CMLL:7/28/07 & GGMの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 3本勝負:ミスティコvs.ドクトル・ワグナーJr |
2枚、約3時間5分です。
SlamBamJam製。
7/22/07の大会より。
@3本勝負:ノスフェラトゥー、サタニコ、ヴァイラスvs.ファビアン・エル・ギタノ、レオノ、トニー・リベラ
凄い動きはしませんがベテランの確かな試合コントロールと細かい技術が光ります。
若手も特にミスをせず悪くない働きです。
3本目、支配していたルードがそのまま勝つ形だったので盛り上がりには欠けるが、悪くない試合。
7/27/07の大会より。
A3本勝負:アヴェルノ、エフェスト、メフィストvs.ラ・ソンブラ、マスカラ・プルプラ、ヴァリエンテ
1,2本目はテクニコ側が攻防を上手くこなせず緩みが出ていましたね。
しかしここぞという場面で綺麗なムーブを重ねるので印象は悪くない。
鉄板のアヴェルノ、メフィストが上手く手綱を引いて支えていますしね。
3本目はトリオとして同時進行で動くスポットが多く派手に盛り上げます。
まだスポットを開発しただけで、それを試合の中でふくらませる適用段階にはないので粗いですけどね。
平均的な良試合。
B3本勝負:ネグロ・カサス、レイ・ブカネロ、サグラドvs.ダミエン666、テハノJr、ヴィジャノV
何故か1本目で花道投げがありましたが
最初から最後までもっさりと手抜きな内容です。
2本目からのルード支配も弱すぎる。
悪い試合。
C3本勝負:ブルー・パンテル、ドス・カラスJr、マルコ・コルレオーネvs.ヘクトル・ガルザ、ミステル・アギラ、テリブレ
1本目はルードが乱戦をしかけるもテクニコがトペを決めてひっくり返します。
2本目はまずまずの攻防を見せた後、定番のマスク剥ぎで2−0DQフィニッシュです。
少し悪い試合。
D3本勝負:ミスティコvs.ドクトル・ワグナーJr
ミスティコはいつもと違う入場局で登場。
1本目の試合スタイルも普段とは異なっていて受け=ダウンではありません。
適度なダメージ表現で起き上がり過激な攻防へと身を投じていきます。
1本目を取ったワグナーがインターバル中にマスク剥ぎを敢行。
ミスティコは一旦退場となりますが、これにより
定番のステージ・ダイブを2本目の頭に持ってきたのには唸りましたね。
このダイブでミスティコ自身が流血し更に雰囲気は高まります。
2本目においてはミスティコがいつものダウン・モードとなりましたが、
ワグナーは間の操り方が上手いですからね。
ドラマチックに演出していました。
3本目は一進一退の攻防ですね。
ミスティコがちょっと単発なきらいがあるものの
プロレスもかじっているワグナーが上手く技を使いこなしているので
試合は足踏みせず着実に高まっていきました。
激戦なのに最後がウルティモ・ゲレロ乱入だったのが残念ですね。
まあタッグを組んでいたワグナー、ゲレロが仲間割れした衝撃的展開とはいえ・・・。
独特のリアリティーのある過激な一戦です。
また一列目の女性客4人組が素晴らしいリアクションで試合に大きく貢献していた事も付け加えて起きます。
文句なしに好勝負。
GGM、ランボーの団体の旗揚げ戦(07)より
@3本勝負:奥村重雄、アミーゴ鈴木、花岡大輔vs.ランボー、ネグロ・ナヴァーロ、テハノJr
未熟な鈴木、花岡ではトリオで出来る事はかなり限られるし、ランボーは完全なロートル。
ナヴァーロは技術こそ健在でもトリオで場に合わせるのは難しい。
3本目の攻防もゴチャゴチャし過ぎです。
当然の如く悪い試合。
A3本勝負:プリンセサ・ブランカ、インディア・シオウクスvs.ラ・ナジ、レイヴェン・ヒロカ、ラ・セダクトラ
@よりましですが特に褒める所はありません。
悪い試合。
総評
今まで見た中ではミスティコのキャリア・ベストの試合ですね。
これは必見です。
(執筆日:9/11/10)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
D3本勝負:ミスティコvs.ドクトル・ワグナーJrワグナーが場外に出てミスティコに襲いかかる。
鉄柱にぶつける。
リングに戻す。
ドロップ・キック。
ポーズを取りアピール。
マスクに手をかけるがやめる。
ドロップ・キック。
エルボーで打ち倒す。
ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
ミスティコがスーパー・キックを打ち込み突進。
ワグナーが花道へのヒップ・トス。
ロープに走るとトペ・スイシーダで追撃。
ミスティコが何とか起き上がり突進。
ワグナーがカウンターでパワー・スラムを決め花道に叩きつける。
場外に落ちたミスティコにトペ・アトミコ。
リングに戻すとロープに走りラリアット。
パワー・ボムにつなげ1,2,3!
ワグナーが先取(3分半)!
ワグナーはインターバルなのを良い事にミスティコからマスクを引き裂き剥ぎ取る。
ミスティコは顔を隠してバック・ステージへ。
ワグナーはミスティコのマスクをなめる。
場外に出てファンの前に見せ付ける。
2本目開始のカードが出るもミスティコは現われない。
場外カウントが数えられる。
ワグナーが花道の方へ。
ミスティコがステージの手すりの外に現われる。
気づいていないワグナーにダイブ。
ミスティコは流血した様子。
ワグナーが花道下に設置されている鉄格子を外しそれを叩きつける。
リングに投げ入れる。
ロープに走りドロップ・キック。
カバーするもカウント2でやめる。
マスクを引き裂きストンピング。
エプロンに出てファンを威嚇。
リングに戻りヘッド・バッドで倒す。
起こすとヘッド・バッド。
ミスティコが場外に転落。
ファンの垂れ幕を奪いミスティコを殴り蹴りつける。
起こしてニー。
ニー。
リングに戻す。
垂れ幕をミスティコの上にかぶせる。
ロープに走りセントーン。
カバー。カウント2。
起こすとハンマー・ロックからグラウンドに転がし首に足をかける。
ミスティコが何とか外す。
ワグナーがヘッド・バッド。
コーナーにもたれさせチョップ。
コーナーに振りスプラッシュへ。
ミスティコはかわすとドロップ・トー・ホールド。
619。
ロープに走ると一回転してのサンセット・フリップで1,2,3!
ミスティコが追いつく(6分)!
場外でミスティコがワグナーを実況席に叩きつける。
椅子にたたきつける。
リングに戻す。
スナップ・メア。
マスクに手をかけ引き裂く。
ロープに走り背中に蹴り。
コーナーでアピール。
ワグナーもコーナーでアピール。
応援合戦。
ミスティコがロープに走る。
ハンドスプリングからロープに走る。
打ち上げられるもハリケーン・ラナ。
ロープに走りヘッド・シザース。
ワグナーが蹴りつけロープに走る。
ミスティコが場外へのショルダー・スルーを狙う。
エプロンに着地したワグナーにジャンピング・キックを決め落とす。
コーナーに駆け上がりダイビング・ボディ・アタック。
リングに戻りアピール。
戻ってきたワグナーに突進。
ワグナーはコーナーへのドロップ・トー・ホールド。
突進。
ミスティコがカウンターでスーパー・キック。
蹴りかかる。
ワグナーが受け止めドラゴン・スクリュー。
ロメロ・スペシャルを決める。
ミスティコは腕のロックを外し体を起こすもマットに叩きつけられる。
ワグナーがシャイニング・ウィザード。
ブレーン・バスター。
コーナーに上りダイビング・ボディ・プレス。カウントは2。
ボディ・スラム。
コーナーに上る。
ミスティコが捕まえトップ・ロープからスーパープレックス。
カバー。カウント2。
ドロップ・キックで落とす。
ロープに走りトペ・スイシーダ。
ワグナーがふらつきながらもリングに入る。
ミスティコがロープに走り飛び掛る。
ワグナーがカウンターでパワー・ボム。カウント2。
スプラッシュ・マウンテンもカウント2。
首をかっきるポーズ。
ファルコン・アロー。
カバーするがカウント2。
コーナーに上ろうとする。
ミスティコが背後から蹴りを叩き込み落とす。
コークスクリュー・プランチャ。
リングに戻る。
スライディング・キック。
エプロンからアサイ・ムーンサルトへ。
ワグナーが脚を挙げて迎撃。
場外でパワー・ボム。
リングに戻りアピール。
レフェリーとドクターは場外のミスティコの様子を見ている
ゲレロが現われワグナーに襲いかかる。
雪崩式リバース・スープレックス。
ミスティコが何とか起き上がりエプロンに上がる。
スプリングボード式ボディ・プレスで1,2,3!
ミスティコの勝利(12分)!
ゲレロが観客を煽りワグナーに襲いかかる。
マスクを剥ごうとするも関係者に取り押さえられる。
振り払いワグナーにエルボー・ドロップ。
試合結果
@3本勝負:ノスフェラトゥー、サタニコ、ヴァイラスvs.ファビアン・エル・ギタノ、レオノ、トニー・リベラ(2−1)A3本勝負:アヴェルノ、エフェスト、メフィストvs.ラ・ソンブラ、マスカラ・プルプラ、ヴァリエンテ(2−1)
B3本勝負:ネグロ・カサス、レイ・ブカネロ、サグラドvs.ダミエン666、テハノJr、ヴィジャノV(2−1)
C3本勝負:ブルー・パンテル、ドス・カラスJr、マルコ・コルレオーネvs.ヘクトル・ガルザ、ミステル・アギラ、テリブレ(2−0)(DQ)
D3本勝負:ミスティコvs.ドクトル・ワグナーJr(2−1)
@3本勝負:奥村重雄、アミーゴ鈴木、花岡大輔vs.ランボー、ネグロ・ナヴァーロ、テハノJr(2−1)
A3本勝負:プリンセサ・ブランカ、インディア・シオウクスvs.ラ・ナジ、レイヴェン・ヒロカ、ラ・セダクトラ(2−1)