CMLL:Best of CMLL 2020の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | レイエス・デル・エイアー(1/14/20) |
@カベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:カワトサンvs.ダルス・ガーデニア(1/1/20)
両者視野が狭く、
カワトサンはルードとして、
なにも受け手に対する効果考えず、把握せず、
取ってつけたような動作と間を我慢しきれず細切れファイト。
3本目のスポット連打も薄っぺらいですね。
ガーデニアも試合運びのリズムが良くなくて、
髪がかかっているとはいえ両者とも
大会のメインを張れる状態ではないですね。
本来であればCMLLにそもそも上げるべきではないぐらいです。
悪い試合。
A3本勝負:エチセロ、レイ・ブカネロ、テンプラリオvs.アトランティスJr.、スターJr.、ヴァリエンテ(1/10/20)
演舞後、ウインドミルで起き上がったり
連続技を重ねる意識が高かったりと
いつもより派手に魅せてくれますね。
ルードがケモニート・リンチからそのままリングを制圧する2本目。
構成、長さ自体は良くある2本目ですが、
テクニコの反撃時もダイブなど惜しみない技使いで
ここもしっかり盛り上げます。
3本目。
アルゼンチンで担がれた相手の上から場外ムーンサルト等
独創性のあるスポットを若手が披露し、
ベテランもしっかりフォロー。
ルードの控え受けも利いていて盛り上がりました。
好勝負に少し届かず。
Bレイエス・デル・エイアー(1/14/20)
一人ずつ適切にアピール。
被らないアクションを提供できていますね。
アクマのルードとしてのフォロー、
いつの間にか白塗りになったコメタの飛翔も良かったですが、
飛びぬけて良かったのは黒パンテル。
テクニックとエンタメ意識が抜群にミックスされています。
ルチャならではの控えとの
目まぐるしい切り替えを活かしながら
テンポ良く脱落していき
最後はテンプラリオvs.スター。
テンプラリオが力強く引っ張って
優勝に値するパフォーマンスを見せましたね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:4/?/20)
C世界ウェルター級王座戦:ティタン(ch)vs.エル・ソベラーノJr.(87 Aniversario 9/25/20)
ティタンがストライカーとしてハード・ヒット。
ソベラーノはプロレスの試合が媚びが光り、
それぞれルチャに良い意味で染まりきっていない魅力をぶつけあっていますね。
ただ中盤以降は良いものの
思ったよりは試合が上がらず。
ソベラーノのやりたいことが読み取り辛く、
凄いムーブを持つティタンと方向性がズレていましたね。
それぞれ補い合う関係性の部分も勿論ありましたが、
それによって化学反応が生まれていたとは言い切れず、
もう少し勢いに身を任せて試合を運んでも良かったかもしれませんね。
また、団体としてもいつも通り3本勝負にしてあげた方が良かったかもしれません。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:4/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@カベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:カワトサンvs.ダルス・ガーデニア(2-1)(1/1/20)A3本勝負:エチセロ、レイ・ブカネロ、テンプラリオvs.アトランティスJr.、スターJr.、ヴァリエンテ(2-1)(1/10/20)
Bレイエス・デル・エイアー(勝者:テンプラリオ)(1/14/20)
C世界ウェルター級王座戦:ティタン(ch)vs.エル・ソベラーノJr.(87 Aniversario 9/25/20)