CMLL:Guerreros del Ring 10/16/10 & 10/23/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約1時間40分です。
SlamBamJam製。
10/10/10の大会より
@エイト・ファイナル:ファビエン・エル・ギタノ、レオノvs.プーマ・キッド、ティグレ・キッド
アレナ・コリセオ・タッグのトーナメントだそうです。
テンプレートの流れに過ぎませんが、トップのトーナメントとそう変わらない。
特にひどいという訳ではないですね。
悪い試合。
Aエイト・ファイナル:カンセルベロ、ラジエルvs.メタリコ、スターマン
欠点という程ではないけれど一流所に比べると微妙に流れの伸びが弱いですね。
終盤の入り乱れた攻防からのカンセルベロらのアピール・フィニッシュは後々の事も考えると有用。
少し悪い試合です。
Bエイト・フィナル:デルタ、ディアメンテvs.ドクトル・エキス、フーリガン
エキスらルードが制圧。
デルタが1ムーブでひっくり返し、ディアメンテが凶器攻撃を受けながらも丸め込みでフォールを奪うという結末です。
逆転という盛り上がりやすい結果ですが、結果だけの試合。
悪い試合です。
Cエイトファイナル:ロコ・マックス、ヴィルスvs.アストロ・ボーイ、トゥルエノ
ただでさえ試合時間が短いのにちょこちょこと寄せ集めた内容。
無味無臭の悪い試合です。
D準々決勝:カンセルベロ、ラジエルvs.ファビエン・エル・ギタノ、レオノ
カンセルベロらルードが制圧。
統一が取れていますね。
一方でギタノらは一歩先が見えておらず負けるしかないと思わせる・・・。
スカッシュ・マッチ的でしたね。
悪い試合。
E準々決勝:デルタ、ディアメンテvs.ロコ・マックス、ヴィルス
ルード制圧から。
ヴィルスと他3人に実力差がありますね。
弱い展開に細かいミス。
悪い試合です。
F準決勝:デルタ、ディアメンテvs.カンセルベロ、ラジエル
ハイ・フライ・テクニコと制圧ルード。
定番にして両者が輝きやすい組み合わせです。
実際このトーナメントの中ではストーリーがあり一番良かったですね。
悪くない試合。
10/17/10の大会より
G決勝、3本勝負:デルタ、ディアメンテvs.アンヘル・デ・オロ、アンヘル・デ・プラタ
予定調和が強すぎますね。
試合が進むに連れある程度体の硬さは取れ
ダイブでは一定の反応を獲得する事に成功していますが、
決勝という事で長引きますと見せ方への配慮ができていなかったりと至らぬ部分を再び露呈する。
悪い試合。
Hトリオス王座戦、3本勝負:ラ・マスカラ、ラ・ソンブラ、マスカラ・ドラダ(ch)vs.アトランティス、ドラゴン・ロホJr、ウルティモ・ゲレロ
まずはレスリング。
それぞれサブミッションに対する認識が出来ていてまずまず。
相手裏からの飛び技から誤爆、ダイブと一気に片をつけます。
2本目。
それぞれ輝いていますね。
ドラダはムーブで度肝を抜き、ゲレロはヘビー級として止め役を演じる、
アトランティスは年を感じさせない程動きが機敏です。
連続ロープ・ワークから工夫した入り方でルード制圧へ。
ブカネロとのトリオでやっていた合体技でフィニッシュです。
3本目。
いきなり数珠ブレーン・バスター、3人同時ダイブでスタート。
その後ほとんどは1対1。
カットして入れ替わるものの控えがすんなり下がるので
良い事は良い物の一定のレベルで留まっており上がっていきません。
またゲレロ、アトランティスとハイ・フライヤーの間で引き立てあいが見られなかったのも原因ですね。
最後やや崩れたもののリアルさを感じさせる攻防からフィニッシュできたのは良かった。
まあまあ良い試合。
総 評
メインは良い試合でしたが爆発せず。
他はトーナメントで数だけの内容。
(執筆日:12/19/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@エイト・ファイナル:ファビエン・エル・ギタノ、レオノvs.プーマ・キッド、ティグレ・キッドAエイト・ファイナル:カンセルベロ、ラジエルvs.メタリコ、スターマン
Bエイト・フィナル:デルタ、ディアメンテvs.ドクトル・エキス、フーリガン
Cエイトファイナル:ロコ・マックス、ヴィルスvs.アストロ・ボーイ、トゥルエノ
D準々決勝:カンセルベロ、ラジエルvs.ファビエン・エル・ギタノ、レオノ
E準々決勝:デルタ、ディアメンテvs.ロコ・マックス、ヴィルス
F準決勝:デルタ、ディアメンテvs.カンセルベロ、ラジエル
G決勝、3本勝負:デルタ、ディアメンテvs.アンヘル・デ・オロ、アンヘル・デ・プラタ(優勝!)(2−1)
Hトリオス王座戦、3本勝負:ラ・マスカラ、ラ・ソンブラ、マスカラ・ドラダ(ch)vs.アトランティス、ドラゴン・ロホJr、ウルティモ・ゲレロ(2−1)