CMLL:Homenaje A Dos Leyendas 3/18/11の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間15分です。
1/21/11の大会より(アレナ・メヒコ)
@ライトニング・マッチ:ポルヴォラvs.サングレ・アステカ
サングレのベテランとしてのキャリーが良いですね。
ポルヴォラもベースの蹴りからのロープ・ワークという自分の形が出来ているので良かった。
相手の際どい攻撃に仕返ししようとして
ポルヴォラがロー・ブロー、反則を取られるというフィニッシュも
試合にストーリー・ラインを与えていて良いですね。
平均より少し上。
Aディアメンテ、メトロ、ストゥーカJr vs.ユーフォリア、ラジエル、奥村重雄
テクニコ。
ディアメンテは雑ですが、メトロ、ストゥーカは良いですね。
特にメトロは泰然としていて視線を集める事が出来る選手だと思います。
2本目はルード制圧からの展開。
エリミネーション・ルールを使って派手な技を打ち、
個々の働きからトリオとしての激突がヒート・アップしています。
下部に下部にランクされる選手がしっかり仕事をした内容で、まあまあ良い試合でした。
B3本勝負:アトランティス、ドラゴン・ロホJr、ウルティモ・ゲレロvs.アンヘル・デ・オロ、ブルー・パンテル、ヴァリエンテ
1本目はテクニコがフィニッシュかと思わせながら
ゲレロのメリー・ゴーランド・ジャベでフィニッシュ。
上手く予想をひっくり返してきましたね。
2本目。
花道から打ち上げた相手をミサイル・キックで打ち落とすなど
スケールの大きなスポットが見られました。
ヴァリエンテはキレがあるし、
ロホは高度な事こそしていないけれども結構貢献しています。
オロも粗さが出ず試合の中にはまっていましたね。
中々良い試合。
C3本勝負:フェリノ、ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサスvs.ラ・ソンブラ、ルッシュ、トスカーノ
ルードがこの3人という事でかなりあくの強いキャラ・アピールをするルード軍になっていますが、
動きは小気味良く、ソンブラによる派手なハイ・フライングも要所に織り交ぜられている。
特筆すべき所はないが3本通して密度のある内容でした。
平均より少し上。
DNWAミドル級王座戦、3本勝負:アヴェルノ(ch)vs.マスカラ・ドラダ
スムーズな流れでスタート。
1本目のフィニッシャー、セカンド・ロープにのったアヴェルノに
花道から飛びついてサンセット・フリップ・パワー・ボムのように
ドラダの個性溢れるムーブの数々が飛び出します。
それを上手くばら撒きながらの構築となっています。
お互いの良さが出ている事は確かですが、
やや表面的な交流でありもう少し深く突っ込んでみても良かったのではと思いますね。
只方法論が同じにも関わらずボリュームたっぷりに作り上げているので王座戦としては十分のレベルです。
中々良い試合。
Eカベジェラ・コントラ・カベジェラ:テリブレ、テハノJr vs.マキシモ、スペル・ポルキー
テリブレ、テハノの動き方が良く
スピード対圧殺ファイトの対比付けが上手くいっています。
ポルキーが花道ダイブを見せるなどしてこの試合にかける意気込みも伝わってきます。
ただコメディー・ネタがない中ではマキシモ、ポルキーの引き出しは少なく終盤はやや困っていましたね。
まあまあ良い試合。
総評
悪い試合が1つもなく最初から最後まで充実した内容。
今のCMLLからすればこれ以上は中々望めないでしょう。
(執筆日:5/14/11)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ライトニング・マッチ:ポルヴォラvs.サングレ・アステカ(DQ)A3本勝負:ディアメンテ、メトロ、ストゥーカJr vs.ユーフォリア、ラジエル、奥村重雄(2-0)
B3本勝負:アトランティス、ドラゴン・ロホJr、ウルティモ・ゲレロvs.アンヘル・デ・オロ、ブルー・パンテル、ヴァリエンテ(2-1)
C3本勝負:フェリノ、ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサスvs.ラ・ソンブラ、ルッシュ、トスカーノ(2-1)
DNWAミドル級王座戦、3本勝負:アヴェルノ(ch)vs.マスカラ・ドラダ(2-1)
Eカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:テリブレ、テハノJr vs.マキシモ、スペル・ポルキー(2-1)