TOP他大陸のプロレスイギリス 現インディー団体 →IPW:UK:The Sittingbourne Debut 7/29/07

IPW:UK:The Sittingbourne Debut 7/29/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@スティックスvs.ポール・ロビンソン
Aマーク・スローンvs.ザック・セイバーJr.
 試合後ルスが乱入しスローンを襲撃。
 セイバーの腕を上げるも彼にもラリアット。

Bカルテルvs.デイブ・シャープ、イースティン・リーズ
CLTサマーズvs.ルス・ロジャース
Dジェームス・タイvs.平柳努

E#1コンテンダーズ・アイアン・フィスト・マッチ:レロイ・キンケイドvs.マーティン・ストーン
 (30分アイアン・マン・マッチと同じ形式です。)
 オーソドックスな事をでかい奴がする。
 その強みを理解していますね。
 後々の事も考えて仕切りながら進行。
 中盤はストーンがばっちしのタイミングで技を決め、
 思うように試合を進めないレロイが場外を使ったりして流れを引き戻す。
 派手さはありませんが一進一退の綱引きは見事で、
 まさに質実剛健という言葉が似合う内容です。
 ただしベビーフェイス/ヒールを十分に認知させていないので
 IPW:UKを持っていない者からすると訴えかけるものに欠けます。
 ストーンがヒール、レロイがベビーフェイスなんですが、
 アマレスのコスチュームを着たストーンは古き良きスタイルの守り手で、
 レロイはワイフ・ビーターのような様相で見るからに荒くれ者。
 お互いの本領で言えばベビーフェイス/ヒールが逆なんですね。
 また一進一退なのに
 その一進一退の中で(さほど大きなスポットではない)
 ストーンが連続で奪取していくので、
 戦局は互角なのに結果だけ見るとストーンが余裕で突き放しているという良く分からない状況になっています。
 最後も2-1で負けているレロイが焦って攻めるだけ。
 決まっても互角な訳ですから訴求力としては当然弱い。
 レスラーとしては良い働きを見せたが
 台本含めエンターテイメントとしてはもう一つ。
 平均的な良試合。

総評
 メインはクオリティは今ひとつだったが
 UKヘビー級レスラーらしい試合なので
 何か手に入れる際の抱き合わせとして手に入れても良いかもしれない。
 まあ、そんなに販売箇所はないと思うけれども。
 (執筆日:2/1/12)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@スティックスvs.ポール・ロビンソン
Aマーク・スローンvs.ザック・セイバーJr.
Bカルテルvs.デイブ・シャープ、イースティン・リーズ
CLTサマーズvs.ルス・ロジャース
Dジェームス・タイvs.平柳努
E#1コンテンダーズ・アイアン・フィスト・マッチ:レロイ・キンケイドvs.マーティン・ストーン(2-1)