TOPルチャ・リブレLucha Libre その他 →WWA:Best of WWA Vol.3

WWA:Best of WWA Vol.3の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間35分です。
Show #1
@サンダーバード、スペル・デステジョvs.ジンギス・カーン、タリー・ゴンザレス
 (カットあり)
 ゴンザレスはつまらない事で流れとめるし、
 攻めでは体が重く、受けでは痛がりようが大袈裟すぎる。
 他もどんぐりの背比べ。
 ひどい試合。

Aウルトラマン、スペル・キッス、エル・ヴェンガドールJr vs.フイチョール、ブラック・パンテル、メディコ・アセシーノJr
 テンポ良く攻防つなげた後ルードが主導を握りペース・ダウンします。
 メディコは間が取れていますがフイチョールは雑。
 テクニコは思ったように反撃できずダレましたね。
 最後は味方のテクニコが背後のコーナー上から飛ぶ伝統的スポットを唐突に挟んできますがミスしています・・・。
 悪い試合。

B3本勝負:レイナ・ガジェゴスvs.インディア・アステカ
 インディアは観客の反応の様子を見ながら試合を運ぶも
 やっている事のインパクトが小さくこれでは幾ら積み重なっても高が知れている。
 レイナはインディア任せな上に身体能力が低い。
 3本勝負と分かった時にうんざりしましたね。
 最後はツームストンでフィニッシュ。
 この団体では反則じゃなかったんでしょうか。
 ひどい試合。

Show #2
C3本勝負:フイチョールvs.カバジョン・ガルシア
 ガルシアもフイチョール並に下手ですね。
 動けない、煽れない、作れないの三拍子揃った
 スローで素人レベルの戦いです。
 ひどい試合。

Dスペル・アストロ、ソラールI vs.ブルー・パンテル、セルジオ・エル・ハーモッソ(1987)
 本物のレスリングには意思が通っている。
 相手の意思の読み取りあいは構築でありつつ戦いでもある。
 パンテルとソラールがそんな絶品のレスリングを
 1本目ではグラウンドで2本目ではロープ・ワークを絡めて見せてくれます。
 アストロは得意の立体的なムーブを披露。
 セルジオはおかま系なので能力的には何も見るものはありません。
 1本目のフィニッシュへの流れが整然としておらず、
 2本目でルードが主導権を握っても合体技がないので時間を無為に過ごしているように、
 87年という事でテンプレートも完成しておらず完成度は余り高くない。
 しかし3本目では最近ルチャではすっかり見なくなった
 孤立させてタッチ出来るか出来ないか、という盛り上げが見られました。
 当時のグレードからいえば最高峰に入るかもしれない。
 中々良い試合。

総評
 試合の中の一要素とはいえレスリング好きならメインは手に入れる価値がある。
 (執筆日:6/1/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@サンダーバード、スペル・デステジョvs.ジンギス・カーン、タリー・ゴンザレス
Aウルトラマン、スペル・キッス、エル・ヴェンガドールJr vs.フイチョール、ブラック・パンテル、メディコ・アセシーノJr
B3本勝負:レイナ・ガジェゴスvs.インディア・アステカ(2-1)
C3本勝負:フイチョールvs.カバジョン・ガルシア
Dスペル・アストロ、ソラールI vs.ブルー・パンテル、セルジオ・エル・ハーモッソ(1987)