TOPルチャ・リブレCMLL 1996年 →CMLL:2/3 & 2/10/96

CMLL:2/3 & 2/10/96の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間です。
1/23/96の大会より。
@3本勝負:ウルトラマンJr、オリンピコ、アラクラン・デ・デュランゴvs.フィエロ、リンクス、アメリカ
 レスリング後ジャべ+後ろの控えがコーナー上から飛ぶ定番の形でフィニッシュです。
 オリンプスが高いレスリング力、間合いの計り方を持っていそうで目を引きましたね。
 2本目。
 控え介入からルードが優位に立つものの
 2人で襲い掛かったりはしないためそこまで卑怯な所をアピールしきれていませんね。
 3本目も攻防が比較的緩めで見栄えしない。
 悪い試合。

A3本勝負:シクロン・ラミレス、アメリコ・ロッカ、ヨシヒロ・タジリvs.モグル、ハルコン・ネグロ、グエレロ・デ・ラ・ムエルテ
 タジリは動きは安定しているのでミスはなかったですが
 思ったより起爆剤になれなかった所もありますね。
 そもそもタジリに限らず全体的に緩かったですね。
 ムーブで魅せる訳でも煽り立てる訳でもなく。
 悪い試合。

2/2/96の大会より
B3本勝負:オリンピコ、オリンプス、アラクラン・デ・デュランゴvs.エル・スプリーモ、ベイビー・リチャーズ、レイ・ブカネロ
 流れで動くもののそこで繰り出されるのは適当な避けや精度の低い攻防。
 こんなんで同時フォールなんて結末があった日にゃ・・・。
 ひどい試合。

C3本勝負:マスカラ・マヒカ、オロII、ファンタスティックvs.ダミアン・エル・ゲレロ、エスペクトロJr、カダヴェル・デ・ウルトラタンバ
 ルードがやたら打撃で倒すも
 テクニコが良いムーブを見せれないので何もリターンが帰ってこない。
 細々とした事を延々繰り返す内容。
 ひどい試合です。

D3本勝負:モチョ・コタ、ランボー、カルロフ・ラガルデJr vs.リンゴ・メンドーサ、アメリコ・ロッカ、ブラゾ・デ・オロ
 乱闘するしか能のないランボーらルード軍団が支配してグダグダのまま終わります。
 稀に見るひどさなのに印象にも残らないエンディング。
 ひどすぎる試合。

E3本勝負:ネグロ・カサス、アポロ・ダンテス、エル・サタニコvs.シルベル・キング、エル・ダンディ、エル・イホ・デル・サント
 ようやくメジャー団体らしいスターが出てきました。
 ダンディ、サタニコはまったりと、
 シルベル、ダンテスはトップ・ヘビー級対決の素晴らしい攻防を見せます。
 そして何よりカサスとサントの激突ですよ。これは熱い。
 これらが織り交ざって緩急がつけられています。
 ただ試合の大枠がいまいち。
 1本目最後はお互いが誤爆しあうのですが、
 これを繰り返しすぎて笑えるレベルになってしまってます。
 2本目はサントの片方の肩が上がっているのにカサスの影に隠れていて見過ごされるというもの。
 これで期待外れの2−0で終わってしまってます。
 悪くない試合。
 
総評
 レベルの低い試合ばかり。
 (執筆日:4/15/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:ウルトラマンJr、オリンピコ、アラクラン・デ・デュランゴvs.フィエロ、リンクス、アメリカ(2-0)
A3本勝負:シクロン・ラミレス、アメリコ・ロッカ、ヨシヒロ・タジリvs.モグル、ハルコン・ネグロ、グエレロ・デ・ラ・ムエルテ(2-1)
B3本勝負:オリンピコ、オリンプス、アラクラン・デ・デュランゴvs.エル・スプリーモ、ベイビー・リチャーズ、レイ・ブカネロ(同時フォール)(2-2)
C3本勝負:マスカラ・マヒカ、オロII、ファンタスティックvs.ダミアン・エル・ゲレロ、エスペクトロJr、カダヴェル・デ・ウルトラタンバ(2-1)
D3本勝負:モチョ・コタ、ランボー、カルロフ・ラガルデJr vs.リンゴ・メンドーサ、アメリコ・ロッカ、ブラゾ・デ・オロ(2-1)
E3本勝負:ネグロ・カサス、アポロ・ダンテス、エル・サタニコvs.シルベル・キング、エル・ダンディ、エル・イホ・デル・サント(2-0)