TOP他大陸のプロレスイギリス 現インディー団体 →IPW:UK:Extreme Measures 6/3/12

IPW:UK:Extreme Measures 6/3/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@エクストリーム・メジャーズ準決勝:スティックスvs.ディーン・オールマーク
 スティックスはいかにも荒くれ者の相貌ですが
 攻防に合わせられる機動力があるし、表現力も備えている。
 飛びぬけてよいレスラーではありませんが、
 相手次第によってはクオリティも高めに出せる。
 この試合も序盤はオールマークの長所を出させつつ自分のパワフルさも同時に提示。
 受けもしっかりしつつ自分の強さを損ねていません。
 オールマークは中盤のダウン後、印象的な技を連発して盛り上げます。
 場外ブラックホール・スラムからのドラマチックな展開も成功している。
 オープニングから充実の一戦。
 中々良い試合です。

Aエクストリーム・メジャーズ準決勝:デイヴ・マスチフvs.Tボーン
B#1コンテンダーズ・マッチ:フーリガンズvs.プロジェクト・イゴ(クリス・トラヴィス、マーティン・カービイ)
Cエクストリーム・メジャーズ準決勝:マーティ・スカル

Dエクストリーム・メジャーズ準決勝:マーク・ハスキンスvs.戸澤陽
 攻防には余裕があるので、ハスキンスのキャラくや戸澤の独特の仕草といったディティールを加えられる。
 ハスキンスがフェイント・ダイブからのフライング・ニーで主導権を握ります。
 打撃中心のしっかりした試合運び。
 戸澤は言葉を吐くだけに収めて受け続けた後、
 タイミングばっちりのトペ連発で爆発させました。
 ハスキンスも受けで戸澤を加速させているので攻防の緩急が凄まじい。
 圧倒的スピード感で〆ました。
 準決勝ということで比較的あっさり目ですが素晴らしい試合でした。
 中々良い試合。

Eレネ・デュプリーvs.テリー・フレイジャー
Fブリティッシュ・ヘビー級王座戦:シャ・サミュエルズ(ch)vs.マグナス

Gエクストリーム・メジャーズ決勝:スティックスvs.デイヴ・マスチフvs.マーティ・スカルvs.戸澤陽
 (4ウェイ・イリミネーション形式)
 マーティと戸澤は認め合っていて、他がいる時は協力して排除する関係。
 スティックスとマスチフはヘビー級という色がありますが
 簡単に引っ込んでしまい中々復活してこない。
 更にはスティックスがクロス・フェイスで呆気なく脱落。
 戸澤、マーティがマスチフに群がりますが
 どちらにとっても小さく見えて決勝、メインとは思えない絵です。
 その後、スティックスがマスチフにチェーン攻撃を仕掛け脱落。
 わずか4分で2人も脱落するという情けない展開です。
 戸澤とマーティのシングル対決。
 こちらは期待できますが、これもわずか3分。
 結局7分しかない決勝でした。
 信じられない。
 平均レベル。


総評
 クオリティの高い準決勝で期待が高まりましたが、小さすぎる決勝で全て台無し。。
 (執筆日:2/2/13)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エクストリーム・メジャーズ準決勝:スティックスvs.ディーン・オールマーク
Aエクストリーム・メジャーズ準決勝:デイヴ・マスチフvs.Tボーン
B#1コンテンダーズ・マッチ:フーリガンズvs.プロジェクト・イゴ(クリス・トラヴィス、マーティン・カービイ)
Cエクストリーム・メジャーズ準決勝:マーティ・スカルvs.スパッド
Dエクストリーム・メジャーズ準決勝:マーク・ハスキンスvs.戸澤陽
Eレネ・デュプリーvs.テリー・フレイジャー
Fブリティッシュ・ヘビー級王座戦:シャ・サミュエルズ(ch)vs.マグナス
Gエクストリーム・メジャーズ決勝:スティックスvs.デイヴ・マスチフvs.マーティ・スカルvs.戸澤陽