CMLL:8/15/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約1時間35分です。
SlamBamJam製。
8/13/10の大会より
@3本勝負:デムス3:16、ペケーニョ・ウォーリヤー、ピエロンシートvs.アストラル、マスカリータ・ドラダ、ウルティモ・ドラゴンシート
ミニのレベルの高さを感じさせる安定した内容。
一方でやはり展開の付け方が難しさも感じさせます。
またドラダXデムスのリーダー対決はもう少し差別化できた気がしますね。
平均より少し上。
Aバトル・ロイヤル:ドラゴン・ロホJr vs.オリンピコvs.エフェストvs.マスカラ・ドラダ
次の準決勝の組み合わせを決めるバトル・ロイヤル。
脱落者2チームが激突する形ですね。
当然あっという間に終了。
B準決勝:ドラゴン・ロホJr、ミステル・ニエブラ、ヴォラドールJr vs.アヴェルノ、エフェスト、メフィスト
アヴェルノら奇襲→ロホらダイブ→1対1の攻防と
テンプレートをトーナメントらしい簡素に実行しただけ。
それだけです。
悪い試合。
C準決勝:ラ・マスカラ、マスカラ・ドラダ、ミスティコvs.アトランティス、オリンピコ、ウルティモ・ゲレロ
こちらも同じ形です。
しかしアトランティス組には熟練の合体技があり、ミスティコのムーブは一級品ですからね。
少しは見応えがあります。
最後はインディー軍の乱入。
どうやらオリンピコが手引きをしていた様子。
CMLLを守るため組む事を拒否したゲレロらをリンチします。
少し悪い試合。
D決勝:ドラゴン・ロホJr、ミステル・ニエブラ、ヴォラドールJr vs.ラ・マスカラ、マスカラ・ドラダ、ミスティコ
ロホらルードがダメージの残るテクニコを襲撃です。
しかし膠着感はなくスピーディーに6人が入り乱れ3人同時ダイブまで持って行きましたね。
そして1対1。
注目のヴォラドールXミスティコは雰囲気だけ。
そもそもこのシーン含め割かれた時間が短すぎるのです。
最後はミスティコXニエブラでロープ悪用フォールという予期せぬ決着の仕方。
少し悪い試合。
試合後ニエブラがミスティコにコントラ戦を持ちかけました。
E決勝、ウニベルサル王座戦、3本勝負:獣神サンダー・ライガーvs.ラ・ソンブラ
ライガーはプロレス寄りの試合運びですね。
ソンブラが意味性を感じさせる特殊な技を持ち寄り、
ある程度なんでも出来るので悪くない形となっています。
1、2本目はちゃんとフィニッシュへの道筋を描いていました。
しかし攻防自体を重ねる事は出来ず羅列に過ぎないから3本目はきついですね。
どちらも必殺技クラスの技を返しあう凡庸なカウント2の繰り返し。
過剰です。
ゲレロ戦よりは良かった・・・。
しかしやっぱりライガーはメヒコでは駄目です。
悪くない試合。
総 評
トーナメント決勝2試合収録も中身が薄くてがっかりするのはいつもの事。
(執筆日:12/19/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@3本勝負:デムス3:16、ペケーニョ・ウォーリヤー、ピエロンシートvs.アストラル、マスカリータ・ドラダ、ウルティモ・ドラゴンシート(2−1)Aバトル・ロイヤル:ドラゴン・ロホJr vs.オリンピコvs.エフェストvs.マスカラ・ドラダ
B準決勝:ドラゴン・ロホJr、ミステル・ニエブラ、ヴォラドールJr vs.アヴェルノ、エフェスト、メフィスト
C準決勝:ラ・マスカラ、マスカラ・ドラダ、ミスティコvs.アトランティス、オリンピコ、ウルティモ・ゲレロ(DQ)
D決勝:ドラゴン・ロホJr、ミステル・ニエブラ、ヴォラドールJr vs.ラ・マスカラ、マスカラ・ドラダ、ミスティコ(優勝!)
E決勝、ウニベルサル王座戦、3本勝負:獣神サンダー・ライガー(新チャンピオン!)vs.ラ・ソンブラ(2−1)