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RPW:Best of RPW 2020 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@カイル・フレッチャーvs.鷹木信吾(1/10/20)
 変則的にアピール入れ合っているせいもあるのか
 ズレのあるスタートになっていますね。
 意図が噛み合わず
 後ろ向きの対応も含めた試合作りです。

 後半になったら微調整効くかと思いきや
 打ち返しに帰結してシーンをまとめるので
 大きな変化望めず既定のまま。
 ハード・ヒットが増して熱量は上がりましたけどね。

 鷹木招聘のブック自体は素晴らしいものですが
 試合はというと期待を大きく下回る結果になっています。

 まあまあ良い試合程度。

Aマイケル・オクvs.コーナー・ミルズ(2/23/20)
 ミルズが主導権を握り、
 技種をバランス良く使いこなしながら盛り上げ。

 オクは受け手に回りますが、
 細かな攻防作りが思ったよりないですね。
 これからの2人なので
 もっと積極的に攻め合っても良かった。

 オクが遅まきながら反撃を始めると攻防も派手になり見応えあり。
 ただやりたいことにムーブ精度が追い付いていない所もあり
 両者の課題も残る内容でしたね。

 平均的な良試合。
 (執筆日:4/?/20)

B女子王座戦:ギセル・ショウ(ch)vs.ジェレミー・ヘイター(8/23/20)
 ショルダー・タックルを耐え合う等
 定型を活用しながらも流した試合運びをせず、
 緊張感をもって行えていますね。

 ヘイターの迫力ある攻め、
 ギセルの蹴り技のコンビネーション。

 それぞれ冴え渡る攻めに対して
 しっかりダウンしつつ簡単には引かずに一進一退を積み重ね、
 メインを任せられた期待に応えています。

 終盤のムーブも気持ちが込められていて絵になっていました。

 好勝負に少し届かず。

Cブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(ch)vs.リッキー・ナイトJr.(11/16/20)
 オスプレイが間合いを図り脚攻め要素を加え、
 観客がいないので観客とのコミュニケーション部分を排除した中で
 ヒールとしての攻撃性を部分で残す器用さを見せます。

 若いRKJを引っ張る為に
 強制的打撃と徹底的な脚攻めを上手く使いながら
 RKJの苦境を描き続けます。

 人為的コントロールではありますが完璧。
 本当にこの才覚は唯一無二ですね。

 オスプレイが完璧すぎて
 掌で転がしている感が拭い捨てきれず、
 そこが後一歩移入しきれぬ原因にもなっているので
 評価としては好勝負に少し届かず。
 (執筆日:11/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@カイル・フレッチャーvs.鷹木信吾(1/10/20)
Aマイケル・オクvs.コーナー・ミルズ(2/23/20)
B女子王座戦:ギセル・ショウ(ch)vs.ジェレミー・ヘイター(8/23/20)
Cブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(ch)vs.リッキー・ナイトJr.(11/16/20)