Highspots:Dragonmania IV 9/27/09の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間です。
SlamBamJam製。
8/22/09の大会より
@Hiroka、下田美馬vs.栗原あゆみ、マルセラ
栗原はミスや展開を鈍くしている所はあるが初メヒコと考えれば上々。
場外へのダイビング・ボディ・アタックやメヒコでは珍しい打撃技などで盛り上げました。
下田は打撃含めた見せ方が小さいのが勿体無い。
その点、Hirokaの大会場に余す事なく伝える力は素晴らしいですね。
悪くない試合。
Aマスカリータ・ドラダvs.ペケーニョ・ボリクアvs.ペケーニョ・ニトロvs.ペケーニョ・ダミアン666
4ウェイとしてはスポットは入れるもいまいちな展開。
不慣れな部分もあるでしょうけどね。
しかし666vs.ドラダのシングル対決は素晴らしかった。
ドラダの身体能力の高さは勿論だが、
それをしっかり支える技術が見事な攻防を生み出しています。
平均レベル。
Bドラゴン・スクランブル・マッチ:アンジェリコvs.シンコ・エステレジャスvs.奥村重雄vs.ブラゾ・デ・プラティーノvs.マキシモvs.エスカンダロvs.アステカvs.ドクトル・カロンテvs.ブラゾ・デ・オロvs.ブラック・サンデルvs.リゴ
ただ組んだだけで筋書きを書かないから雑多すぎる内容。
こうなるとブラゾ、マキシモのキャラが立っている選手は有利ですね。
他は地味に仕事をした奥村とシンコのマスク・デザインが見所。
ルチャ・フィエスタのマスク・デザイン・コンテストで優勝した物で斬新です。
ちなみに日本から参戦したアステカは全然目立てず慰みでマキシモのキスをもらっただけ。
ひどい試合。
Cアメリカス王座戦:ソラールI(ch)vs.ネグロ・ナヴァーロ
大ベテラン対決。
ほとんどグラウンド・レスリングで短めです。
現代で受け入れられる時間がこれぐらいという判断かな。
しかしサブミッションからサブミッションまで
次々と移行していくテクニカルな攻防は面白いですね。
まあまあ良い試合。
Dミスティコ、ショッケル、タイガー・マスクIVvs.アトランティス、ウルティモ・ゲレロ、アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ
ゲスト・スターによる試合という事を考えてもアピール多すぎですね。
タイガーは特に目立たず、負傷したブカネロの代役アルカンヘルもいまいち。
しかしミスティコが異常にキレてましたね。
ミスティコの動きだけだが見る価値はある。
悪くない試合。
ちなみにミスティコは入場時にタイガーとのコラボ・マスクをかぶっていました。
Eマスカラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:ウルティモ・ドラゴンvs.大原はじめ
1本目。
殴り合い、大原のルード・プレイとまずまずの滑り出し。
花道での攻防でステップ・アップ。
こういうのを幾つも積み重ねたい所ですが
ここであっさりと奥村カットにより反則フィニッシュです。
これもステップ・アップだからこのままストーリーを紡げば良いのだけど
この後はまるで勝負への集中力がありません。
ウルティモがストレート勝ちするという馬鹿げたブックだし、
大原は無駄に観客へのアピールが多いし、
1本取られているという焦りがまるで無く、決める気のないダラダラした試合運び。
最後もプロレスに向いてないんじゃないかという程内気に見える
大原のセコンドMYが決別するというチープ・フィニッシュです。
悪くない試合。
総評
興行の形は出来ているのに
試合の中身が零れ落ちている残念な大会。
(執筆日:3/4/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@Hiroka、下田美馬vs.栗原あゆみ、マルセラAマスカリータ・ドラダvs.ペケーニョ・ボリキュラvs.ペケーニョ・ニトロvs.ペケーニョ・ダミアン666
Bドラゴン・スクランブル・マッチ:アンジェリコvs.シンコ・エステレジャスvs.奥村重雄vs.ブラゾ・デ・プラティーノvs.マキシモvs.スキャンダロvs.アステカvs.ドクトル・カロンテvs.ブラゾ・デ・オロvs.ブラック・サンデルvs.リゴ
Cアメリカス王座戦:ソラールI(ch)vs.ネグロ・ナヴァーロ
Dミスティコ、ショッケル、タイガー・マスクIVvs.アトランティス、ウルティモ・ゲレロ、アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ
Eマスカラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:ウルティモ・ドラゴンvs.大原はじめ(2−0)