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SWE:Best of SWE 2012の分析


名勝負 なし
好勝負 プリンス・デヴィットvs.マイケル・エルガン(11/30/12)

@デイビー・リチャーズvs.ノーム・ダー(8/19/12)
 インディーには多々あることですがリングが狭い。
 ただその中で綺麗に動かし変化をつけれていますね。
 丸め込みの応酬も行い技術戦の様相を作り出しました。
 技術面に関してはデイビーがダーを立て、
 それを鋭い打撃で黙らせるという構図。
 ダーにランニング・キックを叩き込んで
 柵ごと吹っ飛ばしたシーンはインパクトありましたね。
 ダーがデイビーの次の行動を読み解けていなかったり、
 技の使い方がリングの小ささ故、制限されていたのは残念ながら
 一定のクオリティには仕上がっています。
 中々良い試合。

Aマーティ・スクール、ザック・セイバーJr. vs.ジョナサン・グレシャム、MKマッキナン(8/19/12)
 マッキナンは他と比べて少し劣りますね。
 連携技の呼吸も合っていません。
 セイバーが孤立するとマッキナンが引っ込むので安定。
 1対2の攻防から徐々に持ち直していきます。
 特筆すべきレベルにはなかったもののクライマックスだけは別。
 目まぐるしい攻防は圧巻で、非常に見応えがありました。
 平均的な良試合。

Bマーク・ハスキンスvs.エル・リゲロ(10/20/12)
 軽快な演武からスタート。
 スムーズな攻防は見応えがありますし、
 ストレートに見せるだけでなく時には変化球を入れて
 場の流れをコントロールしています。
 後半戦もクオリティが途中で落ちることなく上手くいっていたので
 最後のイゴ・ドラゴンの乱入が勿体ない印象。
 平均的な良試合です。

Cプリンス・デヴィットvs.マイケル・エルガン(11/30/12)
 何でもできるエルガンとあって
 Jrのデヴィットと同じくらい序盤は動き回ります。
 中盤もデヴィットのチョップにエルガンがひるみつつも
 ロープへのウィップは耐えたりと
 絶妙な体重差、手数の差が
 常に一定以上のアクションを生み出します。
 相動性のある技で張り合いつつ
 自分にしかない技で相手を上回ろうとする白熱の攻防。
 素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/?/14)

DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デイビー・リチャーズvs.ノーム・ダー(8/19/12)
Aマーティ・スクール、ザック・セイバーJr. vs.ジョナサン・グレシャム、MKマッキナン(8/19/12)
Bマーク・ハスキンスvs.エル・リゲロ(10/20/12)
Cプリンス・デヴィットvs.マイケル・エルガン(11/30/12)