Progress Wrestling:Chapter Twenty Five:Chat Shit Get Banged 1/24/16 の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | #1コンテンダーズ・マッチ:マーク・ハスキンスvs.ザック・ギブソン PROGRESS王座戦、ノーDQ:ウィル・オスプレイ(ch)vs.マーティ・スクール |
@タッグ王座戦:ザ・オリジン(エル・リゲロ、ネイサン・クルーズ)(ch)vs.FSU(エディ・デニス、マーク・アンドリュース)
ANPS準決勝枠獲得試合:ダミアン・ダンvs.タイラー・ベイト
Bロブ・リンチvs.マイケル・ダンテ
C#1コンテンダーズ・マッチ:マーク・ハスキンスvs.ザック・ギブソン
ハスキンスのコンディションが非常に良いですね。
ドロップ・キックなど一部技使いが勿体ないが、
序盤の攻防から見応えがあります。
また、何より今回の試合にエネルギーを与えているのは
ハスキンスのむき出しの感情。
こんなに感情をストレートにぶつかれる選手だったかと驚きました。
また、必殺のサブミッションの使い方が非常に上手かったですね。
相手のギブソンもこのハスキンスを
気圧されながらもしっかり受け止め、技巧戦を盛り上げてくれました。
王座戦ではなく#1コンテンダーズ・マッチで
こういう試合が生まれる団体は勢いが出てきますね。
そういう意味でも非常に良い試合でした。
ぎりぎり好勝負。
Dモーガン・ウェブスターvs.ポール・ロビンソン
Eジニーvs.ダリア・ブラックvs.ポリアナvs.トニー・ストーム
FPROGRESS王座戦、ノーDQ:ウィル・オスプレイ(ch)vs.マーティ・スクール
RPWで世界を獲った一戦のリマッチ。
感情を出して張り手の打ち合いからスタートし、
傘攻撃も未遂ながら序盤に行う形。
これは見ている側の違和感が多少なりともあったか。
それでもRPWの手応えがあっての行動で、
実際、場外での乱闘の中にいきなり観客席に飛び乗ってのムーンサルトや
コーナー横切っての飛びつきトルネードDDTを受け止め指折り等の
ムーブは非常にセンスがあってこの2人の戦いならでは。
中盤は前回の試合でのカウンターを流用。
前回を超えるという意味で前回よりも早い段階でスポットを取り込んでいますが、
ここも場の流れ、フィット感を考えると落ちるか。
前回が如何せん凄すぎるマジック・タイムでしたからね。
後半は苛烈な技の打ち合い。
延長上にテーブルも織り込まれますが、不要な攻防に陥ることなく、
決めるべき時にテーブル葬を一発で決めてくる。
ハイ・テンションで行きつくべきところまで行ってやろうという
気概の下行われる攻防は他にない境地にある。
それは雑な部分にも繋がってはいるが、
やはり他にない特別な試合に仕上がる理由にもなっている。
ただオスプレイに対する落ちたか腕を落とすチェックは
ハードなやり合いの中でわざとらしく映るし、
最後が両手を後ろ手で繋がれて無抵抗状態での決着だったのは
ここまで返し合ったらこういう終わり方しかないのも分かるが、
それで決着をつけてしまうか、という見方も残り…。
質としてはぎりぎり好勝負レベルながら他の同レベルと比べてより濃厚。
RPWの一戦を見た人はこれも抑えたい。
(執筆日:6/?/16)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@タッグ王座戦:ザ・オリジン(エル・リゲロ、ネイサン・クルーズ)(ch)vs.FSU(エディ・デニス、マーク・アンドリュース)ANPS準決勝枠獲得試合:ダミアン・ダンvs.タイラー・ベイト
Bロブ・リンチvs.マイケル・ダンテ
C#1コンテンダーズ・マッチ:マーク・ハスキンスvs.ザック・ギブソン
Dモーガン・ウェブスターvs.ポール・ロビンソン(DQ)
Eジニーvs.ダリア・ブラックvs.ポリアナvs.トニー・ストーム
FPROGRESS王座戦、ノーDQ:ウィル・オスプレイ(ch)vs.マーティ・スクール(新チャンピオン!)