TOPルチャ・リブレCMLL 1996年 →CMLL:4/13,4/27 & 4/29/96

CMLL:4/13,4/27 & 4/29/96の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約1時間5分です。
SlamBamJam製。

4/2/96 の大会より
@3本勝負:アポロ・ダンテス、イホ・デル・グラディアドアー、ブラック・バンテルvs.リンゴ・メンドーサ、シクロン・ラミレス、ファンタズマ
 展開、攻防共に可もなく不可もなくってとこですね。
 後のBウォーリヤーであるBパンテルの動きが良かったです。
 平均レベル。

Aタッグ王座戦、3本勝負:アトランティス、ラヨ・デ・ファリスコJr(ch)vs.ウニベルソ2000、マスカラ2000
 タッグ王座戦なので1つ1つ丁寧にやろうとしている感じは受けるのだけど
 2000組に魅せる物はなく緩い攻防が繰り広げられるだけです。
 悪い試合。

4/5/96の大会より
B3本勝負:シルベル・キング、エル・ダンディ、ヘクトール・ガルザvs.ネグロ・カサス、ランボー、フエルザ・ゲレラ
 シルベル・キングとカサスの絡みが素晴らしい。
 そこには居合いがあって一目たりとも見逃せないとひきつける。
 本当にマノ・ア・マノを見たいと思わせる。
 しかし試合としてはガルザ、ランボーが足手まといで
 2本目にルード軍がガルザを手錠にかけてリンチしたために反則という微妙な物。
 それでもキングとカサスの攻防だけで価値がある。
 キングというルチャドールは見るごとに株が上がっていきますね。
 悪くない試合。

4/19/96の大会(アレナ・メヒコ40周年記念大会)より
C3本勝負:ミル・マスカラス、ティニエブラスSr、ラヨ・デ・ハリスコJrvs.エル・カネック、ドクトル・ワグナーJr、エミリオ・チャールズJr
 ケモニート含め定番のシーンが幾つもある他
 数珠でマスクを脱がせようとしたりと終始退屈しない内容になっています。
 只年齢上動きは重いですね。
 マスカラスは接待されて好き放題だし
 ティニエブラスSrへの技はかなり手加減されている。
 そしてカネックは余りやる気なしです。
 平均レベルです。

D3本勝負:アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ、ゲレロ・デル・フトゥーロ、シカゴ・エクスプレスvs.スペル・アストロ、ソラールI、リンゴ・メンドーサ
 展開の切り込みが雑なので試合が進めば進むほど
 試合への集中力を失わせ損している。
 最後にダイブがあったので後味には響いてはいませんけどね。
 悪くない試合。

E3本勝負:アトランティス、リスマルク、エル・イホ・デル・サントvs.エル・フェリノ、ベスティア・サルバヘ、エル・サタニコ
 ルードが最初から仕掛けて支配し2本目途中で仕切り直されます。
 こういう展開だと停滞する事が多いのですが
 それぞれ気持ちを失わずヒートしています。
 そんな中2本目のフィニッシュに手間取り急遽ロー・ブローで収めざるを得なかったのは勿体無いですね。
 3本目の攻防も良い。
 これだけ気合が入っているのに微妙な展開を選択したってのも変な話です。
 平均より少し上。
 
総評
 アレナ・メヒコの記念大会といっても特にビッグ・カードを持ってくる訳でもないんですね。
 カサスvs.キングを見れたから良いですけど。
 (執筆日:9/6/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:アポロ・ダンテス、イホ・デル・グラディアドアー、ブラック・バンテルvs.リンゴ・メンドーサ、シクロン・ラミレス、ファンタズマ(2−0)
Aタッグ王座戦、3本勝負:アトランティス、ラヨ・デ・ハリスコJr(ch)vs.ウニベルソ2000、マスカラ2000(2−1)
B3本勝負:シルベル・キング、エル・ダンディ、ヘクトール・ガルザvs.ネグロ・カサス、ランボー、フエルザ・ゲレラ(2−0)(DQ)
C3本勝負:ミル・マスカラス、ティニエブラスSr、ラヨ・デ・ハリスコJrvs.エル・カネック、ドクトル・ワグナーJr、エミリオ・チャールズJr(2−1)(DQ)
D3本勝負:アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ、ゲレロ・デル・フトゥーロ、シカゴ・エクスプレスvs.スペル・アストロ、ソラールI、リンゴ・メンドーサ(2−0)
E3本勝負:アトランティス、リズマルク、エル・イホ・デル・サントvs.エル・フェリノ、ベスティア・サルバヘ、エル・サタニコ(2−1)