TOPルチャ・リブレCMLL 1996年 →CMLL:9/30/96 & 10/12/96

CMLL:9/30/96 & 10/12/96の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間50分です。
9/13/96の大会より。
@ドス・カラス、エル・ダンディ、リンゴ・メンドーサvs.フェリノ、スコルピオJr、ブラック・ウォーリアー
 グラウンドもハイ・フライングもあるけど
 どちらも中途半端でパッとしないってのがAAAに選手を奪われたこの時期の印象。
 この試合もそのワン・オブ・ゼムです。
 能力があるだけに勿体無い内容。
 悪い試合です。

Aドクトル・ワグナーJr、グラディアドアーJr、グラン・マルクスJr vs.アトランティス、エル・イホ・デル・サント、ラヨ・デ・ハリスコJr
 1本目は開始時にワグナー軍が仕掛け支配。
 白マスクで統一された軍団が数の優位性を活かして襲いかかる様は雰囲気ありますね。
 2本目。
 テクにコはトップが集まっているだけ合って
 観客に見せる攻めは上手いのですが、先ほどのリベンジとしては小さいですね。
 3本目。
 地味ながらワグナー軍が粘着質な攻めを披露。
 丸め込み中心ながら最後は盛り上がっていましたね。
 平均より少し上。

9/27/96の大会より。
Bマノ・ネグラ、アメリコ・ロッカ、シカゴ・エクスプレスvs.オリンピコ、リンゴ・メンドーサ、ブラゾ・デ・オロ
 外国人ルードのレベルの低さが目立ちますね。
 打撃は弱く、受けも賑やかしだけです。
 展開もダラダラで攻防はごちゃごちゃ。
 悪い試合です。

Cネグロ・カサス、リスマルク、ラヨ・デ・ハリスコJr vs.アポロ・ダンテス、べスティア・サルバヘ、サタニコ
 カサスはサルバへに対する遺恨表現が良いですね。
 ダンテスの煽りも上手い。
 リスマルクはインパクトの瞬間の体の動かし方が綺麗ですね。
 ただそれぞれが持ち込んだ要素を1つの試合にまとめあげるのが上手くいっているとは言えない。
 1本目のフィニッシュも同時スポットとはいえちょっと弱かったですね。
 平均より少し上。

Dカベジェラ・コントラ・カベジェラ:シルベル・キングvs.エミリオ・チャールズJr
 シルベルが速攻で畳み掛け1分もせずカウント3。
 2本目も勢いで襲うとするシルベルに対し、
 エミリオがダイブをかわす形で反撃開始。
 流血したシルベルを野獣らしく甚振ります。
 シルベルが沈む前に気合で耐えるシーンを挟んだのは良いですね。
 ドラマチックです。
 3本目。
 シルベルが鉄柱を使うなど何とかひっくり返そうと積極して仕掛けていきます。
 エミリオも流血して白熱した攻防になりましたね。
 エミリオの幅の狭さは感じるものの
 それが逆にラストの丸め込みなど意外性をもたらしていました。
 中々良い試合。

総評
 カベジェラ戦が予想以上で楽しめました。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:ドス・カラス、エル・ダンディ、リンゴ・メンドーサvs.フェリノ、スコルピオJr、ブラック・ウォーリアー(2-1)
A3本勝負:ドクトル・ワグナーJr、グラディアドアーJr、グラン・マルクスJr vs.アトランティス、エル・イホ・デル・サント、ラヨ・デ・ハリスコJr(2-1)
B3本勝負:マノ・ネグラ、アメリコ・ロッカ、シカゴ・エクスプレスvs.オリンピコ、リンゴ・メンドーサ、ブラゾ・デ・オロ(2-1)
C3本勝負:ネグロ・カサス、リスマルク、ラヨ・デ・ハリスコJr vs.アポロ・ダンテス、べスティア・サルバヘ、サタニコ(2-0)
Dカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:シルベル・キングvs.エミリオ・チャールズJr(2-1)