PCW:Best of PCW 2012の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 戸澤陽vs.エル・リゲロ(2/6/12) |
@戸澤陽vs.エル・リゲロ(2/6/12)
米インディーに匹敵するのりの良い観客を前に、
戸澤がヒール調を保ちながらも連続トペなどで観客を熱狂させます。
矛盾しうる極端な要素を両立させているのは流石ですね。
リゲロも受け手として適切な場所移動を見せています。
非常に良い流れからリゲロが素晴らしい反撃。
それぞれ技のインパクトの大小がぴったりで理想的な盛り上がりです。
一通り終盤の攻防をやったのでそのまますんなりと終わるかと思いきや、
戸澤のエプロンでのジャーマンを挟んでもう一波乱。
スピード感のある攻防の中で戸澤のジャーマンは乱発されていますが
決して必殺技の軽視とはなっていないヨーロッパらしい競い合い。
独特のリアル感で決着を捉えています。
素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:11/1/12)
Aロイヤル・ランブル(4/21/12)
インディーにとって30人集めるのは至難の業です。
そこで前半はファン・マッチと割り切り。
ロートルを寄せ集めつつも
マイキーの女装、白黒ルチャ、ヴードゥー教の秘術を使うヴードゥーで楽しませます。
DDTのランブル戦のイメージですね。
丁度半分経過したところで真打ライオンハート登場。
リングに残っていた1人がライオンハートが入ってきたのを見て自分から脱落する筋書が潔いですね。
続いて登場したライバル、トラヴィスと激しいハード・ヒットを展開。
その後、ディーバ対決やヘビー級対決と見せ場が移り変わりながら後半を構成しています。
1番手で入場したレインがリング下に隠れながら小ネタを見せるのも面白かった。
ただ強さに欠けるレインが優勝するネタのために
クライマックスが再びファン・マッチ化したのは残念。
インディーにしてはまずまずこの形式をやりきったかな、という印象です。
平均的な良試合。
(執筆日:9/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@戸澤陽vs.エル・リゲロ(2/6/12)Aロイヤル・ランブル(優勝:デイヴ・レイン)(4/21/12)