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FCP:Best of FCP 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 FCP王座戦、スクランブル・マッチ:トレント・バンクス(ch)vs.クリス・ブルックスvs.キッド・リコースvs.ピート・ダンvs.タイラー・ベイトvs.トレント・セヴン(6/23/17)

@タイラー・ベイトvs.マーク・ハスキンスvs.トラヴィス・バンクスvs.トレント・セヴン(2/10/17)
 レフェリー含めて5人で組むユーモアから入り
 続いてハスキンスの連続ダイブに他のダイブ。

 一気に盛り上げると個の攻防はハイ・テンションに、
 複数人で絵を作るシーンは冷静に。
 しっかり試合を作っていきますね。

 中でもベイトのコンディションが良好で
 ムーブはどれもスケール感がありました。

 良質な4ウェイですが、もう1要素欲しかったか。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/19)


AFCP王座戦、スクランブル・マッチ:トレント・バンクス(ch)vs.クリス・ブルックスvs.キッド・リコースvs.ピート・ダンvs.タイラー・ベイトvs.トレント・セヴン(6/23/17)
 ルールは6ウェイ。
 カードからして当然CCKとBSSに別れての対決になります。
 見事なトリオ対決の中に織り交ぜられるのがユーモア。
 ピートが無差別にサミングや噛み付き攻撃を行い、
 規律を効かせた中にカオスなアクセントをつけます。
 終盤は少しチームを分裂させつつ数珠の打ち合い。
 ここでもピートが頭一つ抜け出しますが、
 MKマッキンナンが乱入しピートと殴り合いながらフェード・アウト。
 代わってベイトを急浮上させてきましたが、
 それが引っ掛けで最後はリコスがクリスと共に合体技を決めると
 クリスをフォールさせて勝たせるという友情フィニッシュというサプライズ。
 演出の意図があくの強いもので少し気になりますが、
 よく考えられた演出であることは間違いありません。
 ぎりぎり好勝負。

Bブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)vs.ジェフ・コブ、ロウ・キー、トラヴィス・バンクス(7/28/17)
 面白い面子が揃っているのでシングル的に見せて欲しい所でしたが
 トリオとして流していますね。
 打撃の打ち合いとか一領域に寄せたり
 BSSの控えが不意打ちを食らわすのも中途半端な流れ作りです。
 派手なダイブから場外戦に。
 二次元で場外戦を追ってくれる場面もありますが、
 画面が小さいので迫力が全然ありません。
 全画面で移す場面も一部あったりするので
 どういう判断なのかは不明。
 まったく映らなかったりもするんですよね。
 空間的位置づけをどう捉えているか、その思考を見せかったのでしょうか、
 結構マニア的な見せ方ですけれども。
 どちらにせよ中途半端で失敗です。
 場外大乱闘後はトラヴィス孤立。
 ホット・タッチから6マンとしてのチーム受け。
 もっと個性が爆発することを期待していたのですが、
 トリオとしての共有、連携優先ですか。
 これはこれで盛り上がりはするんですけどね。
 平均的な良試合。
 カメラ次第ではもう一段階評価を上げたかもだけど。
 33分ものロング・マッチ。
 (執筆日:9/?/17)

CCZW王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.マーク・ハスキンス(8/26/17)
 ヘッド・シザースをヘッド・スプリングで防ぎ合ったりと軽妙な動き。
 ただ様子見でギアはかけず、
 ベースの蹴りをハードに打ち込んだりと
 地道に試合をつむいで行く立ち上がりです。
 ダイブを挟んでもじっくりペース。
 ハスキンスがエプロンでエクスプロイダーを決める等
 過激なスポットも出ますが、
 最後まで地に足のついた攻防で
 お互いのポテンシャルを引き出しあいました。
 好勝負に少し届かず。

Dジェフ・コブvs.タイラー・ベイト(8/26/17)
 最初はは緩やかな雰囲気で
 コブがピープルズ・ムーンサルトを狙います。
 かわしたベイトは空中キャッチからのエクスプロイダー。
 ぱっと見はデビアテvs.ゴリアテですが、
 トータル・パッケージ対決とあって
 上記のように緩く感じていると
 一気に意表を突いた方法でスポットに昇華してみせる。
 いつも以上に創意工夫が活きる内容になっていましたね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:1/?/18)

Eデス・ハウス:カラス・ハーツ(ジミー・ハヴォック、クリント・マルジェラ)vs.ドリュー・パーカー、リッキー・シェイン・ペイジ(9/22/17)
 それぞれ別のリングに陣取ってそこから降りて激突という出だしが単純に格好良いですね。
 
 乱戦ながらしっかり形をつけていて、この4人ならではの安定感があります。

 蛍光灯、合体技で盛り上げ、更には高所からの投げ。

 充実の内容でしたね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:1/?/22)

Fインフィニティ2017決勝:マーク・デイヴィスvs.ジョーダン・デヴリンvs.MKマッキンナンvs.オマリ(12/1/17)
 1vs.1をベースにしつつ
 しっかりと求められる複数人スポットも入れ込んでいます。
 キャリア、能力で頭一つ抜けている
 デヴリンが基本的に引っ張っていますね。
 他の3人は頑張っているものの少し荒削りです。
 デイヴィスが体格で上回っているのは
 一要素に格上げしても良かったですね。
 順当にマッキナンが最初の脱落。
 続いてデイヴィスがデヴリンから金星を奪い、
 デイヴィスvs.オマリが最後のシングル・カードに。
 この前の時点でオマリが場外KOされていて
 シングルになったと同時にリングアウト・カウントを数え始めたのは
 面白い見せ方でしたね。
 ダウン・モードのオマリがどう復活するかのストーリー・ライン。
 デイヴィスの表現に物足りなさがあったり
 オマリがデイヴィス相手に力技を普通に決めたりとリアリティから外れたりと
 残念な部分も正直ありましたが、クライマックスの攻防は良かったでしたね。
 中々良い試合。
 (執筆日:1/?/18)



注目試合の詳細

なし

試合結果

@タイラー・ベイトvs.マーク・ハスキンスvs.トラヴィス・バンクスvs.トレント・セヴン(2/10/17)
AFCP王座戦、スクランブル・マッチ:トレント・バンクス(ch)vs.クリス・ブルックス(新チャンピオン!)vs.キッド・リコースvs.ピート・ダンvs.タイラー・ベイトvs.トレント・セヴン(6/23/17)
Bブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)vs.ジェフ・コブ、ロウ・キー、トラヴィス・バンクス(7/28/17)
CCZW王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.マーク・ハスキンス(8/26/17)
Dジェフ・コブvs.タイラー・ベイト(8/26/17)
Eデス・ハウス:カラス・ハーツ(ジミー・ハヴォック、クリント・マルジェラ)vs.ドリュー・パーカー、リッキー・シェイン・ペイジ(9/22/17)
Fインフィニティ2017決勝:マーク・デイヴィスvs.ジョーダン・デヴリンvs.MKマッキンナンvs.オマリ(新チャンピオン!)(12/1/17)