CMLL:Homenaje A Dos Leyendas 4/13/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間です。
SlamBamJam製。
日本の放送より。
3/19/10の大会より。
@3本勝負:ドラゴン・ロホJr、ミステリオッソII、サングレ・アステカvs.アンヘル・デ・オロ、フエゴ、ストゥーカJr
ダイブ誤爆スポットから1本目はあっさり。
2本目も時間は短かったですがエプロン、場外とダイブ・スポット盛りだくさんで凄かったですね。
3本目は全然していないリングでの攻防を。
これまでの動きから作られたイメージを利用して、予想の裏をかいており上手かったですね。
中々良い試合。
A3本勝負:ダミアン・エル・テリブレ、テハノJr、メフィストvs.イホ・デル・ファンタズマ、マスカラ・ドラダ、ヴァリエンテ
タッグを組んでいるテハノ、テリブレが試合の中心に立ち動かしていますね。
テクニコで目立ったのはドラダ。
飛び切りのムーブを披露して会場の度肝を抜きました。
逆に他の3人が割りを食らっている部分がありますね。
メフィストは蚊帳の外気味で能力を発揮できませんでしたし、
ファンタズマ、ヴァリエンテもダイブこそ打っているものの完全にドラダに持っていかれています。
まあまあ良い試合。
レジェンドの表彰式。
B3本勝負:ブルー・パンテル、ブラゾ・デ・プラタ、ラ・マスカラvs.タイチ、奥村重雄、レイ・メンドーサJr
この面子でもプラタが入ってくると、もうプラタ+その他によるファン・マッチでしかなくなります。
グダグダ気味の進行ですね。
しかしタイチがビジュアル、持ち技、間でアピール出来ていたのは大きな収穫でしょう。
もし攻防の精度を上げて、立ち位置を鮮明にすれば普通にスターになれそうな印象を受けました。
悪くない試合。
C3本勝負:ネグロ・カサス、ヘクトール・ガルザ、マキシモvs.アトランティス、ウルティモ・ゲレロ、レイ・ブカネロ
トリオとして経験が長く安定しているルードにベースをまかせ、
そこにマキシモで3本勝負を構成する、というちょっと手抜きな内容です。
少し悪い試合。
Dミスティコ、エル・フェリノvs.ラ・ソンブラ、ヴォラドールJr
Eマスカラ・コントラ・マスカラ:ラ・ソンブラvs.エル・フェリノ
フォールされた最初の2人が次のコントラ戦にいく形式。
ルチャには珍しくコントラ戦と一体として考え展開を考えた内容になっていますね。
ヴォラドールがミスティコのお株を奪うステージ・ダイブを放つ等
ハイ・スポットを最初から散りばめています。
予想に反してあっさりとは終わらず激戦の趣が出てくると、
ミスティコ、ヴォラドールの一騎打ちも実現させます。
その後フェリノが倒したソンブラを掠め取るようにミスティコがフォールし、まずはソンブラが脱落です。
フェリノは軽く気を悪くしたものの2対1でヴォラドールを追い込みフォールすれば良いや、という考えで試合を続行。
しかしミスティコは抗争相手のヴォラドールを自らフォールしたい、という自分勝手さからカットしたりして仲間割れ。
3ウェイの攻防となりフェリノがフォールされヴォラドール対フェリノのマスク戦へ。
既に激戦模様なので1本勝負で行い、それぞれがダイブなどのハイ・スポットを打って決着です。
ブック上の展開は素晴らしかったと思いますが
普段3本勝負という枠に助けられているだけに、
段階を踏んだ試合進行が出来ていませんでしたね。
序盤が特にスポットだけが際立ちすぎており、
終盤のようなニア・フォールが早くも出るので見ていて相当に疲弊するロング・マッチでした。
また若手トップのハイ・フライヤー3人が集まった訳ですが、フェリノに持っていかれましたね。
変態キャラをやっていてもう年だし、と見る前は期待していなかったのだけど
緩急の急では相当に素早い動きを見せていますし、
バランスの良い技で流れを作っている他、最後までタフネスが切れませんでした。
試合後も他のように感傷的にならずトンボを切ってアピールした後マスクを脱ぐなどショーをスティールして見せました。
他、ミスティコのルードVerは初めて見ましたが
そこまでスタイル自体は変えず淀んだ色合いにしているので興味深かったですね。
ひとまず成功しているようです。
平均的な良試合。
.
総 評
大大会でクオリティがありますね。
またCMLL放送復活の第一弾という事で日本語実況も丁寧で良い内容です。
(執筆日:8/14/10)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@3本勝負:ドラゴン・ロホJr、ミステリオッソII、サングレ・アステカvs.アンヘル・デ・オロ、フエゴ、ストゥーカJr(2−1)A3本勝負:ダミアン・エル・テリブレ、テハノJr、メフィストvs.イホ・デル・ファンタズマ、マスカラ・ドラダ、ヴァリエンテ(2−1)
B3本勝負:ブルー・パンテル、ブラゾ・デ・プラタ、ラ・マスカラvs.タイチ、奥村重雄、レイ・メンドーサJr(2−0)(DQ)
C3本勝負:ネグロ・カサス、ヘクトール・ガルザ、マキシモvs.アトランティス、ウルティモ・ゲレロ、レイ・ブカネロ(2−1)
Dミスティコ、エル・フェリノvs.ラ・ソンブラ、ヴォラドールJr
Eマスカラ・コントラ・マスカラ:ラ・ソンブラvs.エル・フェリノ