TOPルチャ・リブレCMLL 2010年 →CMLL:Sin Salida 6/6/10

CMLL:Sin Salida 6/6/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚です。
SlamBamJam製。
日本の放送より。

@3本勝負:バン・バン、ペケーニョ・ショッケルvs.ペケーニョ・ピエロ、デモス3:16
 1本目で体格の良いルードがアピール。
 2本目は誤爆から2対2の攻防。
 独創的な攻防に挑戦していたのですが
 リングに比べ相対的に小さいミニには難しく失敗が生まれ、ショッケルが場外で頭を打つ事態になってしまいます。
 そのため3本目をすぐ始め瞬殺するという対応となっています。
 残念ですね。
 悪くない試合。

A3本勝負:シコシス、オリンピコ、エル・アレブリヘvs.イホ・デル・ファンタズマ、ラ・マスカラ、ショッケル
 対インディー軍。
 1本目。ずれはありますが侵攻アングルにふさわしい激しい自己主張です。 
 花道で投げられたファンタズマが花道ダイブでカム・バックするという良いフィニッシュ。
 2本目は前触れもなくルードが支配して見所に欠けます。
 3本目は他ならぬケモニートとクイヘの介入合戦から盛り上げます。
 最後はへクトール・ガルサが乱入しインディー軍に加入というサプライズです。
 悪くない試合。

B3本勝負:ミスティコ、マスカラ・ドラダ、ミステル・アギラvs.ヴォラドールJr、ネグロ・カサス、アヴェルノ
 1本目。
 ミスティコがヴォラドールをステージから落としてダイブを決めるも
 意外に連帯感のあるアヴェルノとヴォラドールに花道で数発投げを食らってしまいます。
 ミスティコとヴォラドールの遺恨がスパークし過ぎて他は霞んでいましたね。
 2本目はミスティコが反撃するもリセットするだけ。
 何故フィニッシュに繋げないのだろうと思っていたら長めに試合時間を使いたいからのようですね。
 3本目はヴォラドールがミスティコを避け、アヴェルノがドラダを避ける形で焦らします。
 ヴォラドールとミスティコがラストでぶつかるもヴォラドールがマスクを剥がれた振りをし、
 しかもそれがレフェリーに見られて自分が反則になるという微妙なエンディングを迎えます。
 ミスティコとヴォラドールの抗争を楽しめるものの3本勝負という構築が犠牲になっています。
 またドラダは驚異的ムーブを何発も披露しましたが、
 一方でアギラは攻めも受けも出来ないロートルだと露呈していました。
 平均レベル。

C3本勝負:ラヨ・デ・ファリスコJr、ストロング・マン、ブラゾ・デ・プラタvs.ギンガンテ・バーナード、マスカラ・アニョ・ドス・ミル、ウニベルソ・ドス・ミル
 バーナードの存在のせいか、それとも異常な強設定が修正されたかストロング・マンが活躍しません。
 しかしストロング・マンが支配しなくてもこの面子ではどうしようもありません。
 3本目は茶番と能のない技の詰め込み。
 ひどい試合。

Dカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:マキシモvs.タイチ
 1、2本目は数分で決着し3本目を長めに設定。
 タイチがロー・ブローを食らった振りしてDQを狙ったり、と
 ルチャのムーブを研究した事は伝わってくるけれども1つ1つのムーブの間に間を空け過ぎです。
 マキシモのオカマ・ギミックもストーリーを奏でず最後のキスからの丸め込みが浮いている。
 シングルは厳しかったですね。
 悪くない試合。 
.
総 評
 抗争が適切に成功していて興味は惹かれるけれども中身が弱いですね。
 (執筆日:9/23/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし 

試合結果

@3本勝負:バン・バン、ペケーニョ・ショッケルvs.ペケーニョ・ピエロ、デモス3:16(2−1)
A3本勝負:シコシス、オリンピコ、エル・アレブリヘvs.イホ・デル・ファンタズマ、ラ・マスカラ、ショッケル(2−1)
B3本勝負:ミスティコ、マスカラ・ドラダ、ミステル・アギラvs.ヴォラドールJr、ネグロ・カサス、アヴェルノ(2−1)(DQ)
C3本勝負:ラヨ・デ・ファリスコJr、ストロング・マン、ブラゾ・デ・プラタvs.ギンガンテ・バーナード、マスカラ・アニョ・ドス・ミル、ウニベルソ・ドス・ミル(2−1)
Dカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:マキシモvs.タイチ(2−1)