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Joint Promotions:Best of World of Sports 1975の分析


名勝負 なし
好勝負 クライブ・マイヤーズvs.スティーブ・グレイ(10/8/75)
 
クライブ・マイヤーズvs.スティーブ・グレイ(11/20/75)

@ワールド・オブ・スポーツ・ルール:ゾルタン・ボーシックvs.ジム・ブリークス(8/3/75)
 ボスシックがアスリート性で相手の動きを防ぎます。
 そして技をかけにいきますがブリークスも寸前で逃れ自分の形にもって行こうとする。
 技術があるからこそ相手の動きを踏まえた上で一歩上を提示できお互いを引き立てあっていきます。
 観客も中々の反応を見せてくれますね。
 ブリークスの大袈裟なやられぶりと
 ボスシックの典型的な対ヒールの攻めで乗せて行きます。
 客を掌にのせることを前面に押し出したやり取りですね。
 ロープに振ってのエルボーの際のブリークスの受身には驚きました。
 まったくスピードを落とさず、遠いポイントに受身を取っていましたね。
 ボスシックが押さえ込んで1本。
 ただ2本目以降はマンネリ化したことは否めないですね。
 序盤に見せた技術力にしては表面的な攻防で終わってしまった。
 中々良い試合です。
 (執筆日:8/?/13)

Aクライブ・マイヤーズvs.スティーブ・グレイ(10/8/75)
 魔術師グレイがいつも以上に軽やかに動きますが、
 マイヤーズも黒人ならではのバネで対抗。

 二人の呼吸もあっていて
 遊び心も含めてチェーンさせていきます。

 立体感があり本当に色々な攻防を見せてくれるので
 次は何をするのかとワクワクしますね。

 英国レスリングらしい抜きの緩急も良かった。

 フィニッシュがややあっさり目ながら充実の内容。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/20)

Bクライブ・マイヤーズvs.スティーブ・グレイ(11/20/75)
 (放送日は11/22/75)
 10月の試合よりじっくりと試合を運びますが、
 彼らの親和性、独自性、遊び心はそっくりそのまま。

 自由自在に攻防を繰り広げ
 観客の反応、感情もコントロールします。

 最後の体勢の切り返しあいは実に見事で
 素晴らしい印象で試合の幕を閉じましたね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ワールド・オブ・スポーツ・ルール:ゾルタン・ボーシックvs.ジム・ブリークス(8/3/75)
Aクライブ・マイヤーズvs.スティーブ・グレイ(10/8/75)
Bクライブ・マイヤーズvs.スティーブ・グレイ(11/20/75)