Classic Lucha:Best of 1989の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ライト・ヘビー級王座戦、3本勝負:ピラータ・モーガン(ch)vs.ブラゾ・デ・オロ (CMLL 11/16/89)
オロは体格に似あわぬ軽快なリズムからタイミング良く相手に仕掛けます。
モーガンはそれを受けた上でゆっくり変化させます。
良い関係性にありましたがそこから特に何か生まれる事はありませんでした。
盛り上げてから戻す際はきっちりレスリング要素を組み込んだりと安定はしていましたけどね。
終盤の締め方はもう少しメリハリつけてやらないとわざとらしさが目立つ。
2本目は一気に動きを落としての攻防。
テクニコのオロが先取している事もあって盛り上がれる場面は少なめ。
3本目。
2本目のフィニッシュでオロが脚を痛めている設定。
これが焦点になってきます。
オロが攻めている間に時間を稼いで
脚のダメージを癒しているのは良いですね。
仕返しで脚狙いをやり返しダイブ、飛び技とつないでボリュームを稼ぐのも王道です。
しかし残念ながら動きにキレがなく
最後のスリーパーもありグダグダな印象が残りました。
平均的な良い試合。
(執筆日:?/?/12)