマーの受け身も良いですね。

 スタイル・クラッシュではありますが、
 英国らしいレスリングも十分にあり
 スティーブの脚攻めvs.グウィンの腕攻めも良かった。
 
 1-2本目のフィニッシュの流れ作り、
 3本目の警告やR制を使った演出も素晴らしかった。
 そして3本目のフィニッシュも例外でなく、
 ルールを存分に活かして盛り上げきりました。

 多角的な面を持ちつつ、どれもが高いレベルにまとまっている想像以上の一戦でした。
 文句なしに好勝負。

Aマーティ・ジョーンズvs.テリー・ルッジ(11/30/76)
 英国要素薄めのプロレスですね。
 
 ルッジはヒールとして立ち振る舞いますが、
 ふとした所で見せる鋭い身のこなしも見応えあり。

 マーティはオーソドックスなファイト・スタイル。
 Rを重ねるごとに重みづけをして細かな調整も利かせましたね。

 良い内容でしたが、面白みには欠けます。

 平均的な良試合。

 (執筆日:8/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブリティッシュ・ヘビー級王座戦、ワールド・オブ・スポーツ・ルール:グウィン・デイビス(ch)vs.スティーブ・ベイダー(2-1)(5/26/76)
Aマーティ・ジョーンズvs.テリー・ルッジ(30分時間切れ)(11/30/76)