Classic Lucha:1993 Vol.11の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約1時間50分です。
SlamBamJam製。
@トライアングラー・マッチ:エル・サタニコvs.ピラータ・モーガンvs.ジェリー・エストラーダ(AAA 11/27/93)
まずはサタニコ、エストラーダが組みエストラーダを甚振ります。
エストラーダが反撃してカウント3を奪いサタニコ対エストラーダというシングル対決に。
ただそこまで慌てずお互いルードとしてドライに対応しています。
マイナス要素が特にあった訳ではないが
3ウェイでストーリーを描くにも、シングル対決するにも魅力が足りません。
またシングル対決はわざわざ3本勝負にする必要もなかったですね。
悪い試合。
A3本勝負:シコシス、ヘビー・メタル、ジェリー・エストラーダvs.ヴォラドール、ミステリオッソ、レイ・ミステリオJr(8/28/93)
ダイブを暗示するような場面を織り交ぜながら
個々が大きなムーブを繰り出しています。
またミステリオXシコシスが将来を予感させるようなドミネイト関係を見せていましたね。
最後は場外で控えが乱闘して絵を作ってフィニッシュ。
トップ選手ではないが故の弱さもあるがクオリティの高い内容となっています。
平均的な良試合。
B3本勝負:オクタゴン、ブルー・パンテル、エル・イホ・デル・サントvs.エディ・ゲレロ、アート・バー、フエルザ・ゲレラ(8/28/93)
しつこく威嚇しあってようやくスタート。
軽いリズミカルな攻防を繰り広げます。
その中でパンテルがバーのバンダナを奪い取って盛り上げました。
パンテルとサントという豪勢な連携技、ダイブからフィニッシュです。
2本目はルードが乱闘に持ち込みます。
支配後もフロッグ・スプラッシュ等魅力的な技をちゃんと見せている所がエディらしいですね。
3本目、ルードがマスクを剥ごうとするもテクニコが反撃しリングで殴りあいます。
ここからじっくりやってくれたら良かったのですけどね、
バーがパンテルにツームストンを決める形で短時間でまとめあげました。
平均的な良試合。
Cラ・レヴァンチャ:コナンvs.ジェイク・ロバーツvs.シエン・カラス(8/28/93)
レヴァンチャとはリターン・マッチの意味。
もう1度やってくれるな、というカードですけど。
・バーが乱入しコナン襲撃。
・コナンがカラスを許し控え室に帰らせる。
・その間にアグアーヨ乱入しロバーツに襲いかかるも返り討ちにあう。
・最後はロバーツのロー・ブローで反則。
・小さい蛇を見せて終わり。
ブックに書かれたそれだけを行い、まるで試合しない空っぽの内容です。
悪い試合。
D3本勝負:ペロ・アグアーヨ、オクタゴン、エル・イホ・デル・サントvs.ヘビー・メタル、ラ・パルカ、アート・バー(11/13/93)
1本目はルードがすぐに仕掛けて1本。
2本目は乱戦の中でリセット。
3人同時フォール系を重ねてフィニッシュしますが
それまでに攻防をしてないのだから効果的ではありません。
3本目。
1対1の攻防ではあるけれどアグアーヨが実に邪魔ですね。
彼が入れ替わりに関わる毎に別次元になる。
悪い試合です。
総評
LA興行の良い試合はあるが特筆すべきものではないですね。
(執筆日:10/1/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@トライアングラー・マッチ:エル・サタニコvs.ピラータ・モーガンvs.ジェリー・エストラーダ(AAA 11/27/93)A3本勝負:シコシス、ヘビー・メタル、ジェリー・エストラーダvs.ヴォラドール、ミステリオッソ、レイ・ミステリオJr(2−1)(8/28/93)
B3本勝負:オクタゴン、ブルー・パンテル、エル・イホ・デル・サントvs.エディ・ゲレロ、アート・バー、フエルザ・ゲレラ(2−1)(8/28/93)
Cラ・レヴァンチャ:コナンvs.ジェイク・ロバーツvs.シエン・カラス(DQ)(8/28/93)
D3本勝負:ペロ・アグアーヨ、オクタゴン、エル・イホ・デル・サントvs.ヘビー・メタル、ラ・パルカ、アート・バー(2−1)(11/13/93)