TOPルチャ・リブレCMLL 2011年 →CMLL:FSE 5/7/11, 5/14/11 & 6/4/11

CMLL:FSE 5/7/11, 5/14/11 & 6/4/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

SlamBamJam製。
約2時間20分です。

4/29/11の大会(アレナ・メヒコ)より
@3本勝負:イホ・デル・ファンタスマ、サングレ・アステカ、ヴァリエンテvs.ミステリオッソJr、奥村重雄、ヴァンゲリス
 アピールで空ける間が長すぎ。
 そんなたいしたスターが集まった試合でもないのにね。
 ただし花道に出してリングからのスピアーを決めたのはインパクト大でした。
 このフィニッシュ・シーンで一気に緩い雰囲気を締めました。
 しかし2本目ルードの支配は長く再びグダグダ。
 個々の持ち技をそれぞれ決めてフィニッシュです。
 3本目は再びアピール合戦。
 一つ一つのたいした事ない動きがつながりもしない。
 悪い試合。

ACMLL王座戦、3本勝負:ウルティモ・ゲレロvs.後藤洋央紀
 1本目はレスリング。
 ゲレロが動きが合っていないと見るや
 柔軟に動いたり強引に決めたりして様にしています。
 このレスリングの中で後藤が丸め込んであっさり1本。
 2本目はゲレロがカウンターのスパイン・バスターからジャベを決め1分程。
 3本目は後藤が優位に立って煽り、ゲレロが守勢から反撃していく形。
 ゲレロがあっさりダウンする様にはミスティコの姿が被ります。
 後半は技主体になる中で、そこでは必殺技の雪崩式リバース・スープレックスを食らってフォールされた後に
 平然とクルーシーフィックスに返したりするシーンも見られる。
 重厚な技に変化を加えたニア・フォールがありますし、ミックスは成功しているのだけど
 日本やアメリカのヘビー級対決と比べると都合よく調整している印象を受けてしまいますね。
 平均的な良試合。
 
5/6/11の大会(アレナ・メヒコ)より
B3本勝負:アンヘル・デ・プラタ、デルタ、ストゥーカJr vs.ポルヴォラ、奥村重雄、吉橋伸雄
 ただアクションを行っているだけという印象。
 吉橋は大きなミスはしなかったが、ポルヴォラら若手もそこまで印象的な仕事を残せず。
 3本目の入り乱れての打ち合いも単純な盛り上げ方に過ぎない。
 悪い試合。

C3本勝負:レイ・ブカネロ、テリブレ、テハノJr vs.ブルー・パンテル、ルーシュ、ストロング・マン
 テリブレらが仕掛けるもストロング・マンが活躍し1本目はテクニコ側に。
 2本目はルード側の女子マネ、コマンダンテの誤爆などでわかせ続けるもこれではルードが道化過ぎます。
 ルードが再びトライしてリングを制圧する事に成功するも筋書きだから、としか見えません。
 3本目もルード支配の延長だが、テクニコが満足に反撃しないまま連続で奪取し終了。
 悪い試合。

5/27/11の大会(アレナ・メヒコ)より
D3本勝負:ダーク・エンジェル、ゴヤ・コング、マルセラvs.アマポーラ、エストレージータ、プリンセサ・スヘイ
 巨女ゴヤがロープ渡りしたり飛び技を見せたりしています。
 これまでの同タイプは少し動いたら息が上がるような選手ばかりでしたからね。
 遂にちゃんと試合出来る選手が出てきたか、という感じ。
 ブレイクするかな。
 他の選手も動きが良く、思うままに試合が出来ていた印象。
 面白かったですよ。
 平均より少し上。
 
E3本勝負:ヘクトール・ガルザ、ミステル・ニエブラ、ウルティモ・ゲレロvs.ブルー・パンテル、ストロング・マン、スペル・ポルキー
 ガルザらが支配しそのまま1本。
 2本目の内容も予想の範囲内ですね。
 3本目はポルキーの緩さにルードがあわせてスロー且つ単純な攻防。
 悪い試合です。

総評
 ゲレロvs.後藤は成功していると言える試合なのでこれ目的に手に入れても良さそうです。
 (執筆日:10/3/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし 

試合結果

@3本勝負:イホ・デル・ファンタスマ、サングレ・アステカ、ヴァリエンテvs.ミステリオッソJr、奥村重雄、ヴァンゲリス (2-1)
ACMLL王座戦、3本勝負:ウルティモ・ゲレロvs.後藤洋央紀(2-1)
B3本勝負:アンヘル・デ・プラタ、デルタ、ストゥーカJr vs.ポルヴォラ、奥村重雄、吉橋伸雄(2-1)
C3本勝負:レイ・ブカネロ、テリブレ、テハノJr vs.ブルー・パンテル、ルーシュ、ストロング・マン(2-1)
D3本勝負:ダーク・エンジェル、ゴヤ・コング、マルセラvs.アマポーラ、エストレージータ、プリンセサ・スヘイ(2-1)
E3本勝負:ヘクトール・ガルザ、ミステル・ニエブラ、ウルティモ・ゲレロvs.ブルー・パンテル、ストロング・マン、スペル・ポルキー(2-1)