TOPルチャ・リブレCMLL 2011年 →CMLL:8/6/11

CMLL:8/6/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

SlamBamJam製。
約1時間20分です。

7/29/11の大会(アレナ・メヒコ)より
@トルネオ・レイエンダ・アズール:ミステル・ニエブラ、アトランティス、マキシモ、ヘクトール・ガルザ、ショッケル、テリブレ、テハノJr、レイ・ブカネロ、ウルティモ・ゲレロ、シコシスvs.ルーシュ、ストロング・マン、メトロ、ブルー・パンテル、アンヘル・デ・オロ、ヒホ・デル・ファンタスマ、マキシモ
 (イリミネーション形式。相手チームが全滅しても最後の一人が決まるまで戦うルール。)
 最近筋肉をつけすぎとはいえスケールの大きさという
 個性を持つメトロは他よりも圧倒的に速く脱落。
 ウニベルソ王者のゲレロも技もハイ・ニーでの転落芸も見せずに脱落。
 そのくせマキシモは試合冒頭でキスする上、
 後半でもテリブレにキスしようとしてお前の息は臭いと拒否するネタが用意されている。
 トルネオ・シべルネティコはその性質上まんべんなく見せ場を与えられるものだけど
 この試合は特別バランスが悪かったですね。
 またガルザがシコシスに怒ってシコシスを負けさせようとしたのも
 画面に映っていないだけかもしれないが理解に苦しみます。
 ムーブで感心したのはオロぐらいかな。
 後はベテラン・ルードが安定した仕事を見せていました。
 平均レベル。 

ANWAミドル級王座戦、3本勝負:アヴェルノ(ch)vs.ラ・マスカラ
 まずはアーム・ドラッグ系で軽く肩慣らししてマスカラがトぺ。
 しかしリングに戻った所でアヴェルノがデビル・ウィングを決め1本です。
 2本目はアヴェルノがトぺコンを決めるもマスカラがリングで丸めこむ形。
 単純に同じことをやり返した形ですが二戦目の趣が出ていて良いですね。
 3本目はマスクを失ったアヴェルノがマスカラのマスクを狙うなんて事もなく
 エピックな空気は甦る事はありませんでした。
 一方で攻防の進行(技自体は見た物ばかり)には、これならどうだ、これなら、という
 双方の意地と張りあいが見えるので前回よりもストーリーがある。
 最後はマスカラがメフィストの介入を防ぐも
 その隙をアヴェルノが突いてロー・ブローでフィニッシュ。
 雰囲気を失った分を3本勝負の構成と進行の向上で補い、
 中々良い試合だったものの焼き増しという印象を抱く内容だったのは残念。

総評
 再戦は焼き増しだったもののルチャでこのクオリティを再び残したのはたいしたものです。
 マスカラ戦ではなくこちらだけ手に入れる理由はないが、
 マスカラ戦に加えてこちらを手に入れる理由ならある。
 (執筆日:10/3/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トルネオ・レイエンダ・アズール:ミステル・ニエブラ、アトランティス、マキシモ、ヘクトール・ガルザ、ショッケル、テリブレ、テハノJr、レイ・ブカネロ、ウルティモ・ゲレロ、シコシスvs.ルーシュ、ストロング・マン、メトロ、ブルー・パンテル、アンヘル・デ・オロ、ヒホ・デル・ファンタスマ、マキシモ
ANWAミドル級王座戦、3本勝負:アヴェルノ(ch)vs.ラ・マスカラ(2-1)