CRASH Wrestling:Best of CRASH 2017 part.3の分析
名勝負 | クルーザー級王座戦:レイ・フェニックス(ch)vs.フラミータ(10/5/17) |
好勝負 | スペル・リブレ:ペンタ・エル0M vs.ラ・マスカラ(8/5/17) レイ・フェニックスvs.フラミータ(11/29/17) ブラック・ボーイ、アルカンヘル・ディヴィーノvs.トキシン、アラミス(12/1/17) |
①スペル・リブレ:ペンタ・エル0M vs.ラ・マスカラ(8/5/17)
マスカラがアナウンスを待たずに入ってきて椅子攻撃で奇襲。
これに対するペンタの反撃がまさかの蛍光灯。
トップ・スターが蛍光灯を使うとは思わず驚きましたね。
戦場を適度に移しながら激しく攻防。
再びの蛍光灯からリングに戻りボード・スポットで終わりかなと思いきや
それでも終わらず頭部への椅子攻撃を耐えあうシーンへ。
デス・マッチ・クラスのシーンが見られるとは。
非常に遺恨、感情ものっていて凄まじかったですね。
最後は乱入が絡みつつですが、文句なしです。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/17)
②クルーザー級王座戦:レイ・フェニックス(ch)vs.フラミータ(9/13/17)
リング→エプロン→場外→観客席と
華麗な動きで相手の思惑を防ぎつつフロー。
中盤は一進一退の業の攻防。
ここは少し間は良くないか。
通常のプロレスの枠を超えた技のかけあいしていて難しいのはあるし、
レフェリーのカウントが微妙だったのもあるけれども、
もう少し改善したかったところです。
それでも終盤の大技の返しあいは派手で王座戦らしかったですけどね。
好勝負に届かずも中々良い試合。
③クルーザー級王座戦:レイ・フェニックス(ch)vs.フラミータ(10/5/17)
(複数カットあり)
RKOをプッシュ・アップで防いだりと
何度も手合わせしただけあって、もはや相手の動きを完全熟知。
魅了されるという言葉がまさしく当てはまるほど
精緻なムーブの防ぎあい、の数々が披露されます。
丸め込みあいがあったと思ったら
両手を掴んでラナに映ったりと
プロレスの型にはまらないアクションの生み出し方は圧巻。
観客席へのダイブ、入場ステージでのDDT、
動きが切れすぎていてダメージ観は薄いですし、
映像が元々カットが入っているので
ちょっと距離感を感じる試合ではあるのだけども
それでも凄い、と冷えた熱狂を感じさせる異形の試合。
ぎりぎり名勝負。
④レイ・フェニックスvs.フラミータ(11/29/17)
ライバルだけあって少し捻ったカウンターで鬩ぎ合い。
そこまでスピードには任せず行い続いて場外戦。
お互い鉄柱誤爆だけで済ませる堅調な積み上げですね。
ダイブを挟んでコーナー付近で切り返し合い。
少しスピード、キレあげないと緊迫感が出てこないか。
それでも切り返しあいをそこかしこで挟んでくるのは
今年3度目の戦いだからこそできることではありましょう。
切り返しあいのために受けの表現が手薄だったものの
終盤はしっかり重い受身で雰囲気を作っていきます。
この2人にしか出来ない素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:1/?/18)
⑤ブラック・ボーイ、アルカンヘル・ディヴィーノvs.トキシン、アラミス(12/1/17)
コーナー・ムーブを連発したりと
自由自在にリング内外を動き回り
全力で高難易度ムーブを放ちます。
全力でやれば多少スポット・フェストっぽくても
伝わってくるものはありますね。
ラナにしろダイブにしろいちいち回転を入れたりして
高難易度を追求する様は呆れるほどに凄い。
テンポもとんでもなく息をつくことなく圧倒されました。
ドゥームス・デイ・トペも勢いで観客席に落下する程の勢いでした。
インディーの勢い全開にした内容。
ぎりぎり好勝負です。
(執筆日:12/?/18)
注目試合の詳細
なし試合結果
①スペル・リブレ:ペンタ・エル0M vs.ラ・マスカラ(8/5/17)②クルーザー級王座戦:レイ・フェニックス(ch)vs.フラミータ(9/13/17)
③クルーザー級王座戦:レイ・フェニックス(ch)vs.フラミータ(10/5/17)
④レイ・フェニックスvs.フラミータ(11/29/17)
⑤ブラック・ボーイ、アルカンヘル・ディヴィーノvs.トキシン、アラミス(12/1/17)