UWA:Villano III の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | WWFライト級王座戦、3本勝負:ヴィジャノIII(ch)対ペガサス・キッド(3/3/91) |
SlamBamJam製。
1枚約1時間です。
UWAによるヴィジャノIII特集。
試合以外に軽くヴィジャノIIIのトレーニングする様子、インタビューが収録されています。
@3本勝負:ヴィジャノIII対ランボー
ヴィジャノに敗れてマスクを失った事で逆に人気を得たというランボー。
ランボー自体はそこまで良いルチャドールではないものの
何度も手を合わせているだけに両者とも相手の動きを大きく見せれていますね。
3本目がやや盛り上がりに欠けましたがまったりと楽しめる内容です。
まあまあ良い試合。
AWWFライト級王座戦、3本勝負:ヴィ ジャノIII(ch)対ペガサス・キッド(3/3/91)
(試合中に軽くインタビューが挟まれます)
翌年名勝負を成し遂げるカード。
まだコンセンサスにはいたっていないものの
素晴らしいレスリングを披露し妙のある見せ方をします。
ロープの走りから動かしてフィニッシュへ。
構成がサントと同じなのでサントと比べると
その動かし方はやや弱いように見えました。
只2本目が同じレスリング+動かしてのフィニッシュという構成なんですね。
ステップ・アップさせていくには丁度良く抑えてましたね。
脚にニーを落とす動きと派手な攻防でステップ・アップさせて2本目を終了。
3本目は飛び技や雪崩式技を使った大技の打ち合い。
ベノワにしては安直で力を出し切れる展開ではなく
一方でヴィジャノも所々でレスリング・ベースへの心残りが見られますね。
そういう相手の部分をお互い知って解消させていった結果が後の名勝負につながったのでしょう。
ぎりぎり好勝負。
総評
UWA 1992 Vol.1の方が上質のヴィジャノIIIの試合が入っているのはアレですが
決してこれもクオリティが低い訳じゃないですからね。
ヴィジャノIIIのようなレスリング・ベースのルチャドールが好きなら楽しめますよ。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
AWWFライト級王座戦、3本勝負:ヴィ ジャノIII(ch)対ペガサス・キッド(3/3/91)キッドがファイヤーマンズ・キャリーで倒し腕を取る。
ヴィジャノが起き上がり腕を取る。
(ヴィジャノのインタビューが入る)
ヴィジャノがグラウンドで腕を取っている。
キッドは起き上がるとフライング・ヘッド・シザースを狙う。
ヴィジャノは耐えるとロックを外して前に落とす。
キッドは起き上がるとコーナーを使ってアーム・ドラッグに切り返す。
仕切りなおし。
ヴィジャノが腕を取る。
キッドがモンキー・フリップを決めるもヴィジャノはロックを外さない。
(レイ・メンドーサのインタビュー)
腕を取ったヴィジャノがグラウンドに倒す。
キッドがグラウンド・ヘッド・シザースに返し逃れようとしたヴィジャノの腕もとる。
ヴィジャノは倒立する。
キッドは腕を離すとヴィジャノを倒す。
脇固めに狙いを変える。
変形バタフライ・ロック。
ハーフ・ボストン・クラブ。
弓矢固め。
ヴィジャノがカバーに持っていく。
キッドがすぐ返す。
仕切り直し。
ヴィジャノが脚を挟んで倒しレッグ・ロック。
腕を取って足をキッドの頭部に押し付ける。
キッドは反転させるとロープに逃げる。
ヴィジャノは中央に戻すと脚を絡めて腕をとる。
脚を取りまわす。
仕切り直し。
キッドがヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走る。
ヴィジャノは流してキッドを場外に落とす。
キッドはエプロンに上がると近づいてきたヴィジャノを蹴り飛ばす。
ダイビング・クロス・ボディを決めるもカウントは2。
クロス・チョップで倒すとムタ・ロックでギブ・アップさせる!
キッドが先取(9分半)!
キッドがバックを取りフルネルソン。
ハンマー・ロック。
ヴィジャノは回転して逃れると脚にニーを落とす。
脚を取ると脚にヘッド・バッド。
そして脚にニーを落とす。
複雑なレッグ・ロックを極める。
(ヴィジャノが決め方を説明)
キッドは耐えている。
マスクを掴んで逃れると引っかく。
頭部を殴りつけていく。
ブレーン・バスターの要領でロープの上に落とす。
殴りかかる。
ヴィジャノは受け止めるとコーナーに上る。
そこから飛んでアーム・ドラッグ。
アーム・ドラッグ。
ショルダー・スルー。
ドロップ・キックへ。
キッドは払いのけるとコーナーに振ろうとする。
ヴィジャノが振り返して突進。
蹴りを食らい倒れるもそこからモンキー・フリップ。
クローズラインへ。
キッドは避けるとコーナーのヴィジャノに突進。
ヴィジャノはコーナーを使ってサンセット・フリップに捕らえ1,2,3!
これで1−1(3分)!
キッドが握手を求める。
応じてきたヴィジャノを蹴りつける。
ロープに振りクロス・チョップ。
ボディ・スラム。
セカンド・ロープからエルボー・ドロップを決めカバー。カウント2。
殴りつける。
スナップ・メアから首4の字。
腕も取る。
離すとボディ・スラム。
ダイビング・ヘッド・バッドへ。
ヴィジャノは避けて自爆させる。
DDTを決めカバー。カウントは2。
バタフライ・スープレックスを決めカバー。カウントは2。
(トレーニング風景)
キッドがキャメル・クラッチを決めている。
ヴィジャノは起き上がると後ろに落としブリッジ。カウントは2。
ロープに振りショルダー・スルーへ。
キッドは着地するとドロップ・キックで落とす。
ブランチャで追撃する。
リングに戻る。
エプロンに上がってきたヴィジャノを殴りつける。
リング内へのブレーン・バスターを狙う。
ヴィジャノは後ろに着地するとサンセット・フリップ。カウントは2。
ロープに振る。
キッドは股下を潜り抜けると延髄切り。
コーナーに乗せると雪崩式バック・ドロップを狙う。
ヴィジャノがクロス・ボディに切り返す。カウントは2。
ヴィジャノがキッドをロープに振る。
キッドがボディ・シザースで飛びついて丸め込み。カウントは2。
ハリケーン・ラナを狙う。
ヴィジャノがパワー・ボムに切り返す。カウントは2。
キッドがロープに走る。
ヴィジャノがオコーナー・ロールを決めブリッジ。カウントは2。
キッドがパンチにチョップ。
コーナーに股間を打つように落とす。
股だったと言い訳してレフェリーを説き伏せるとスーパープレックス。
カバーし1,2,3!
キッドが新チャンピオンに(8分)!
試合結果
@3本勝負:ヴィジャノIII対ランボー(2-1)AWWFライト級王座戦、3本勝負:ヴィジャノIII(ch)対ペガサス・キッド(新チャンピオン!)(2-1)(3/3/91)