1PW:No Turning Black Night One 1/6/06の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
◆ブレット・ハートがスピーチ。
@予選:ジェリー・リンvs.ピティ・ウィリアムス
Aスパッドvs.エリックス・スキッパー
試合後アビスとキーナンが現れスパッドを破壊。
しかしキーナンが俺がIPW王者になると言うと、いや俺だろ、とアビスと一触即発の空気に。
Bスティーブ・コリノvs.田中将斗
サウザン・カムフォートが乱入。スノウ、ミーニーが田中に加勢し蹴散らす。
このまま6マン・タッグを行う事に。
Cスティーブ・コリノ、サウザン・カムフォートvs.アル・スノウ、ブルー・ミーニー
Dジェフ・ジャレットvs.ブレット・ハートズ・ミステリー・オポーネント
ブレットが用意してきたのはハーリー・スミス。
Eロウ・キーvs.ジョニー・ストームvs.ジョディ・フレッシュ
セコンドのホミサイドがウザイちょっかいを出すことで
ロウ・キーが外敵のポジションなのだと明示。
そのためロウ・キーが脅威な内は
ストーム、フレッシュがチームを組む形となっています。
しかしロウ・キーが基本の相手となったことで
ストーム、フレッシュの飛び技師としてのスピード感はそれ程でもなかったですね。
一方でホミサイドが脱落した3人目を甚振り回復させないので
ロウ・キーの魅力、苛烈な攻めは出ています。
問題はそれを受ける側にあって
フレッシュは良いのですがストームの受けがひどく、
やられているストームを応援しようと言う機運が盛り上がらない。
終盤も必要なスピード、密度を満たせず、
そこに遅すぎるホミサイド退場処分と攻防ミスが重なる。
このカードに期待するものがちょろっと見られるが基本的に完成度の低い内容。
まあまあ良い試合。
F予選:ジェームス・キーナンvs.ウルフ・ハーマン
G予選:ダレン・ブリッジvs.ダグ・ウィリアムス
H4コーナーズ・マッチ:AJスタイルズvs.サモア・ジョーvs,クリストファー・ダニエルズvs.チャーリー・ハース
まずはAJ、ダニエルズが元メジャーのハースに対する態度を示してきたので、
御三家の魅力的な攻防より人間関係を前面に出してくるのだな、と捉えたのですが
ハース、ジョーが組み安易なタッグという形になったことで
その時点で人間関係が膠着し御三家対決にしないだけのものが見られず。
良質だが想定内の試合運びとなっています。
ハースがジョーのSTFをカットしたところから終盤に入りますが
ここでタッグが解消されたことでタッグ的なスポットの可能性は失われ、
4コーナー・マッチというルールに縛られた劣化版4ウェイとなってしまいました。
3ウェイ・ムーブ、ダイブでしっかり盛り上げて中々良い試合なんですが
御三家を一同に介したカードなので期待値を下回りました。
I予選:アビスvs.サブー
総評
金に任せて豪華な面子を揃えたもののそれを使いこなす力量に欠ける。
Impact拡大版をイメージして頂ければ。
(執筆日:2/25/12)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@予選:ジェリー・リンvs.ピティ・ウィリアムスAスパッドvs.エリックス・スキッパー
Bスティーブ・コリノvs.田中将斗(ノー・コンテスト)
Cスティーブ・コリノ、サウザン・カムフォートvs.アル・スノウ、ブルー・ミーニー
Dジェフ・ジャレットvs.ハーリー・スミス
Eロウ・キーvs.ジョニー・ストームvs.ジョディ・フレッシュ
F予選:ジェームス・キーナンvs.ウルフ・ハーマン
G予選:ダレン・ブリッジvs.ダグ・ウィリアムス
H4コーナーズ・マッチ:AJスタイルズvs.サモア・ジョーvs,クリストファー・ダニエルズvs.チャーリー・ハース
I予選:アビスvs.サブー