TOPルチャ・リブレAAA 1996年 →AAA:1/20/96 & 1/22/96

AAA:1/20/96 & 1/22/96の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦、3本勝負:シコシス、フベントゥー・ゲレラvs.ヴォラドール、エル・メキシカーノ

1枚約1時間45分です。
SlamBamJam製。

1/12/96の大会より
@3本勝負:オクタゴン、ラ・パルカ、マスカラ・サグラドvs.ピエロスJr、ペンタゴン、キラー
 乱戦から始まったこの試合。
 ヒートし過ぎてオクタゴンからロー・ブローするし
 パルカが奇妙な動きをしても冷めずに血祭りとなるしで
 そのまま乱入などで終了します。
 抗争途中のためのもので試合としてはひどいですね。

Tijuana 12/25/95の大会より
Aノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・ケージ:ウルトラマン、レオン・ネグロvs.シコシス、ハロウィーン
 試合開始後数分にしてロープの存在の大きさが浮き彫りになってきます。
 凶器の追加と1人が脱出し1対2になるというクライマックスの見せ方で
 しっかり成立させましたが物珍しさが先行しているのは否めません。
 平均より少し上。 
 試合後シコシスとハロウィーンはウルトラマンとネグロを観客席裏に磔にします。
 
1/12/96の大会より
Bルドクスオール、サンデルバルド、ヴェノム、ボーメラングvs.ミステル・コンドル、マラブンタ、ロッキー・サンタナ、エル・ブロンコ、エル・ドゥエンデ
 スピード感ある展開でダイブも豊富に繰り出されます。
 トルネオ・シベルネティコを思わせますね。
 どうしても面子の関係で粗いですが
 それなりに頑張っていましたね。
 全員でロープ・ワークをしたのには笑った。
 只フィニッシュがひどいですね。
 控えがレフェリーの制止を無視して蹴りまくったため反則というもの・・・。
 平均より少し上。

Cタッグ王座戦、3本勝負:シコシス、フベントゥー・ゲレラvs.ヴォラドール、エル・メキシカーノ
 まず最初の顔合わせから分かるのです が・・・
 シコシスは非常に良い動きを見せて好調でしたね。
 この後も上手く試合にテンポを与え、またハードな受けもしています。
 それに比べるとフービーはいまいち相手との意思疎通が上手くいっていません。
 試合が進むにつれ目立った物はなくなりましたけどね。
 さて全体から見ると試合はロープを多用したスピードのある攻防が主で
 8分、7分半、10分半というどの本にも時間をかけており、かなりボリューム感ある内容になっています。
 2本目の肩車、ダイブ、ロメロ・スペシャルを使った盛り上げ方や
 ちょっとしたタッグのインサイド・ワーク、
 大技を惜しげもなく繰り出しながら冗長に感じさせなかった3本目など素晴らしかったですね。
 他と比べると飛びぬけた凄さではなく
 試合時間の長さに因る所が大きいですけれども
 ぎりぎり好勝負としてよいでしょう。

総評
 これもCに興味があれば、ってとこですね。
 強くお勧めできる程ではありません。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Cタッグ王座戦、3本勝負:シコシス、フベントゥー・ゲレラvs.ヴォラドール、エル・メキシカーノ
  シコシス対メキシカーノで試合開始。
  ロープ際で体勢を入れ替えあった後メキシカーノが後ろに投げる。
  場外に出たシコシスを追って威嚇。
  両者リングに戻る。
  シコシスがドロップ・トー・ホールドからチン・ロック。
  メキシカーノは背負って起き上がると背中から倒れレッグ・ロック。
  反転させるとサーフボード・ストレッチを決める。
  シコシスは起き上がると脚を取って倒す。
  起こすとロープに振りヒップ・トスを狙う。
  メキシカーノがアーム・ドラッグに切り返すとシコシスは場外へ。
  フービー対ヴォラドール。
  フービーはエプロンに出て間を外そうとする
  ヴォラドールが髪を掴む。
  リングに戻る。
  ヴォラドールが腕を取る。
  バックを取りジャーマン。カウント2。
  フービーは場外に出る。
  リングに戻る。
  ヴォラドールは距離をつめると脚をかけて倒す。
  フービーがフロント・ヘッド・ロック。
  ヴォラドールがリスト・ロックに返す。
  フービーがハンマー・ロックに返す。
  ヴォラドールが跳びあがり首投げに返す。
  フービーがロープに走る。
  ヴォラドールがバック・ブリーカーを狙うもミスした様子。
  フービーが起き上がり蹴りつける。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  起こすとヒップ・トスで倒そうとする。
  ヴォラドールが防いでヒップ・トス。
  フービーは倒すとロープに走る。
  伏せたヴォラドールを飛び越えると顔に張り手。
  ヴォラドールも打ち返す。
  何かの攻撃で相打ちになった様子。
  フービーが倒してレッグ・ロック。
  転がってそのまま場外に落ちる。
  両者レッグ・ロックを決めている状態だったが
  レフェリーに言われて離しリングに戻る。
  (カット?)
  フービーが619のフェイク・ダイブからメキシカーノにブランチャを狙う。
  メキシカーノは避けると着地したフービーにクローズライン。
  リングに戻ろうとエプロンに上がる。
  シコシスがメキシカーノにドロップ・キックを決め落とす。
  ヴォラドールがリングに入る。
  シコシスがロープに走る。
  ヴォラドールは脚を蹴り払ってシコシスをロープに激突させる。
  シコシスが起き上がりクローズライン。
  ヴォラドールとシコシスが相手に向かって走る。
  ヴォラドールが飛びついて丸め込み1,2,3!
  メキシカーノがロープに走ったフービーを背中に担ぐとエレクトリック・チェアー。
  セントーンからカバーし1,2,3!
  メキシカーノ、ヴォラドールが先取する(8分)!

  フービーはロープに走るとメキシカーノに体当たり。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  メキシカーノがサンセット・フリップに返す。カウント2。
  メキシカーノがブレーン・バスターの体勢からフェイス・バスター。
  パワー・ボムからエルボー・ドロップ。
  カバーするもシコシスがカット。
  フービーが自陣に這い寄るもメキシカーノが捕まえる。
  持ち上げロープに落とす。
  蹴り落とすとロープに走る。
  シコシスが入ってきて横からクローズライン。
  ボディ・スラムを決めるとエプロンからロープ越しに飛びセントーン。
  カバーするもカウント2。
  メキシカーノが自陣に這いよりタッチするも
  シコシスがすぐ引き離したためレフェリーは認めず。
  シコシスがヘッド・ロック。
  メキシカーノはサイトウ・スープレックスに返すとヴォラドールと交代。
  シコシスがヴォラドールにドロップ・キック。
  コーナーに崩れたヴォラドールに突進する。
  ヴォラドールは避けて自爆させるとコーナーに走る。
  コーナーを使って後ろに飛ぶとアーム・ドラッグ。
  ロープに走ったシコシスにモンキー・フリップ。
  ロープに走ったシコシスを打ち上げ場外に落とす。
  場外に下りるとダウンしているシコシスを蹴りつける。
  フービー対メキシカーノ。
  フービーが不意をついて低空ドロップ・キック。
  ブレーン・バスターを狙う。
  インサイド・クレイドルへの返しをつぶす。カウント2。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  担いで叩きつけるとムーンサルト。カウントは2。
  クルーシーフィックスもカウント2。
  フロント・ヘッド・ロックを決めるとシコシスにタッチ。
  シコシスはコーナー上から飛び殴りつける。
  パワー・ボムを狙う。
  ハリケーン・ラナへの返しをつぶす。カウントは2。
  パワー・ボムを狙う。
  メキシカーノが再びハリケーン・ラナに返そうとする。
  シコシスが体勢を入れ替える。カウントは2。
  メキシカーノはボディ・スラムを決めるとダイビング・セントーン。
  カバーするもフービーがカット。
  フービーがメキシカーノを殴りだす。
  ヴォラドールが入る。
  フービーがロープに走る。
  ヴォラドールは脚を蹴り払ってロープに激突させる。
  ロメロ・スペシャルを決める。
  シコシスがカット。
  シコシスがロープに走る。
  ヴォラドールがアーム・ドラッグを連発し肩車される状態になる。
  シコシスはコーナーに落としてぶつける。
  肩車される状態にいく。
  メキシカーノがシコシスにミサイル・キックを決める。
  ヴォラドールがシコシスにロメロ・スペシャルを決める。
  メキシカーノはフービーを落とすとダイブを狙うも逃げられる。
  シコシスは腕を外すも垂直な状態でかかり続ける。
  耐えられたのでヴォラドールは諦めマットに叩きつける。
  フービーがヴォラドールに襲いかかる。
  メキシカーノがフービーを羽交い絞めにする。
  ヴォラドールがドロップ・キックを狙うも避けられ誤爆。
  メキシカーノは場外に落ちる。
  フービーがヴォラドールをロープに振ろうとする。
  ヴォラドールが振り返しクローズラインへ。
  フービーは避けるとその先にいたメキシカーノにトペ・スイシーダ。
  ヴォラドールはエプロンに上がってきたフービーを捕まえようとする。
  フービーは逆に張り手を決めるとスプリングボード式スピン・キック。
  カバーし1,2,3!
  フービーはコーナーに上ったメキシカーノに雪崩式アーム・ドラッグ。
  ダイビング・レッグ・ドロップを決め1,2,3!
  これで1−1になる(7分半)!
  
  シコシスがヴォラドールにいきなりドロップ・キック。
  パワー・ボムを決める。
  続けてフービーがダイビング・ボディ・プレスを決める。カウントは2。
  フービーがヴォラドールにDDT。
  カバーするもカウントは2。
  担ぎ上げマットに叩きつけるとダイビング・レッグ・ドロップへ。
  ヴォラドールは避けて自爆させるとカバー。
  シコシスがレフェリーの手を掴んでカウント3ならず。
  ヴォラドールはフービーをロープに振るとパワー・スラム。
  シコシスがカット。
  ボディ・スラムを決めるとコーナー上からダイビング・ボディ・プレスへ。
  ヴォラドールが避け自爆させる。
  メキシカーノが入りシコシスにロメロ・スペシャルを狙う。
  フービーがメキシカーノにサンセット・フリップを決める。カウント2。
  メキシカーノがフービーにフェイス・バスター。
  セントーンを決めカバー。カウント2。
  張り手を決め追い出す。
  シコシス対ヴォラドール。
  ヴォラドールがロープに走る。
  伏せたシコシスにキャメル・クラッチを決める。
  フービーが入りヴォラドールを突き飛ばしカット。
  ヴォラドールがシコシスにインサイド・クレイドル。カウント2。
  ロープに走る。
  シコシスはカウンターでドロップ・キックを決める。
  ヴォラドールは転がってメキシカーノに交代。
  シコシスは不意をついてメキシカーノにドロップ・キック。
  パワー・ボムを決めるもカウントは2。
  もう1発狙う。
  叩きつけれずおろすような形になってしまう。カウント2。
  メキシカーノは転がって場外に出る。
  フービーはヴォラドールをコーナーに振る。
  フェイス・バスターを決めカバー。カウント2。
  シコシスとフービーはヴォラドールをコーナーに振る。
  シコシスが突進するも避けられ鉄柱に激突・転落する。
  ヴォラドールがシコシスにアサイ・ムーンサルト。
  メキシカーノがフービーにドロップ・キック。
  シットダウン・パワー・ボムで1,2,3!
  シコシスが何とかリングに入る。
  メキシカーノがシコシスをコーナーに振りクローズライン。
  コーナーにのせるとトップ・ロープからのスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  クルーシーフィックスもカウント2。
  ツームストンの体勢に持っていく。
  シコシスがばたつき股間を殴りつける。
  メキシカーノは禁止技をしようとした、として反則になった様子。
  シコシスはメキシカーノとヴォラドールを場外に落とすとトペ・スイシーダ。
  ヴォラドールを連れコーナー上へ。
  雪崩式ボムを決めるもメキシカーノがカット。
  シコシスはメキシカーノにドロップ・キックを決めて落とすとムーンサルト。
  リングに戻るとヴォラドールをカバー。1,2,3!
  シコシス、フービーの勝利(10分半)!

試合結果

@3本勝負:オクタゴン、ラ・パルカ、マスカラ・サグラドvs.ピエロスJr、ペンタゴン、キラー(2−0)(DQ)
Aノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・ケージ:ウルトラマン、レオン・ネグロvs.シコシス、ハロウィーン
Bルドクスオール、サンデルバルド、ヴェノム、ボーメラングvs.ミステル・コンドル、マラブンタ、ロッキー・サンタナ、エル・ブロンコ、エル・ドゥエンデ
Cタッグ王座戦、3本勝負:シコシス、フベントゥー・ゲレラvs.ヴォラドール、エル・メキシカーノ(2-1)