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FCP:Project Mayhem V 9/23/16の分析


名勝負 なし
好勝負 FCP王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.ピート・ダン

3本勝負:タイラー・ベイトvs.トラヴィス・バンクス

トレント・セヴンvs.マーク・ハスキンス

@FCP王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.ピート・ダン
 冒頭でいきなり王座戦というサプライズ。
 ゴングが鳴るなりビッグ・ブーツを放ち相打ち。
 その後も似通ったスタイルの2人が
 鏡像の構図を作りながら攻めあいます。
 余計な工夫は最小限に、やられたらやり返す、の理を
 力尽きるまで突っ走りました。
 ぎりぎり好勝負。

Aジェシカ・ハヴォックvs.ニクソン・ニューウェル
Bトルネード・タッグ・テーブルズ・マッチ:ハンター・ブラザーズvs.フェイスマッシャーズ

C3本勝負:タイラー・ベイトvs.トラヴィス・バンクス
 NEVER的な打撃、ボディ・スラムの打たせあい。
 そこで生まれた熱を失わないよう
 維持しながら大技の攻防へ。
 コンパクトなものの1つの試合としても
 見劣りしない充実した1本に仕上げています。
 2本目。
 1本取ったベイトは体力の差でいなそうとしますが、
 トラヴィスがベイトを逃がさず丸め込みの応酬へ。
 ここで十分に切り返しあって、その後の三角飛び延髄切り1発で
 仕留めたフィニッシュするというのが良かったですね。
 感覚が少しでも狂うと形骸化しそうなところを
 1本のストーリーとして上手く繋げています。
 3本目はこの2本の流れにのって直情的な攻防。
 シンプル・イズ・ベストで一気にもって行きました。
 ぎりぎり好勝負。

Dトレント・セヴンvs.マーク・ハスキンス
 いつもならハスキンスが情熱的に攻め立てるところを
 セヴンがタフに受けきり連打を許さない。
 ハスキンスはここ最近に絶好調なので
 一方的に攻め込んでいても面白いのですが、
 やはり相手の個性がそこに加わると
 更にスリリングに深みのある戦いに進化していく。
 王座とか賭けられている訳ではないですが、
 相互のエネルギーが素晴らしい形で注ぎ込まれた試合。
 文句なしに好勝負。

Eファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:クリント・マルジェラvs.クリス・ブルックス
 (執筆日:6/?/17)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@FCP王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.ピート・ダン(新チャンピオン!)
Aジェシカ・ハヴォックvs.ニクソン・ニューウェル
Bトルネード・タッグ・テーブルズ・マッチ:ハンター・ブラザーズvs.フェイスマッシャーズ
C3本勝負:タイラー・ベイトvs.トラヴィス・バンクス(2-1)
Dトレント・セヴンvs.マーク・ハスキンス
Eファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:クリント・マルジェラvs.クリス・ブルックス